Windows NT

ども。
熱が出ました。インフルエンザ疑いの担当ちゅんです。しばらくは安静かも。

さて、先日とある部署から相談されました。話を聞くと、「施設の機器制御のためにWindows NTベースのシステムが導入されているが、PCが限界なので取り換えたい」とのことでした。

Windows NT。8の前の7の前のVistaの前のXPの前の2000の前。新品の端末など売っているはずもなく。では最新のPCを買ってきて、NTをインストールすればいいのかといえばそうではなく、チップセットなどNTが動作する環境ではないのでNGです。

通常の選択肢とすれば、「もうNTは無理なので、Windows 8でも動作するシステムにリプレイスしましょう」となるのですが、かなり特殊なシステムのようで、その開発費だけでもかなりのものになるとのこと。う~ん、困りました。

調べてみると、世の中には同じような悩みを持っている企業もあるようです。

ITmedia:Windows NT/2000を仮想環境へ移行、菱中海陸運輸が再構築
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0905/11/news133.html

VMwareで仮想環境を構築し、そこでNT/2000を動かしてしまった事例。コストは10分の1まで圧縮できたとのことで、まさに目からウロコが落ちました。
同じ手法をとるかどうかはまだわかりませんが、可能性としては十分アリかと思います。

同じような考え方で、どうしてもInternet Explorer 9ベースでしか動かないアプリケーションがあった場合、システムをリプレイスするのではなく、IE9を仮想化で温存するという選択肢もあるということですね。
すごい時代になったものです。

NT
まさか、いまの時代にNTのことを考えなければならないとは・・・。

(投稿者:ちゅん)

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5GHz帯無線LAN経路を変更

時々このブログで、5GHz帯FWAの存在を匂わせています。公設民営でIRU契約を民間通信事業者と交わしています。町内には、みかかの有線BBのサービスエリアから外れる地域も多く、現在も十分に活用されています。もっとも、これしかBBの選択肢が・・・。

このFWA回線のuserは、地域住民の方々は勿論ですが、幾つかの小学校もそうだったりします。FWAに使っている無線機器はAlvari○n社製です。無線経路の基本は、基地(親)局から中継(子)局へそこからuserへと延びています。各学校はVPNでこちら側に引き込まれ、コンテンツフィルターやファイルサーバなどを使う仕組みです。FWAの速度ですが、普段はBNRで6~8Mbpsでますので、十分実用範囲といえます。しかし・・・。

とある小学校だけが、時にFWAが不通になります。バックアップ用のADSLに自動で切替わる仕組みで何とかなっていますが、どうも上手くありません。通信事業者さん側からも監視してもらった結果、海上伝搬なので海面に反射した電波が悪さをしていると分かりました。ここの環境は基地局から中継局まで海上13kmをB&Bで飛ばしてから、VLのAU&SUで更に海上を16km飛ばして使っています。この2度の海上伝搬が不安定要素のようです。そこでガリッと調整することになりました。

学校に設置してあるSUの調整です。これはちゅんの「高所恐怖症」で調整した例の案件です。しかし、今回は業者さんに登場願いました。海面反射の影響を最小限にするため、アンテナの高さを極力低くし、仰角を付けます。センター側でこのSUの信号を確認しながら最適値を探し出します。それは、経験値から単に強いところでは無いらしいです。流石です!

結果、アンテナ高さは半分の約4mとなり、仰角もかなり付いた感じです。一番驚いたのが、受信する中継局が変わりました。今度の経路は、陸上7km+海上12kmです。何と!何と!!この中継局、野鳥観測で使う単眼鏡でシッカリと確認できます。支障物もありません!気づきませんでした。通信速度的にはBNRで約8Mbpsと特に速くなった訳ではありませんが、安定性は格段に向上したはずです。これで調整終了。暫く様子見となりました。これでダメなら・・・最後の一手?

アンテナ調整
「高さは半分、仰角も付けました。更に受信先も変えました。」とさ。

(投稿者:92)

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クレジットカード決済端末機

ども。
またしても「ギックリ背中」を再発してしまった担当ちゅんです。

そんな日に限って、工事です。本日は定休日の「丘の駅」にて小規模ながらLAN敷設工事を行いました。新たに機器が導入されることになり、そこまでLANケーブルを延ばす必要があったのです。丘の駅は、建物の設計段階から私たちが関わってきた案件でもあり、どこをどのようなケーブルが走っているかは事前に全てわかっています。今回も、手際良くHUBを据え付け、電源タップを増やして、小一時間ほどで作業終了となりました。
丘の駅は、定休日とはいえ商品が陳列された状態ですから、寒くもなく暑くもなく、まさに適温。食品を扱う建物は快適ですね。

さて、ちょっとネタバレをしますが、その「機器」とは何かといいますと、実は「クレジットカード決済」を行うための端末機なのでした。外国人のお客さんも多い建物ですから、やはりクレジットカードは必須なのでしょう。
さらに、ちょっとだけ資料も見せてもらいましたが、クレジット以外に「電子マネー」にも対応予定。QUICPay、IDのほか、交通系ICカードなどに幅広く対応(楽天Edyは近日対応とされてました)。これはますます利便性が高まりますね。

