KB3033929問題

ども。
雪かきスコップを物置にしまったとたん、雪に降られる担当ちゅんです。

本日のネタは、本当であれば解決を見てから書くべきかもしれませんが、解決できずに困っている事案です。ですから、もし解決策を知っている方がいらっしゃれば、お願いですからコメント欄でご教授くださいますよう、冒頭お願い申し上げる次第です。

巷でも結構な話題になっているWindows の更新プログラム「KB3033929」。3月11日に配信されたものですが、これがうまく適用されず、「更新→失敗→更新→・・・」を繰り返してしまう不具合。実は、我が社でも確認できただけで2台ほどトラブルに見舞われています。何を隠そう、私のPCと上司92氏のPCがそれです。偶然にも数少ない64bitのWin7Proですが、はたしてこれが問題なのでしょうか。

Microsoft社はこのプログラムに対してセキュリティアドバイザリを公開していますが、そこで3033929は「Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で SHA-2 コード署名サポートを利用可能」と紹介されています。留意事項として、同時に配信された「KB3035131」との関連性に触れられていて、簡単にいうと「バイナリを共有してしまったので、131の方を先にインストールしないと、929がインストールできない」という趣旨の内容が書かれています。つまり、「失敗しちゃった」ということですか?
でも、その後段には「アップデートを自動更新している場合は問題ないよ」とも書かれていて、「じゃあこの状態は何なの?」という。今の状態がここです。
別なセキュリティアドバイザリには「マルチブート環境のときに不具合」という情報も見受けられますが、そんなことはしていませんよ。許してください。

仕方がないので、一度3035131をアンインストールして、手動で入れ直してみました。その後、堂々と3033929を入れてみるのですが、やはり状況変わらず。Windows起動時の更新プログラム適用中に「72%」で悩みだして、すぐにあきらめて以前の環境に戻してしまいます。私と一緒で根性がありません。
ちなみに、この一連の不具合でログに残っているエラーコードは「80004005」。だから何だというんですかね。

結局のところ、問題があるとすれば、毎回PCの起動時に適用→失敗を繰り返して若干時間がかかるくらいのものですので、「そのうち直るだろう」くらいの軽い気持ちで放置するほかないような気がしています。不具合を出さないための修正プログラムで不具合発生という、まさにこの業界のあるあるネタですね。

SS
毎日のように挑戦しては失敗を続けるアップデート。なぜか応援したい気持ちになります。

(投稿者:ちゅん)

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新採用職員用PCの設定完了

実は例年になく早い、人事異動の内示がありました。もう1年とは確約できませんが、ちゅんとのコンビは新年度も続きます。よろしくお願いします。

さて、そんな訳で人事異動に係るパソコン移動の下準備が解禁となりました。人事担当から新採用職員の名簿と共済番号の一覧も届きましたので、いよいよ新人用にkeepしていたノートPCの設定開始です。まず、窓OSのUPDATEを、何回か再起動をさせながら行います。次に空海を入れます。このPC達、少しの間お蔵入りしていたので、ウィルス対策用クライアントソフトの入れ替えが必要だと分かりました。ハイハイ。そして座る(配置する)場所の直近プリンタドライバを確認し、お約束のFREEソフトを幾つか入れて完成です。既にドメイン用のアカウントだけは、フライング?で鯖に追加してあるので、ログオンしてデスクトップ上にショートカットを置いて終了です。あとは31日のアフター5に、GWを人事異動職員の変更作業時に新規追加して完了です。オーッ!!担当者手早く?もう予定台数を完成させたようです。

我社では新採用職員に期待を込めて、出来る限り新しいPCを配備する事にしています。しかし、配置先によっては業務システムや導入の経緯から、前任者のPCとなってしまう場合もあります。仕方がありませんよね。今回は5名に新しいPCが配備となります。まあ、どのPCが当たってもメンテナンスはしっかりしておきますので、ご安心下さい。

システムの情報
業務用PCは、レジストリのOEMInfomationをこんな風にいじってあります。

(投稿者:92)

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オープンデータアプリ第1号

ども。
あと1週間少々で今年度が終わるという事実に愕然としている担当ちゅんです。

先日からせっせと取り組んでいる「オープンデータ」ですが、当初予定していた分のデータは全て公開作業を終えました。本日現在で8種類です。今後は他の自治体とも協力しながら、一緒に同じ項目のデータを公開していく動きを作りたいと思っていますし、町の文化財担当とはかなり大きめなデータの公開に向けて打ち合わせを始めました。

さて、オープンデータの取り組みは、まだまだこれからの分野だと思います。種を蒔いたとしても、最終的に実が成るかどうかわからない部分もあるかと思います(自己満足になってしまう恐れも)。ですから、実際に使われるのかわからない前提でデータを公開していく労力を考えると、なかなか一歩を踏み出せない自治体もあるようです。この気持ち、実はすごくよくわかります。実際につい最近まで私も同じ気持ちでしたから。

そんな状況の中で、いわば「お試し」的に始まった取り組みですが、実は嬉しいニュースが。オープンデータとして公開している「八雲町AED設置場所」が、まさかのアプリになったのです!

