タグVLANを使う

新年度予算の作成に追われています。もう一つの机の方の仕事も、佳境に入ってきました。自然に移動は小走りになりがちな、今日この頃です。頑張らねば!!これだけで、もうお腹一杯なのに・・・なのに「選挙」です。その準備も気になり始めました。

八雲町選管は投票当日(14日)に、事務所を役場庁舎から開票所となるシルバープラザと言う施設へ移動します。移動先の事務所(部屋)には、既に臨時電話の工事も終わりました。しかし、今回の選挙は急だったこともあり、この施設は前日の13日に貸出予約済なのでした。当然、開票所の諸々な準備は14日当日の朝からとなります。ある意味、一発勝負?まあ、時間はそれなりに十分ありますけど・・・。

今回、事務所まで2種類のネットワークを使う予定です。この準備も我々の仕事となります。1本は既に配線済みなのですが、期日前投票状況を「紙」ではなく「画面」でも確認するために、もう1本必要になりました。サーバ室からこの事務所まで約80mでしょうか。露出では引きたくありません。無線も無理っぽい?もっとも、この業務に無線は使いたくありませんし。そこでタグVLAN(IEEE802.1Q)でケーブルを2本化することにしました。L2スマートHUBを2個用意し、取説どおりにVLAN IDとPVIDを設定して試します。・・・上手くいきません!!悩んで、取説を隅々まで読みまくり、やっと分かりました。VLAN aware Enabled にチェックを入れなければならないようです。5番ポートをタグポートにして、VLAN1とVLAN2に区分けします。イイ感じです。多分、これで良いはずです。

ちなみに、今回登場のスマートHUBも、残念ながら一流どころではありません。CG-SSWで始まる型番だったりします。でも、1000BASE-T対応です?

タグVLAN
5番がタグポートで、赤組と灰色組に分けて使えます。

(投稿者:92)

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Ultrabook

ども。
あと20日で今年が終わると思えない担当ちゅんです。

さて、とある部署から来年度調達を予定しているPCのことで相談を受けました。
そのPCは、特定の目的のために導入するもののようなのですが、条件を聞くと「軽量」「薄型」「バッテリー駆動時間長い」「画面にペンで書き込みができる」「MSオフィス導入」とのこと。普通なら「そんな豪華なPC認められません!」と一蹴するところですが、その目的の達成のためなら致し方ないかなといった特殊事情なのです。

では、実際の調達の際はどのようにしたらよいのでしょう。ここでポイントになるのが「Ultrabook」です。
Ultrabookというのは、インテルが定めている要件に当てはまった場合のみ謳うことのできるカテゴリー。これ、あまり知られていないようですが、要件は結構細かいのです。

 ・第4世代Core iシリーズプロセッサのUシリーズ・Yシリーズを搭載
 ・厚みは23mm以下
 ・最低80MB/sのストレージ読み取り性能
 ・動画の連続再生6時間以上および窓8のアイドル状態維持9時間以上のバッテリー性能
 ・ハイバネーション状態からの3秒以内の復帰
 ・マルチタッチ対応ディスプレイ
 ・Wi-Fi 機能の搭載
 ・音声認識機能の搭載
 ・Intel Wireless Display(WiDi)機能の搭載
 ・Intel Smart Connect Technologyの搭載
 ・USB 3.0または、Thunderbolt端子の搭載

これが現在、第3世代Ultrabookとして必要とされる機能要件。かなりハードルが高いように感じますが、逆に言えばUltrabookと銘打ってリリースされているPCであれば、最低でもこれらをクリアしているという安心感が得られるというわけです(その代わりお値段も良いです)。

そこで、最初の話に戻りまして、つまり私が聞いた条件に照らし合わせると、結局は「Ultrabookを調達したい」という話で全てが決着がついてしまうことになります。通常、PCの調達では「CPUは・・・」「メモリは・・・」など項目ごとに事細かな指定をするのですが、今回の場合は「Ultrabook(第3世代)であること」「MSオフィスを導入すること」の2行で終了してしまうかもしれません。
それにしても、実にうらやましいです・・・。私も職場でUltrabookを使って仕事をしてみたいものです。

Ultrabook
ちなみに、今の主流はノート・タブレットを兼用できる「2 in 1」みたいです。

(投稿者:ちゅん)

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ウェブサイトの多言語化

今年中にリニューアル予定の、とあるウェブサイトの評価用URLが送られてきました。幾つかのコンテンツで、イメージ(写真)が無いとか、説明文のボリューム不足しているとか、多少?の手直しも必要ですが、なかなか垢抜けたイイ感じとなっています。

今回のウェブサイト構築では、ウェブカメラと多言語化がメインとなっています。時々ブログでも書いていましたが、ライブカメラ(動画)が2カ所と静止画カメラ(10分毎更新)は、既に調整も終了し公開を待つばかりになっています。少し残念なのがバックボーン回線がADSLな事でしょうか。Asymmetric(非対称)ですものね・・・肝心な上りが遅い。致し方ありません。

さて、もう一つの目玉は、ウェブサイトの多言語化です。最近、海外からのお客様も多くなり必要性を感じていました。異国で母国語で表示されると、親しみも湧きますよね。今回は英語をはじめ、ロシア語、韓国語、中国語2種と盛り沢山となっています。コスト見合いからgoogle翻訳なので、それなりなのかも知れませんが、全ページの他言語表示が可能なことと、日本語を直せばリアルタイムで連動するのが最大の利点でしょうか。機械翻訳なので、仕方ないよね!って笑いながら「意味」を汲んでもらえれば幸いです。

ちなみに、CMSはWPらしいです。コストパフォーマンスに優れたウェブサイトの公開をお楽しみに。Coming Soon!!

