Chromebookのトラブル対応

ども。
5月の連休前に片づけたい仕事に追われる担当ちゅんです。

そんな中で教育委員会から電話がありました。話を聞くと、「とある学校でChromebookの設定を変更したようなのだが、その後から子どもたちがアカウントにログインできなくなった」というとんでもない事態です。

すぐに学校に連絡をし状況を確認しました。すると、その先生がしたかったことは十分に理解のできることで、さらに「自分なりに事前テストはしてうまくいっていたのでやったんですが・・・」とのこと。ただ、そのテスト環境は教師用のChromebookで、本番は生徒用のChromebookで行ったことで、そこに設定上の差異があったことで今回のトラブルが発生してしまったということが判明しました。

この状態を復旧するにあたり、やはりChromebookが優れているなと思うのは、端末を初期状態に戻したとしてもGoogleアカウントが存在している以上、ドライブやドキュメントは全く問題なく復元されるという点です。若干の作業手間は発生しますが、先生の落胆ぶりを見て「こちらで作業しますのでChromebookを預からせてください」と伝え、対象の機械を職場に運びました。

ですが、先生が落胆していた理由がその後明らかに。ユーザーアカウントにまつわるトラブルなので色々と再設定が必要になるのですが、作業手順の中でどうしても「ローカルデータ」を保持できない。Chromebookはファイルの保存を基本的にGoogleドライブに行うフルクラウド端末なのですが、ダウンロードフォルダやカメラで撮影した画像など一部のファイルはローカルに保存される仕様。今回、これが消えてしまうということで、先生からは「何とかなりませんか・・・」と。
方々手を尽くしたのですが、こればかりはどうしようもなさそうです。せめてきちんと再設定して問題なく使えるようにしてお返ししようと思うのですが、なんだかこちらまで切なくなってしまう、そんな出来事でした。

作業中結果は残念でしたが、先生の前向きなチャレンジには心からの敬意を表します。

(投稿者:ちゅん)

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AIの勝ち

席が変わってまた新鮮な気分で仕事をしているてんちょです。びっく氏のいた席に移動しました。元の机の片づけが中々終わりません。

ある施設からファイルのダウンロードが遅いという連絡を受けました。話を聞いてみると、午前中の時間帯のみ通常数分で終わるファイルのダウンロードが1.5時間ほどかかるとのこと。しかも困ったことに午前中に外部へ持ち出す用途であらかじめファイルをダウンロードしており、朝ダウンロードを始めても間に合わないこともあると。別件で外勤の予定があったため、帰りに見に行くことにしました。

現場に到着し早速確認してみましたが、申告のあった時間帯ではなかったためかダウンロードはスムーズ。同じネットワークにいるほかの端末でも試してみたようでしたが、同様にダウンロードが遅いとのことです。これはすぐには原因の特定が難しそう。しかし間に合わないのはまずいので、端末の電源は入れたままにしてもらうことにして、とりあえず深夜にタスクスケジューラで実行させることに。

実行に使用していたのは、ウェブサイト上のファイルが直リンクされたショートカット。実行してみるとファイルの保存先を聞いてきます。そのままタスクスケジューラに登録しても任意の場所にファイルを保存してくれなさそうだったので、バッチファイルを作成して登録することにしました。

せっかくなので話題のchatGPTに”ウェブ上からファイルをダウンロードして保存するバッチ”と聞いてみると、サクッとファイルの例を作成してくれました。しかしなにか悔しいので自分で作ってみました…が、うまく上書きしてくれず。chatGPTが書き出した例を実行したところ問題なくダウンロード・保存まで実行してくれました。AIの勝ち。タスクスケジューラに登録して作業完了です。
しかし最新のAIってすごいですね。便利すぎてちょっとした検索などにも利用する癖がついてきました。機密情報の入力などで問題もあるようなので、あらかじめ使用するにあたってのルール決めとかも必要になるんでしょうか?


原因の特定もしないといけませんね。

(投稿者:てんちょ)

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バッグが破れる

ども。
自分よりもChatGPTの方が遥かに優秀だと感じている担当ちゅんです。

我々の部署はとにかく「急な外勤」が多いです。朝に想定した1日の業務の流れがその通りになることの方が少なく、そういう意味ではとても刺激のある職場なのかもしれません。それでも、私が対応する案件というのは年々少なくなっていて(寂しい)、小さなトラブルや相談事はほとんどを「てんちょ氏」が処理してくれています。

そんな状況なので、いつでもすぐに出動できるよう道具は常に準備してあります。工具類は箱に入れてすぐに持ち出せるようになっていますし、保守用のPCもバッグに入れてあります。先日も出先の部署から「ネットワークが停止してシステムを動かせず業務に支障が出そうだ」と連絡があり、遠隔ではどうしても対応できなかったのでバッグを片手に出発しました。

・・・が、です。バッグの取っ手を持って勢いよく歩き出すと、私の歩みに合せて「ビリッ、ビリッ」と嫌な音がします。一瞬「ズボンから鳴っているのか!?」と焦りましたが違いました。バッグを確認するとまあ酷い有様です。私が職場から少しの間離れているうちに、大切に使っていたバッグは見るも無残な状況になっていました。
それどころか、いつも収納してあるはずの保守用LANケーブルが1本も入っていません。これはいけませんね!

