ども。
ズボンのベルトを忘れ、結束バンドでズボンを留めた担当ちゅんです。
先週金曜、噴火湾パノラマパーク「パノラマ館」にて新しい情報機器の設置作業を行いました。
これまで、パノラマ館には来館者の方が自由にインターネットを閲覧できるものとしてKiosk端末を設置していました。5年くらい前はそれなりに高価だったタッチパネル式の液晶モニタを設置し、キーボードやマウスを用いずに操作できる機器です。これが、Windows XP 端末であったこと、さらに全営業時間フル稼働したことでの消耗などにより、このたび残念ながら引退となりました。
その代わりに導入したのが、Apple社のタブレット「iPad」です。機器の説明はいまさらここでするまでもありませんが、決め手となったのはアプリケーション「Kiosk Pro」の存在でした。
その名のとおり、iPadをKioskに変貌させるアプリ。あらかじめ指定したウェブサイトのみを表示させたり、時間経過で自動的にホームに戻る設定ができたりと、これがあるからKioskとして利用できるという優れものです。このアプリと、iOS標準の「アクセスガイド(特定のアプリしか使えないようにする機能)」を組み合わせることで、完璧な状態に仕上がります。
さて、あらかじめ設定を終えた端末を現地に持ち込み、設置作業。タブレットなのでポンと置いてお終いと思いきや、ここからが結構苦労しました。まず、盗難防止のためにセキュリティワイヤーを取り付けます。iPadにはセキュリティワイヤーの取り付け穴がありませんから、これを取り付けられるようにサードパーティ製のケースも調達。もともとのKioskがあった机にワイヤーを固定します。
・・・が、机は備え付けでワイヤーを通す場所が見つからず。試行錯誤してようやく固定できましたが、想定外の作業となりました。
次に充電。Kioskは常にスイッチを入れた状態で運用するため、そのままではバッテリーが尽きてしまいます。今回は、ワイヤーと充電ケーブルを結束バンドで固定、スパイラルチューブで束ねて常に充電機に接続した状態での利用としました。
・・・が、iPadの純正充電ケーブルは長さが短く、急遽「USBの延長ケーブル」が必要に。業者さんは慌てて100円ショップに走りました。
とまあ、いつもどおりのドタバタで、結局のところ閉館時間ギリギリまでかかってようやく設置完了となりました。
仕上がったところで記念撮影。なかなかお洒落な雰囲気です。これまでの端末と比べて「使ってみようかな」という気にさせるところが、さすがiPadだと思います。パノラマ館に来館時にはぜひ便利に利用ください!
写真では1台ですが、2台設置しています。便利にご利用ください!
(投稿者:ちゅん)