未開の地で宝探し

ども。
実は昨日が誕生日、無事に三十・・・歳になった担当ちゅんです。

それにしても忙しい日々が続きます。「役場と病院、二つの職場をもつ俺」ということで、まるで八雲町のキャッチフレーズのようですが、先週くらいからは冗談じゃないかというくらい過密なスケジュールとなっています。

そんな中。新たに病院内にネットワーク構築を行うにあたり、情報系PCの配備も計画しています。役場の方は長年関わってきたので、どのセクションにどんなPCが配備されているか大体は頭の中に入っていますし、それを補完する意味で「空海」も導入済みで盤石の構えなのですが、新たな職場ではそうはいきません。日々、発見の毎日です。

とりあえず、現状把握が急務です。1年ほど前に調査されたとされる配備PCの一覧表をゲットして、新しいネットワーク及びセキュリティポリシーに適合するかどうか、仕分けをしてみることにしました。
まず、当たり前ですが万が一サポートの終了しているOSを見つけたら、有無を言わさず廃棄処分。次いで、使用中のOSのサポートは終了しているものの、ライセンス的にアップグレード可能なもの(導入時にダウングレードだったもの)は、作業量的に微妙なので保留。Windows 7以上のOSでOfficeが導入済みのものは合格、リビルド後再配備という扱いで色分けしてみました。

ゲットした先述の一覧表にはラッキーなことに「モデル名」と「型番」が記されていて、ある意味、業界人なら「やったぜ!」と喜ぶところ、つまり完璧な資料に違いはないのですが、問題は一見しただけではスペックが分からないという。ひたすら型番をGoogleにかけ、1台1台スペックを確認していくという、根気勝負の仕事になってしまいました。

「Core i3、合格!」、「Core2 Duo、まあよし!」、「Celeron900、許せる!」「Pentium 4、ゴミ!」、「Vista、いろんな意味で残念!」と、数台調査したところで、この「宝探し」のコツがつかめてきました。それは、Officeのバージョン。2010導入済みであれば、間違いなく合格だし、2003が入っていたら間違いなく廃棄。まずはここでふるいにかけておいて、問題の2007。Windows 7であるにも関わらずOffice 2007が導入されている端末のみを調べれば、幸せになれるということに気がつきました。未開の地に足を踏み入れる怖さと、楽しさを感じながらの業務がしばらく続きそうです。

調査
ほんの一部を見ただけでも、未開の地ということは伝わるかと。どうしてこうなった!?

(投稿者:ちゅん)

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突然電話が掛かって来た話

今日も相変わらず忙しいです。新しく光回線を引き込む予定の施設での現調から始まりました。戻って、数本の電話打ち合わせをしている内に、もうお昼です。午後から第2職場で、数部門とネットワーク関連の協議をこなして、本庁での来客に間に合う様に戻ります。その後、訳ありで外していた無線APを元の場所に付け直します。Time UP、半分意地?で定時にちゅんと上がります。2人ともグッタリです。

家に帰ってからも、ノートパソコンのアドウェア退治やら、起動出来なくなったデスクトップPCの再インスト等々。全くやっていることが、職場と変わりません。この生活ってどうなんでしょう?207個の窓updateをしながら「渡鬼」を見ていたら、急に思い出した。ブログ!私の番じゃん!ヤバッ!携帯の写真データを探すも、適当なモノがありません。困りました。

