過去の自分を超えろ

ども。
新しいことがなかなか頭に入ってこない担当ちゅんです。

というのも、この頃「過去に自分がやった仕事のことを思い出せない」という場面に出くわすことが多くて困るのです。

今取り組んでいる仕事は、久しぶりに「本職」であるウェブサイト構築。とある学校から依頼を受けて、ウェブサイトのCMS化のお手伝いをしています。
お手伝いといっても、システムのセットアップからHTML/CSSのコーディング、デザイン、引っ越し作業まで全てこちらで行い、最後はマニュアルを作成して現地で説明までを行う、フルサポート体制。業者さんに頼めば軽く○十万くらいの業務ですが、自営でやればゼロ円で済みます。細部のクオリティやスマホ対応など、プロの仕事には到底及ばない点もありますが、それでもよければという条件付きで受注しています。

今回の案件、実は過去に私がxoopsで構築した「デモサイト」があったのですが、その構成をそっくり流用することを画策。時間をかけて作成した自信作だったのですが、残念ながら「お蔵入り」となっていました。ようやく日の目を見ます。

・・・さてと。そこまでは良かったのですが、問題はその後です。デモサイトはFTPのタイムスタンプを見る限り「2013年4月」。ちょうど2年ほど前に作成したものなのですが、率直に「ナニコレ?」状態。
どのコードをカスタマイズしていたのか、何を意図して書いたコードなのか、さっぱり。でも、間違いなく過去の自分が書いたもので、誰かに聞いて何とかできるようなものではありません。仕上がりとしては今の自分が見ても「おお~!いいね~!」という出来栄えなのですが、これを今の自分が弄れるのか・・・。悲しいですが、これが現実です。

何度システムをインストールしてもうまくHTMLをインポートできないと思ったら、システムの文字コードをEUC-JPじゃなくUTF-8でインストールしてたり、ファイルのバックアップを取らずにFTP上で大事なディレクトリを削除してしまったりと、もう散々な状況です。本職とはいえ、頭の中がWebデザイナーに切り替わってません。
なぜこういう状況に陥ったかといえば、結局のところ、作成時にきちんとドキュメントを整備してこなかったというところに問題があり、この辺がプロの仕事と決定的に違うところ、つまり「にわか」なのだということでしょうか。「過去の俺、やるな」とつぶやきながらの仕事が続きます。

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ようやく日の目を見そうなデモサイト

(投稿者:ちゅん)

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耳タコ話その2

マスクの耳タコ話を書いたところ、沢山の方からメールを頂きました。意外な反響です。その中に、マスクで耳が痛くならない方法を写真付きで送ってきました。ご覧下さい!

その他にも、ゴミ紐に脱脂綿を巻く、当たる耳裏に絆創膏を貼る、ゴムを予め伸ばす、ヘッドホンをしてこのスピーカー部にゴム紐を掛ける等々色々な方策がネット上に書かれていました。商品としても、ゴム紐に被せる柔らかチューブ(材質はエラストマー)を見つけました。イイ感じです。更に更に、発見した究極の耳が痛くならないマスクを発見しました!。驚愕です!!ゴム紐なしです。マスク本体の左右の両面テープで顎に貼るのです。・・・確かに耳は痛くならないでしょうが・・・今度はかぶれない?心配性は続きます。

マスク2
紹介された、耳にタコが無くても痛くならない方法

(投稿者:92)

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実効速度と公称速度

ども。
今日で2月の業務が終了。あっという間ですね、担当ちゅんです。

とある部署から相談を受けました。「調査の依頼があったのだが、回答項目のなかにインターネットの回線種別と速度を記載する欄がある。速度はどうやって測ればよいのでしょうか」とのことでした。

この質問、実はかなり鋭いです。今回のように「回線種別と速度」とされている場合には、回線の公称速度(理論値)を指す場合が多いとは思いますが、それはあくまで一般論。調査の依頼主が何を知りたいのかによって、ここの解釈は異なります。
例えば、NTT東日本のサービスである「フレッツ光ネクスト・ハイスピードタイプ」であれば、公称速度は下り最大200Mbpsとされています。ところが、これはあくまで理論値であるため、実際に使って見ると50Mbpsしか出ないといったことは、この業界の常識です。この部分が契約上は「最善努力(ベストエフォート)」とされているのです。
つまり、依頼主が「こういうサービスを開始したいのだが、実際にユーザーが使って支障ないものか」を調べたいのか、「現在提供中のサービスをユーザーが不自由なく利用できているか」を調べたいのかによって、聞き方が変わってくるような気がします。
ですから、相談者に対しては「速度は公称速度と実効速度、どちらを書けばよろしいですか?」と問い合わせた方がよい旨、アドバイスをしました。