ですが、こういう状況を目の当たりにして「びっく氏とてんちょ氏は私の不在中に踏ん張ってくれていたんだな」と再認識したところです。酷使された結果バッグは壊れてしまいましたが、なんだかそれが「2人が頑張ってきた証」のように思えて、勝手に感謝でいっぱいになっていました。
とはいえ、冷静になって考えるとよくこんな状態でバッグを使っていたなと。すぐに新しいものと取り換えるよう算段をし、LANケーブルもいつもの量を収納。2人の努力には敬意を表するし感謝もしていますが、最低限「道具はちゃんとしておこうよ」と。忙しい中でもそこは徹底しないといつか絶対に困ったことになるんです(経験則)。

破れたバッグもはやバッグの体裁を保っていない「何か」を手に出動しました

(投稿者:ちゅん)

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久しぶりの外勤

4月に入り急激に忙しくなって少し混乱しているてんちょです。

久しぶりに外勤へ行ってきました!期日前投票所となっていた遠方のあの施設への端末の回収です。設置はびっく氏が行っており、引継ぎを受けた作業でした。内容は後片付け程度のちょっとした作業。当初は一人で行くつもりでいましたが、復帰したちゅん氏も同行しての2名での外勤となりました。

まずは遠いほうの西側のあの施設。すっかり慣れた道になりましたが、そういえば釣り以外で行くのは久しぶりです。業務用端末の移設も予定していましたが、前日に現地職員さんが実施してくれており、異動した職員さんの端末設定を行いました。その間に端末の回収をちゅん氏が行っており、往復の移動時間のほうが長かった程度で作業も終了してしまいました。さらにそのまま南側の施設へ向かい端末回収して任務完了です。

ちょっとした作業とはいえ距離もあったので、単独だと丸一日かかるかと思っていましたが、ちゅん氏同行のおかげで作業も圧倒的にスムーズに完了し、移動距離は100kmを超えていましたがなんと午前中で作業が終わってしまいました。ほんと移動時間のほうが長かった…。

役場に戻ってメールを確認していたところ、西側にある施設の職員さんからメールがきており、ちょうどその場にいたので現地対応もできた内容でした。外勤中の連絡手段も何か考えたほうがいいのかもしれません。


外に出るのも気持ちいい季節になりましたね

(投稿者:てんちょ)

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自治体情シスとChatGPT

ども。
お久しぶりです。3ヶ月ばかり不在にしておりましたが、本日からまた元気に復帰します。担当ちゅんです。

しばらくぶりに職場に戻ったのですが、最初はなかなかリズムに乗れず苦戦しました(隣席びっく氏もいないし・・・)。それでも多くの「同業者」様や関係企業の営業さんが「待ってました」とばかりに色々と連絡を下さり、今はすっかり元通りです。というか、すでに業務に追われそうな勢いで、本当にどうもありがとうございます。

この間、ICTを取り巻く状況は相変わらずダイナミックに変革し続けており、私としてはやはり今注目のChatGPTに触れない訳にはいかないということで、先日デビューしました。
しかしChatGPTはすごいですね。試しに、今私が取り掛かっている業務のことを聞いてみようと思って「自治体DX推進全体方針を教えてください」と聞いてみたら、まあ見事にそれっぽいものが出力されます。しかも、最後の方には「以上が自治体DX推進全体方針の一例です。自治体は、地域の特性やニーズに合わせて、より具体的な方針を策定し、DX推進に取り組むことが重要です。」というアドバイス付き。これには思わず「あ、はい。」と返事をしそうになりました。

ということで、「きちんとルールができるまで禁止してはどうか」といった論議まで巻き起こっているのは、ある意味では当たり前だなと感じた次第。そのくらい「ヤバい」感じです。ですが、我々のような自治体情報部門の人間からすれば、これを活用しない手はありません。
日々、多くの部署から「これが動かない」「変なエラーが出ている」といったトラブルが寄せられますが、そうしたときに自分も分からなければ当然ネットで検索して情報を集めたりします。このときのツールの一つとしてChatGPTを活用。仮に「Windowsのイベントビューア―にDISKのアラートが出ています」と入れると、その要因とあわせて解決策まで示してくれます。

・・・と、ここまで書いてきて思うことは「あれ?もしかしてこれ、俺ら要らなくなるやつじゃないか?」と。今までは「人間にしかできないことは人間が、機械にもできることは積極的に機械が」というのが自治体DXを進めるときの肝だと思っていたのですが、いよいよ「人間にできることはほとんど機械もできる」という時代に突入しつつあるのかもしれませんね。ネットリテラシーの中には「何が正しい情報なのかを見極める」というのがあるのですが、ChatGPTの登場によりそれはますます困難なことになりつつあります。

ChatGPTGoogle検索して時間をかけて探すのが馬鹿らしくなるほどの精度です

(投稿者:ちゅん)

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