で、なぜそんな端末機にLANが必要かといえば、答えは単純明快。決裁情報はインターネット回線を利用してデータセンターで処理されるからなんです。どんな機械もLANが必須の世の中ですね。今回、LANケーブルを用意するにあたって、先方からは「LANを挿してネットが見られる状態であればそれでOKです」と言われているので、おそらくTCP/IPで通信するのだと思うのですが、IPアドレスの体系とか、ゲートウェイとか、そういう情報は一切聞かれていません。本当に大丈夫なのでしょうか・・・。「LANを挿してネットが見られる=DHCPという話なんだろうか?」と、上司92氏と少し考え込んでしまいました。

作業中の風景
背中が痛い私は、「屈まる」業務は無理で、もっぱらLANケーブルの整端などに従事しておりました。

(投稿者:ちゅん)

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60インチTVをモニタに

月曜日から3日間、新しく出来た「くまいし館」へ通っておりました。勤務時間終了後、ピンポンダッシュで峠越えし、18:30~21:00までパソコン講座のお手伝いです。勝手に、こけら落とし的タイミングで社会教育事業に組み込んでおいた講座だったりします。内容は「初心者のためのワードとエクセル」で、会場はくまいし館「会議室」です。

初めての会場でしたの心配事が山ほどありましたが、何とか好評のうちに無事終了できました。良かったです。会議室内にはPC教室用目的で、FreeSpotとは別の無線APが付けられています。机も奥行きがあるタイプで、ノートPCを使いながらでも資料の置き場に困りません。今時ですね。汎用?の会議室なので、ホワイトボードは可搬式ですが問題ありません。さらにスクリーンが天井から電動で降ってくる構造です。完璧?!

更に更に会議室には、寄贈されたた60インチの薄型TVもありました。下見に行くまで、プロジェクターとスクリーンでの講座を考えていましたが、これを使わない手はありません。都合よくノートPCには、HDMI端子もついています。1.5mのケーブルを持ち込み複製画面を表示させました。明るくてかなり良い感じです。受講した方々の評判も上々です。使えます!60インチ流石に大きいです。今後は、プロジェクターより超大型液晶TVが主流になりそうですね。

さて、今後のくまいし館でのPC講座ですが、今年度はもうありません。しかし、折角学びの場所が出来たのですから、新年度も多くの講座を開催できるよう、関係者の皆さんと協議中です。お楽しみに!!

くまいし館PC講座
60インチの薄型TV。使えます!!

(投稿者:92)

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PCのシャットダウン時にタスクを動かすには?

ども。
元旦からの体重減が二桁に到達した担当ちゅんです。

今日は、Windows の「タスクスケジューラ」についてです。興味のない人はそっとBackSpaceキーを押してくださいね。

タスクスケジューラはその名のとおり、指定した日時(スケジュール)に従い、PCに何らかの処理をさせるための機能です。例えば、「24時間稼働しているサーバを毎日午前2時に再起動させる」とか「午後0時になったらウィルススキャンを走らせる」といった作業を、自動的に行わせることができるわけです。

そうした処理を行わせる指定(トリガー)として、Windows が用意してくれているのは次の項目です。

 ・毎日
 ・毎週
 ・毎月
 ・1回限り
 ・コンピューターの起動時
 ・ログオン時
 ・特定イベントのログへの記録時

この中から、自分の使いたいトリガーを選択し、具体的な操作を登録しておくという流れです。

ですが、このトリガーとして「コンピューターの終了時」と「ログオフ時」が無いため、とても残念に思っています。「一日の業務終了時に特定のファイルをバックアップしておきたい」とか、「一時ファイル置き場を削除しておきたい」など、むしろ起動時よりも終了時の方が用途としては多いのではないかと思うのですが(起動時ならスタートアップも使えるし)。

そう思って調べると、なんとローカルグループポリシーのスクリプトを編集し、シャットダウン時の設定をするという、かなり裏技的なテクニックを使えば実現可能だということがわかりました。
Windows 7(Homeは不可)では、ローカルグループポリシーエディターを起動するメニューは用意されていないので、ファイル名を指定して実行から「gpedit.msc」で起動する必要があります。
後は、コンピューターの終了時であれば「コンピューターの構成」、ログオフ時であれば「ユーザーの構成」の、それぞれ「スクリプト」にバッチファイルなどを登録しておけば、自動的に走ってくれます(ただし、私がテストした際にはシャットダウンのスクリプトはうまく走りませんでした。ログオフはばっちり。なぜでしょうね)

このテクニックを使えば、「環境復元ソフト」を使わずに、常にクリーンな状況を保つことも可能になるような気がします。興味のある方はぜひお試しください(あ、そもそもバッチファイルを書くという、ある程度マニアックなスキルは別途必要となります)。

ローカルグループポリシーエディター
欠点はスクリプトを登録していることを忘れてしまうことか。これはしょうがないですね。

(投稿者:ちゅん)

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