ども。
朝晩の冷え込みに怯み、防寒着の心配をはじめた担当ちゅんです。
さて、情報政策室ブログとして、この話題をスルーするわけにはいかないでしょう。そうです、先日MSから発表された「窓10」です。
現行は「8.1」が最新、てっきり次のバージョンは「9」だと思ったら「10」だったという、今年一番のサプライズだったわけですが、インターネット上では「9(ナイン)は無いんか!」なんて話題で持ちきりですね。
そうこうしていると、すでに「Technical Preview」がダウンロード可能になるなど、次期OSに対する力の入れ方と期待の大きさが窺い知れます。
「Technical Preview」とは、その名のとおり「評価版」のOS。基本、開発者向けではありますが、いち早く次期OSを見てみたい方は登録さえすればどなたでもダウンロードして使ってみることができます。我が社も、一応「組織のICT担当部門」ですから、これをダウンロードし、テスト機にインストールしてみました。
用意した機械は、今や骨董品の様相を呈している「窓XP」マシン。CPUはCeleronで、メモリは2GB、HDDに至っては80GBという、ひどいスペック。これに窓10をインストールしてみたらどうなるのか、という興味もありました。
(もちろん、個人でこれを試す場合は、既存の環境はそのままにしてHyper-Vなどを利用した仮想環境にインストールする方がスマートかと思います)
早速、ISOをダウンロードし、DVDに焼きました。これをXPマシンからブートしようとするも、なぜかNG。仕方が無いのでXP上からSetup.exeを叩いてみますが、「有効な32bitアプリケーションではない」とか何とかってエラーが出て、先に進むことができませんでした。そうですか、XPではだめですか。
やむなく、XPマシンに一度 7 をインストールし、そこから10のSetup.exeを叩いてみると、こんどは見事インストーラーが走り出しました。いくら32bitとはいえ、さすがにXPでは無理があったようです。
小一時間ほど放置しておくと、窓8っぽい雰囲気の画面がいくつか表示されたのちに無事インストール完了。初めて目の前に現れた「窓10」のデスクトップを見て、第一声は「うぉー!スタートメニューあるぜ!」でしたね。その後、色々と触っていましたが、普通に窓7のように使うことのできるOSだと感じました。
7がリリースされたとき、私は「XPとvistaの良いとこ取り」と感じたのですが、10はまさに「7と8の良いとこ取り」な仕上がりになっているのではないでしょうか。
これから、業務用アプリケーションなどの動作試験を行い、次年度以降の機器調達を組み立てていくことになるのですが、なぜか、無性にホッとしてしまったのはなぜなんでしょうね。7から卒業する目途が立ったからでしょうか。
スタートメニュー復活!
(投稿者:ちゅん)