ども。
本年の抱負は「(適正体重までの)減量」とした担当ちゅんです。
さて、2015年が始まりました。我々の業界では、新しい年が始まると、いわゆる「年問題」という話題が聞こえてきます。
主にコンピュータに関する問題ですが、有名なところだと「2000年問題」というのがありました。これはどういう問題だったかといえば、下2桁だけで年数を計算するプログラムがあった場合、2000年になると「00」になってしまうので、1900年なのか2000年なのかの判別がシステム上できなくなるというものでしたよね、確か。その後、2001年にも、10進法がらみで何とか・・・という問題もあったように記憶しています。あとは記憶に新しい「2014年問題」としてWindows XPのサポート終了に伴う大問題もありました。
そうした中、今年はちょうど区切りのいい?2015年です。きっと何かしら問題があるのではないかと心配し、ネットで検索してみました。すると、やはり2015年問題は存在しているではありませんか!
システムエンジニアの不足
2015年には、国民一人ひとりに番号を振り、税の徴収や社会保障に役立てる「社会保障・税番号制度」(マイナンバー制度)が導入される。。ブラック企業の蔓延やデジタル土方、安易な解雇など劣悪な労働環境や背景にある業界体質の問題からIT業界離れが進行しておりIT技術者が不足する中で、マイナンバー制度導入に伴い、システム開発業界で直前に仕事が集中してシステムエンジニア(SE)が不足することが懸念されている。
かなり「絞り出しました」的な問題ではありますが、確かに言われてみればその通りだと思います。
現在、自治体ではこのマイナンバーへの対応で大忙しの状況です。住民票の発行、税金の徴収などなど、自治体の基幹業務を一手に担っている「総合行政システム」の大改修が必須です。
全国全ての自治体で、マイナンバー制度に対応した新システムを稼働させなければなりませんから、その裏側でシステム改修を行っているベンダーさんは本当に大変だと思います(裏を返せばビジネスチャンスとも言えるのかな?)。
八雲町でも、すでにシステム改修などに着手し、鋭意作業を行っています。
というわけで、今年も難題が山積している情報政策室ですが、2015年問題に負けず頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2015年、やはり一番大きな案件は「HP」か・・・。
(投稿者:ちゅん)