Windows XP の操作方法を忘れる

ども。
一週間に一回くらい、無性にラーメンが食べたくなる担当ちゅんです。

本日はとある部署からのSOS対応。管理している施設で、システムのデータを操作するために「Windows XP」が必要になったとのこと。保守業者さんが入っている案件ではありますが、PCはできればこちらで見つけてほしい(買うまでもない)ということのようです。良心的ですね。こういうときに、有無を言わさずPCを買ってしまう案件も多いですから。

我が社にしては珍しく、Windows XP 端末はほとんどが廃棄処分済み。ようやく1台確保し、かなり久々となるWindows XP のインストール作業に着手しました。
念のため書きますが、Windows XP は既にメーカーサポートが打ち切られたOSです。通常、よほどのことがない限り、このようなことはしません。もちろん、庁舎LANの外側でスタンドアローン利用します。

まず驚いたのは、これまで嫌というほど繰り返し行ってきた作業であるにも関わらず、すでに色々と忘れていること。ライセンス認証がどこにあるのか、Windows Update がどこにあるのか、いちいち戸惑います。デバイスマネージャから不明なドライバをインストールしていくのですが、「インターネットから取得」が使い物にならないことを思い出して苦笑い、「場所を指定してインストール」もドライバのあるフォルダを直接指定しなければ検索してくれない(CDはサブフォルダまで検索してくれるけど、USBメモリは探してくれない)とか。当時は慣れていたので当たり前に感じていましたが、今触ってみると「古いOSだな」としか感じませんでした。

びっくりはまだ終わりません。知ってましたか?Windows XP 標準のブラウザ「InternetExplorer 6」では、世の中のウェブサイトはもはやほとんど動きません。なので、ドライバをインターネットで探す作業は困難を極めます。それどころか、Windows Update エージェントが古いため本家本元のWindows Update すら動かせないのです。アップデートするためのアップデート、さらにそのアップデートをするための・・・というループ。この作業、結構途方に暮れます。
ちなみに、Windows Update エージェントはここからダウンロードできますよ(自分用メモ)。

でも、嬉しかったのはPC起動時やシャットダウン時に鳴るサウンド。ピアノのアレですが、妙に懐かしく感動してしまいました。あと、Windows 7 で使っているときにはあまり感じないのですが、XP だとフルHDのモニタがやたら広く感じます。これは新たな発見でした。
ところで、XP でさえこの有様です。もし「Windows 98をインストールして」なんて言われたら、もっともっと苦労するのでしょうね。今度時間のあるときに仮想環境に色々入れて遊んでみようかな。

XP
これまた久しぶりの青と緑。

(投稿者:ちゅん)

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メール配信サービスを今時に

八雲町では、様々な情報をお伝えするために「メール配信サービス」を行っています。平成13年度にウェブサイトに実装し、選挙の投開票速報、災害による道路規制などを情報を配信してきました。勿論このサービスを受けるためには、その都度ホームページに公開される受付フォームに、メールアドレスを登録してもらう仕組みになっています。メールがパソコンから携帯(スマホ)にシフトしており、これが今時ではないと気になっていました。そこで今回リニューアルです。

それは「空メール登録機能」です。指定されたメアド宛に「件名・本文なしのメール」を送信すると、自動で登録用URLをお知らせするメールが返信されてきます。このURLをクリックして手続を済ませると、登録完了のメールが届きます。どうですこの仕組み、普通に今時でしょう?これで自分のメアドが分からないとか、入力時に打ち間違えるという事は無くなりますよね。

現在、動作検証を行っていますが、空メールを林檎携帯から送れない事が分かりました。指定されたメアドを入れただけでは「送信」ボタンが押せないんですね。ググって分かった技は、件名か本文にスペース(空白)を入れる。これだけ?要は適当な文字を1つでも入れればOKらしいです。

さてこのメール配信サービスは、4月に行われる北海道知事・道議選挙の投・開票状況速報から使う予定で作業中です。完成を急がねば!!やっぱQRコードもいるよね?

スマホ画面
何故か林檎にだけ、件名が出ない?作業は続く・・・。

(投稿者:92)

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過去の自分を超えろ

ども。
新しいことがなかなか頭に入ってこない担当ちゅんです。

というのも、この頃「過去に自分がやった仕事のことを思い出せない」という場面に出くわすことが多くて困るのです。

今取り組んでいる仕事は、久しぶりに「本職」であるウェブサイト構築。とある学校から依頼を受けて、ウェブサイトのCMS化のお手伝いをしています。
お手伝いといっても、システムのセットアップからHTML/CSSのコーディング、デザイン、引っ越し作業まで全てこちらで行い、最後はマニュアルを作成して現地で説明までを行う、フルサポート体制。業者さんに頼めば軽く○十万くらいの業務ですが、自営でやればゼロ円で済みます。細部のクオリティやスマホ対応など、プロの仕事には到底及ばない点もありますが、それでもよければという条件付きで受注しています。

