ども。
初対面の方に「ブログ見てますよ!」と話しかけられると変な汗が出る担当ちゅんです。
本日はとある小学校にお邪魔して、今年度整備のルータやアクセスポイントの設定。壁に穴をあけたり、天井のジプトーンを外したりといった、いわゆる「音の出る作業」は全て夏休み中に終わっているのですが、細かな作業がまだ少し残っていました。
それにしても、昨今の小中学校のICT環境は大きく様変わりしています。当町の場合、従来はPC教室にデスクトップPCをずらっと整備し、先生用のPCから授業支援ソフトで全台をリモート制御といったパターンで整備を行ってきました。それが今では、各教室でノートPC(もちろんインターネットも)を使いたいという要望は当たり前で、もう一歩進んだ学校では「タブレット(なぜか林檎が多い)」の導入が検討されています。
そうなると、当然、ネットワークの足回りが不足してしまいます。各教室までLANケーブルを引きまわし、そこにアクセスポイントを設置するといったことが、今ではメインの工事として行われるようになりました。そういう時代なのでしょうね。
さて、そんな外勤先での出来事。LAN配線を切り替えるために通信機器を設置している部屋に入ったのですが、そこには見慣れない張り紙が。「ネットワーク不具合時は・・・」というタイトルなのですが、もちろん私が作ったものではありません。
ですが、内容を確認すると、どう考えてもいつかの時点で私が(もしくは上司92氏が)対処法としてレクチャーしたものであることがわかります。かなり強引な手法ですし、改まって張り紙にされてしまうとかなり恥ずかしいものがありました。
そもそも、ネットワークの保守を担当している立場からすれば、ネットワークが不具合を起こすこと自体が本来あってはならないこと。それが、こんな張り紙になってしまうということは、それだけ多くの不具合にみまわれたということなのでしょう。
今回、この学校では念願の「802.11n」に対応したアクセスポイントを導入できましたし、ネットワークトラブルも少しは減るのではないかと期待しています。いつかこんな張り紙が必要なくなる日が来ると嬉しいです。
「おかしいときはリセット」は基本ですが、まさかマニュアル化されるとは思いませんでした。
(投稿者:ちゅん)