そこで、捻り出したのが数日前の「突然電話が掛かって来た」話です。何処からかって?それが、何と!「内○○房」から掛かってきたのです。何故って?現在、国を挙げて、外国人旅行者や2020TOKYO等に向けWi-Fi環境の整備を進めようとしています。自治体のWi-Fi整備事例をネットで検索すると、我社の「どこでもWi-Fi事業」がヒットするのです。全国の自治体や議会からも視察が来ているのも、きっちりとwebサイトに事業内容を公開しているからだと思います。電話の相手、内○○房のF氏も「ホームページを拝見しました。」と言っていました。そんな訳で、この事業説明から始まり、自治体におけるICTの進捗について、色々とお話しさせて頂きました。又、「何か制度的に困っていることはありませんか?」とも聞かれたので、つい・・・?小1時間もなんだかんだと、それはそれは超フランクにお話しさせて頂きました。あまりに馴れ馴れしい電話だったのか、切った後にちゅんに「誰からですか?」と聞かれるはめに。隠すこともないので「内○○房のFさん」と答えたら「あんな事まで言っちゃっていいんですか?」って。・・・まあ、事実と本心なので良しです。それにしても内○○房では、色々とリサーチしているようです。巨大資料に熱心な隣町のY氏もご存知でした。かなり驚かされました。

ここから電話が
ここから突然の電話が・・・。

(投稿者:92)

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過去最速

ども。
パーマンのコピーロボットで自分をもう一人増やしたい担当ちゅんです。とにかく、時間が足りません。

さて、私が1月19日に投稿した「インターネットにつながりません!」という記事を覚えていらっしゃるでしょうか。「とある学校でインターネットが不通となり、現場調査の結果、原因はHUBだと判明したものの、珍しいトラブルだった」という内容です。

その学校から、再び同様のトラブル発生との電話がありました。まっさきに思い浮かんだのは、前回不具合を起こしたHUB。電話にて「HUBの電源を入り切りしてみて、ネットがつながるか確認してください」と依頼。しかし、結果はNG。HUBの電源入り切りだけでは復旧させられませんでした。
次に、遠隔操作でルータにログインしてみます。・・・が、そもそもルータにログインできません。こうなってしまうと、もう現場に向かうしかないのです。時間が無い中、1時間以内に解決することが絶対のミッションとなりました。

現場に到着し、近場のPCからコマンドプロンプトを起動し、「Yahoo! Japan」にPINGを通してみます。私、インターネットへの接続確認として、よくYahoo!にPINGという手法を使います。一種のクセですかね。
このPINGはもちろん通りません。では、ルータまでPINGを通してみます。すると、ルータまではPINGが通りました。
前回はルータへのPINGも通らなくなったのですが、少々雰囲気が違います。

ここで、私が当初、学校と電話でやり取りした際に忘れていた「あること」に気がつきました。それは、基本中の基本、初歩の初歩ともいえる「ルータの電源入り切り」。前回はHUBが原因だったので、すっかりHUBだろうと思いこんでしまって、この作業を忘れていました。
で、やっぱりルータの電源入り切りでPINGが通り始めます。

この間、時間にして3分足らず。
「ネット復旧しましたので、これで失礼します」と職員の方に伝えるも、あまりのあっけなさに「えっ?」と聞き返される始末。そうです、私が悪いのです。
「もしかしてルータの電源入り切りで直ったのですか?」と聞かれ、おもむろに頷き、急ぎ帰路についたのでした。間違いなく、過去最速のスピード解決です。

cmd
PINGはYahoo!派です。

(投稿者:ちゅん)

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クリアフォルダが一番?!

建設工事が進む、第2職場への出勤がかなり増えています。それは、他所の部署から当然頂けると思っていたデータが「無い?!」と分かったからです。多少は想定していましたが・・・流石に焦ります。我々のミッションは、ネットワーク構築なのですが、端末機やプリンタ等の配置場所や台数によって、配線工事の設計が変わります。それら全てを図面に落とし込み、指示する必要があるのですが、端末類の数も場所も・・・??。

まず、ちゅんにCADからセクション毎の部面を切り出し、A3版で印刷してもらいました。その図面には、我々が関与する前に、関係者で十分協議されたLANのジャックが記載されています。そのLANジャック付近にデスクトップPCは「赤」、ノートPCは「緑」、レーザプリンタは「青」、ラベルプリンタは「黄」と丸型シールを貼っていきます。これで位置と台数を把握します。その後、各セクションの方々に見てもらい「ここは狭いので、ノートPCにして場所も変えましょう。」、「ここはプリンタ1台で良いよ。」とか、諸々を確定していきます。セキュリティポリシー上から、今回は島HUBを使わない方針なのですが、ジャックの口数が足りないところが出てきました。これは、何とかしなければなりません。