今回の案件、実は過去に私がxoopsで構築した「デモサイト」があったのですが、その構成をそっくり流用することを画策。時間をかけて作成した自信作だったのですが、残念ながら「お蔵入り」となっていました。ようやく日の目を見ます。

・・・さてと。そこまでは良かったのですが、問題はその後です。デモサイトはFTPのタイムスタンプを見る限り「2013年4月」。ちょうど2年ほど前に作成したものなのですが、率直に「ナニコレ?」状態。
どのコードをカスタマイズしていたのか、何を意図して書いたコードなのか、さっぱり。でも、間違いなく過去の自分が書いたもので、誰かに聞いて何とかできるようなものではありません。仕上がりとしては今の自分が見ても「おお~!いいね~!」という出来栄えなのですが、これを今の自分が弄れるのか・・・。悲しいですが、これが現実です。

何度システムをインストールしてもうまくHTMLをインポートできないと思ったら、システムの文字コードをEUC-JPじゃなくUTF-8でインストールしてたり、ファイルのバックアップを取らずにFTP上で大事なディレクトリを削除してしまったりと、もう散々な状況です。本職とはいえ、頭の中がWebデザイナーに切り替わってません。
なぜこういう状況に陥ったかといえば、結局のところ、作成時にきちんとドキュメントを整備してこなかったというところに問題があり、この辺がプロの仕事と決定的に違うところ、つまり「にわか」なのだということでしょうか。「過去の俺、やるな」とつぶやきながらの仕事が続きます。

image
ようやく日の目を見そうなデモサイト

(投稿者:ちゅん)

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耳タコ話その2

マスクの耳タコ話を書いたところ、沢山の方からメールを頂きました。意外な反響です。その中に、マスクで耳が痛くならない方法を写真付きで送ってきました。ご覧下さい!

その他にも、ゴミ紐に脱脂綿を巻く、当たる耳裏に絆創膏を貼る、ゴムを予め伸ばす、ヘッドホンをしてこのスピーカー部にゴム紐を掛ける等々色々な方策がネット上に書かれていました。商品としても、ゴム紐に被せる柔らかチューブ(材質はエラストマー)を見つけました。イイ感じです。更に更に、発見した究極の耳が痛くならないマスクを発見しました!。驚愕です!!ゴム紐なしです。マスク本体の左右の両面テープで顎に貼るのです。・・・確かに耳は痛くならないでしょうが・・・今度はかぶれない?心配性は続きます。

マスク2
紹介された、耳にタコが無くても痛くならない方法

(投稿者:92)

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実効速度と公称速度

ども。
今日で2月の業務が終了。あっという間ですね、担当ちゅんです。

とある部署から相談を受けました。「調査の依頼があったのだが、回答項目のなかにインターネットの回線種別と速度を記載する欄がある。速度はどうやって測ればよいのでしょうか」とのことでした。

この質問、実はかなり鋭いです。今回のように「回線種別と速度」とされている場合には、回線の公称速度(理論値)を指す場合が多いとは思いますが、それはあくまで一般論。調査の依頼主が何を知りたいのかによって、ここの解釈は異なります。
例えば、NTT東日本のサービスである「フレッツ光ネクスト・ハイスピードタイプ」であれば、公称速度は下り最大200Mbpsとされています。ところが、これはあくまで理論値であるため、実際に使って見ると50Mbpsしか出ないといったことは、この業界の常識です。この部分が契約上は「最善努力(ベストエフォート)」とされているのです。
つまり、依頼主が「こういうサービスを開始したいのだが、実際にユーザーが使って支障ないものか」を調べたいのか、「現在提供中のサービスをユーザーが不自由なく利用できているか」を調べたいのかによって、聞き方が変わってくるような気がします。
ですから、相談者に対しては「速度は公称速度と実効速度、どちらを書けばよろしいですか?」と問い合わせた方がよい旨、アドバイスをしました。

さらに、これはちょっと意地悪なような気もしましたが、仮に「実効速度でお答えください」とされた場合は、何をもってして「実効速度」とするのかも聞くようにと付け加えました。
ウェブ上にはインターネットの回線速度を計測するサービスがたくさんありますが、それはあくまで目安です。速度は、そのサービスを提供しているサーバまでの混雑具合などの条件により変化します。なので、万が一、実効速度となれば、どういった手法で計測すべきなのかも明記されなければ、回答者によってばらつきが出て、何の統計資料にもなりませんよ、と。

結果として、やはり回答は「公称速度」となったようです。白黒ついてよかった、というところですが、私ならそこでもう一言、「上りと下りどちらを書けばよいですか?」とダメ押しするかも。単なるクレーマーになってしまいますね・・・。

BNR
我が社御用達の「BNRスピードテスト」。庁舎内では結構な値が出ています。

(投稿者:ちゅん)

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