さらに、これはちょっと意地悪なような気もしましたが、仮に「実効速度でお答えください」とされた場合は、何をもってして「実効速度」とするのかも聞くようにと付け加えました。
ウェブ上にはインターネットの回線速度を計測するサービスがたくさんありますが、それはあくまで目安です。速度は、そのサービスを提供しているサーバまでの混雑具合などの条件により変化します。なので、万が一、実効速度となれば、どういった手法で計測すべきなのかも明記されなければ、回答者によってばらつきが出て、何の統計資料にもなりませんよ、と。

結果として、やはり回答は「公称速度」となったようです。白黒ついてよかった、というところですが、私ならそこでもう一言、「上りと下りどちらを書けばよいですか?」とダメ押しするかも。単なるクレーマーになってしまいますね・・・。

BNR
我が社御用達の「BNRスピードテスト」。庁舎内では結構な値が出ています。

(投稿者:ちゅん)

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耳にタコ?

短い2月は、あっという間に終わりそうです。何かと忙しく、いよいよ年度末に突入の感があります。それにしても、いやなNEWSばかりが耳に入ってくる今日この頃・・・。

ちゅんと2人は、連日の第2職場への出勤となっています。明日も午後から出勤の予定です。最近は、プロット図など大量の書類を抱えての出勤となっています。何か良いバックが無いか物色中です。到着後、そのまま会議室へ直行かというと、そうではありません。必ず事務所の自席に寄り、机から何かを出して装着します。もうお分かりですね!マスクをするのです。院内ではインフルエンザ等の感染の恐れもある事から、職員のマスク着用が励行されています。現場確認のために業者さんと病棟を廻る際には、勿論、業者さんにもマスクをお願いしています。やっと、マスクの息苦しさには慣れてきましたが、どうしても慣れない事があります。それは、耳に掛けるゴム紐?です。意外と長時間すると耳痛いです。私だけかと思い、ちゅんに聞いたらやはり痛いと言っています。?看護師さんがたは平気なのかな?もしかして、タコが出来ている?耳にタコ・・・あれっ?

ますく
まだ、耳にタコが出来ていない。だから長時間すると痛い?

(投稿者:92)

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まさかの薬事法?

ども。
先日の記事で「30・・・歳になった」と書いたところ、紛らわしいとの指摘があったため、はっきり「34歳」と訂正させていただきます。担当ちゅんです。

病院での仕事は日々発見の連続です。今回は思わぬところに落とし穴、薬事法についてです。

建築中の総合病院本館棟には、立派なサーバ室ができる予定です。そこに42Uの19インチラックが何本も立てられ、各システムベンダー等の機器が納められます。
このあたりの打ち合わせがそろそろ本格化してきているのですが、我々の思いとしては「せっかく全てを一度に導入するのだから、せめてラックは同じ型・同じ色で統一したいよね」。単純に見栄えだけの話ではなく(といいながらも、上司92氏にとっては9割以上見栄えの話らしいですが・・・)、冷却効果の面や、効率的なレイアウトの面でも有効だと思っています。

19インチラックというのは、国際規格のほか、日本工業規格でも仕様が定義されていて、基本的にはその仕様に準拠している機器であれば、メーカー等を問わずにマウントすることが可能です(でも、どういうわけかうまくマウントできないサーバがあったりするのが業界あるあるネタですが)。
主にサーバをマウントするための「サーバラック」と、ネットワーク機器をマウントするための「ネットワークラック(ワイドラック)」に分けられます。

そんなラックですので、あらかじめこちら側で用意をして、「おたくはここからここまで、12Uをお使いください」などと交通整理をして、綺麗に納めようと思っているのですが・・・。
ここで問題になったのが、まさかの「薬事法」なのです。

とある業者さんから教えてもらったのですが、実は医療分野で使用されるサーバ機器の中には、「医療機器」としての扱いをうけ、薬事法上の認可が必要になるものがあるそうなのです。
その場合、サーバのほか、モニタ、ソフトウェア、さらにはラックまでを一体として「機器」として登録しているものもあるようで、その場合、他のラックにサーバを入れることは認可外、つまり薬事法に抵触する可能性があると。
なので、どうしてもラックごとサーバ室に移動せざるを得ず、いくら空きがあっても他のサーバ機器を入れることができないというケースもあるのだそうです。

そもそも、機器が「医薬品」であるという概念に驚きなのですが、やはり複雑な業界です。知らなかったでは済まされませんから、しっかり勉強しなければと感じています。

サーバ室
見事に白と黒、色さえ統一されていない我が社のサーバ室。

(投稿者:ちゅん)

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