ども。
ようやく少しずつデスクワークができる余裕が出てきた担当ちゅんです。
とはいえ、デスクワークができるということは「積み残し」の処理もあるということで。「そのうちにやらなければ」と後回しにしていた案件を精力的にこなしています。
昨日は某施設に設置しているレーザープリンタの保守へ。定着ユニットの交換時期というエラーメッセージが表示され、印刷するたびにピーピーうるさいとのこと。しかも、毎回「オンライン」ボタンを押さなければ印刷されないという迷惑甚だしいプリンタなのでした。
当初、メーカーに頼んで保守することも考えたのですが、見積書を見て絶句。当たり前かもしれませんが、部品代よりも作業員の工賃や出張費の方が高い。もろもろの経費で、もしかしたら安価なプリンタが買えるのではないかといった金額になってしまいました。こうなれば仕方がありません。にわかSEの出番です。
幸いにも、定着ユニットはリビルド品が販売されていました。これを調達し、現場作業を実施します。
現場に到着し、まずは状況確認。どうやら定着ユニットはオレンジ色の爪2箇所で固定されているだけのようで、これをパチンと外して、ユニットを筐体から引き抜き、交換品と入れ替えるという作業のようです。ドライバーさえ不要な作業・・・。この作業だけで本当に○円も取るのか?と、愚痴を言いたくなります(でも、そもそもそういう業界ですから愚痴っても仕方がありませんね)。
気を取り直して作業開始。さっそく、爪を外・・・・・・れません!コツがあるのかもしれませんが、力任せに外そうとしたところ、「バギッ」と嫌な音が。現場に立ち会っていた職員からも「あっ!」と声がでました。はい、やってしまいました。見事、オレンジ色の何かが目の前に転がっています。でも、こんなことではめげません。「何か?」という余裕の表情で作業を進め、ちょっと掴みづらくなった爪を元に戻して、作業終了です。これには周囲も苦笑いです。
さて、定着ユニットは交換できました。仕上げはプリンタ側の「カウンターリセット」です。これまた、どこから手に入れたのかわかりませんが、なぜかメーカーの保守要員しか知り得ない「メンテナンスモード」への入り方の説明書が。これによって、普通は触ることのできない定着ユニットのカウンターリセットが可能になるみたいです。で、あっさりクリアを実施して、プリンタは元通りになりました。
何回も言いますが、本当にこれだけであの金額を?そもそも、取り外した定着ユニットが本当に交換を必要としているのかも怪しいところ。単純に、既定の枚数を超過したから交換せよと言っていただけのような・・・。まあ、その辺は大人の事情もあるのでしょう。いずれにしても、今回の作業でかなりの予算削減につながったことは間違いなさそうです。
プラスチックは劣化するものです!
(投稿者:ちゅん)