AED検索 :初音玲 様
http://hatsunejournal.jp/w8/aedSearch/

「アプリになった」というよりは、正しく言えば「アプリにデータが格納された」というべきでしょうか。データは八雲町消防本部が所有していたもので、八雲町MAPにもAEDとして掲載されているものです。これを、RDFフォーマットに変換して公開していました。
こうして目に見えるかたちでの成果が得られたことは、八雲町のみならず、他の自治体にとっても励みになるものと思います。作者の初音様には大変感謝いたします。

本アプリは、Windowsストアアプリで、Windows 8.1以降のOS、もしくはWindows Phoneで利用が可能です。GPSを搭載している端末の場合は、現在地から最寄りのGPSまでのルート検索などができます。
私はテスト環境として私物のWindowsタブレットにインストールしてみましたが、残念ながらGPS非搭載のため、位置情報を取得できず、手動でマップ上から検索するしかありませんでした。でも、自分が公開したデータが誰かの手で別な形に生まれ変わる体験は新鮮で、正直、モチベーションが上がりました。

周囲にはあまり見かけませんけれども、もしWindows Phoneをお使いの方がいらっしゃれば、ぜひ本アプリをインストールいただき、万が一の際にお役立てください。無料です。

AED検索
当町のデータを使ってアプリ等を開発いただけますと、こうしてブログ等で大々的にPRいたします!

(投稿者:ちゅん)

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続々とネットワークカメラ

無事、新年度予算が議会を通りました。当たり前ですが、適正な予算執行に努めたいと思います。

さて、新年度予定されている事業に、ネットワークカメラの設置が2つあります。ウェブカメラとかIPカメラと言われるネットワークカメラを数カ所に設置します。今年度、噴火湾パノラマパークウェブサイトのリニューアルでの目玉であったライブカメラと同じような手法です。新年度は、その用途から「防災」と「除雪」の2事業となりました。

防災カメラは、河川の水量と港の潮位をリアルタイムで監視しようとするもので、町内を流れる遊楽部(ゆうらっぷ)川に2台、落部川に1台、八雲漁港に1台設置する事にしています。ランニングコストの軽減のために、バックボーンを2.4GHzのFWAとして、情報系の庁内NWに接続する設計です。勿論、夜間用にリモート操作で点減出来る投光器も完備です。

除雪カメラは、町道に降り積る雪を確認し、除雪車出動の判断に役立てようというものです。雪が降ると深夜2時からパトロール車を出しているのですが、町道でも山間部や浜通りなどでは、吹きだまりが出来ていて大変らしいです。そこでライブカメラの出番なのです。しかし、街中ではないのでバックボーン回線に困りました。幸いにも何カ所かは5GHzのFWAが使えそうですが、どうしても携帯キャリアのデータ通信サービスしか手が無いところもあったりします。まあ冬季間の数カ月、1日数回見るだけなのでコストも安価に収まる算段です。

このネットワークカメラ達ですが、その用途から一般公開の予定はありません。担当との協議はまだですが「定時に静止画をFTPでUPさせ、何とか一般公開したいなあ」と思っています。

除雪カメラ設置場所
いかにも吹きだまりそうな交差点。ここにカメラを設置する予定です。

(投稿者:92)

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3種類のブラウザを使い分け

ども。
最近は「分からないことはあの自治体に聞こう!」ということで、導入事例を見つけて電話するということにためらいを感じなくなった担当ちゅんです。情報担当の方は、みなさんとても良い対応をしてくれます。

さて、本日はちょっとマニアックなネタです。私は業務上、2種類のブラウザを使い分けて仕事をしています。一つはお馴染のInternet Explorer 、もう一つはこれも有名な Google Chrome 。双方甲乙つけがたく、プライベートで使うのであれば、はっきりいって趣味の話です。

趣味ならばIEを使っているだけで十分という話でもあるのですが、困ったことに我が社では複数のシステムに足を引っ張られて、いまだにIE9を使い続けているという状況です。なので、最近ではIE9のサポートを終了しているウェブサービスが増えていて、どうしても他のブラウザを使わざるを得ない場面もあるのです。
※異なるバージョンのIEを同居させられればよいのですが、昔からこれだけはできません。

ですから、基本的な業務はIE9、どうしても動かないサービスや動作チェックのために他のブラウザというように使い分けをしているというわけです。つまり「IE9とそれ以外」という話で、選択肢としては何だっていいのです。

――そんな中。IEを最新にできない原因のひとつである「HTMLエディタ(WYSIWYGエディタ)」が、なぜか急にFirefoxで使えるようになったという情報を入手し、試さざるを得なくなりました。そのエディタ、CMS界隈では有名で、大手サービスにもかつて採用されていた実績のある「FCKEditor」というもの。使い勝手はいいのですが、最近のブラウザでは動作しなくなってしまい、困っていました(はやくEmulateIE8をやめたい)。個人的に、自治体でCMSを運用するうえで成功するか否かは、いかに使い勝手のいいHTMLエディタを選択するかにかかっているとさえ思っています。

実際にFirefoxでウェブサイトを開いてみると、確かにエディタは正常動作しています。これには正直驚きです。日々バージョンアップされ、一度切り捨てられたものは二度と動かないはずなのに、ある日突然サポートされるなど通常は考えられません。保守業者さんにも連絡してみましたが「不思議ですね」といった反応。いろいろと調べてみても、ドキュメントは見つけられませんでした。原因がわからない以上、次のバージョンアップで再び使えなくなる可能性も捨てきれず、今は様子見。どなたかこの辺の事情に詳しい方はいらっしゃいませんか?

ということで、私のPCには、いま3種類のブラウザが同居しています。基本はIE、やむなくChrome、気分でFirefoxと訳の分からない状況になります。

3種類のブラウザ
IEを使う理由、それは「最初から入ってくるから」。やっぱりこれが大きいです。

(投稿者:ちゅん)

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