他言語化
いよいよグローバルなウェブサイトになって来ました。

(投稿者:92)

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林檎の手紙に悪戦苦闘

ども。
平常心を心掛けたい担当ちゅんです。

先日、某所にてメールの設定を請け負いました。「新たにアカウントを発行したので、メーラーに設定するだけだから」という簡単なお仕事・・・のはずでした。

現場に到着し、「どのPCですか?」と確認すると、案内された先には立派なコンピュータが鎮座しておりました。惚れ惚れするような筐体、美麗なモニタ、Bluetoothで接続されたマウスとキーボード。そう、そこにあったのは「林檎」だったのです。

でも、設定自体は窓だろうが林檎だろうが同じです。Mailアプリを起動して、アカウントを追加します。POPサーバ、SMTPサーバ、ユーザー名にパスワード。ひと通り設定して送受信のテストをしてみたのですが、なぜかエラーが返ってきます。サーバーが見つからないといった類のエラー。どこかで間違えたかと思って、もう一度設定してみてもやはり状況は変わりませんでした。

「もしかしてアカウントを作成したときに間違ったのかも」と思い、近場にあった窓機に設定してみると、ちゃんと送受信できます。ますます原因がわかりません。
認証がらみかなと思って、色々と設定の組み合わせを試してみるも、なかなかビンゴしません。その作業の傍らでは、職員の方が心配そうな眼差しで私を見ています。

時間だけが過ぎ去っていきます。こうなれば仕方がありません、奥の手で「雷鳥」をインストールしてみます。こっちは、サーバーに対して事前にテストを行ってくれるので、いちいちアカウントを作り終える必要がありません。
POPとSMTPのホスト名、ユーザー名、パスワードを入力。ポート番号、SSL、認証方式はとりあえず自動にしてテスト実行。・・・やはりエラーが返ってきます。それでもめげずにもう一度やってみます。すると、なぜか突然サーバーとの通信が可能に。アカウントが作成されたところまできました。

でも、なぜかSSLはSTARTTLSに、認証方式はKerberos/GSSAPIになっています。今度はこのせいで「認証に失敗しました」みたいなエラーが出たので、これらを全て「なし」に変更。すると何事も無かったかのようにメールの送受信が完了しました。

「ぽかーん」

まさにそんな感じです。いままで何度同じ設定を試してもダメだったのに、なぜか突然通るようになってしまいました。ちなみに、ダメだったときにそもそもインターネットは繋がっていたのか?とか、そういう初歩的なミスは犯していないはず。まさに原因不明、林檎だけになおさら意味不明だったのでした。メールの設定だけで1時間半!ある意味、貴重な経験をしました。

雷鳥
まさに「癖がある」以外の何物でもないといった感じでした。

(投稿者:ちゅん)

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高所作業車に乗る

前回のwhiteoutのイメージが「素晴らしい!」と大好評でした?・・・もしかして、皮肉だったのかな?さて、問題のネットワークカメラ君は、昨日朝から何も無かったように動作を始めました。やはり、電源が元から切られていたのが原因でした。凍結や結露等の障害も無く、ホントに良かったです。意外と丈夫なのかな?まあ、この位で壊れたら問題ですけどね。

さて新年度、防災目的等でネットワークカメラを数カ所に設置する予定なのですが・・・。何時も頭を悩ますのが、通信回線です。基本、多少のイニシャルがかかっても、ランニングを抑える方針です。なので無線、それも自営の2.4GHzが頭をよぎります。そんな訳で、今日は朝から伝搬調査となりました。業者さんにお願いして、カメラ設置予定の場所で、バケツに乗せてもらいました。双眼鏡を首から下げ、使用予定のコンクリート柱と同じ11mまで上げてもらいました。机上検討では、320m先にある既設アンテナが最適なのですが、心配したとおり間に樹木がありダメでした。今は樹木の枝越しに見えますが、木の葉が茂れば明らかに無理・無理・無理!

双眼鏡で第2候補の約900m先のアンテナを確認。900m・・・。まあ八木を向け合えば何とかなる距離です。川に沿って電波を飛ばすことになりますが、川には木が生えていないのでフレネルゾーンも十分とれそうです。使用する機器構成が変わりますので仕様書と図面を直して、再見積りに出すことに。急がねば!!

高所作業車から
中央の木の奥に目的のアンテナがあるのですが・・・

(投稿者:92)

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