そんな、現場打ち合わせに活躍しているのが、クリアフォルダです。A3版の透明な袋20枚に、両面で40枚の図面が入ります。建物が4棟もあるので、全部で3冊になりました。これにリムカ糊のカラフルな丸型シールを貼って使っています。アナログ的なこの方法が一番です。PC(タブレット)にCADを入れ、レイヤーで機器類を書き込む案も出ましたが、最後はアナログ的なこれに決まりました。使い勝手もイイです。やはりデジタルが絶対ではありませんね。

クリアフォルダ3冊
アナログ的なこれを抱え、各セクションを廻って協議しています。

(投稿者:92)

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これ、何かに使えないかなぁ

ども。
抗アレルギー薬の効き目が抜群すぎて、睡魔とのたたかいが激しさを増している担当ちゅんです。

某所に外勤中の出来事。「使えそうなものがあったら持って帰って部品取りにでもしてください」ということで、廃棄寸前の機器を物色する機会がありました。
思わず「おしい!」と声が出るようなスペックのPC(Celeron D 搭載のWindows XP デスクとか)や、外見は綺麗でも、うっかり持ち帰ると後々大変な苦労をしそうなインクジェット複合機などなど、総じて言えば「そりゃ廃棄するよね」という廃品の数々。さすがに我々も手出しはできないな・・・と、あきらめかけた時、気になる機器を発見。上司92氏の「それ持って帰ってどうすんの?」という視線を受け流しながら、とりあえずお持ち帰りしてみました。

その機器とは、懐かしの「ハンディターミナル」です。
カシオ計算機製の「Pocket PC CASSIOPEIA E-3000」という機種。カシオペアという言葉の響きが、鉄道ファンにはたまらないものがありますが、こっちのカシオペアもなかなかです。見るからに「お宝」っぽさがあります。
2003年に発売されたモデルで、OSには「Microsoft Pocket PC 2002日本語版」を搭載、Intel PXA255プロセッサ(400MHz)でRAMは64MB。当時としては珍しいと思われる、TFTカラー液晶でタッチパネルという仕様です。

さっそく、起動させてみました。バッテリーが完全放電しており、起動後は初期設定画面からスタート。チュートリアルなどを経て、無事に画面がでました。アプリケーションとしてはPocket Excel、Pocket Wordと、さすがMSのOSです(ゲームにもソリティアがインストールされていました)。
Internet Explorer とWindows Mediaプレーヤーもインストールされているので、もしかすると色々と遊べるかもしれないと思いきや、有線・無線ともにLANが非搭載!NTTドコモが昔サービスしていた「Q in Free 1S」というカードが入っていましたが、調べてみるとこのカードではWi-Fi接続不可(後継の2PWLだとWi-Fi接続可能らしい)ということで、ネットワーク接続は絶望的ということが判明、現在に至ります。

さて、このゴミ・・・ではなく、一応「お宝」、どうしましょう。何かに使えないかと思いましたが、コイツで出来ることは、100%スマホで出来ます。さらに、バッテリーが完全に死んでいるので、外で使うことも叶いません。
こうなれば仕方ありません。クレードルに挿して起動したまま「時計」を表示して、レトロな卓上時計(アラーム付き)として利用するくらい?の用途で、使いたければどうぞといった感じでしょうかね。ちなみに、ネットで用途を検索してみると、2003年当時のレビュー記事などが結構残っています。でも、多くの人が「衝動買いしたけど、用途が見つからず机の引き出しの中に・・・」と発言していて、思わず笑ってしまいました。

カシオペア
せめて「音声通話」ができれば・・・って、それはスマホか。全く用途が思い浮かびません。

(投稿者:ちゅん)

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