画面外に消えるウィンドウ

てんちょです。涼しくなってきたのでそろそろ釣りに行こうと密かに計画中。

先日、「Excelが開かない」という連絡が入りました。すぐに資産管理ソフトを使ってリモート接続してみたところ、タスクバーにはExcelが起動状態で表示されているにも関わらず、デスクトップ上にはどこにもウィンドウが表示されていません。

自分で使用していても昔から数年に1度くらい遭遇する症状ですが、マウスカーソルでも持っていけない画面外にウィンドウが飛んでしまう症状です。解決方法はタスクバーのプレビュー表示の右クリックメニューから移動を選択して、キーボードの矢印キーで画面内に持っていくだけでいいんですが、そもそもどこにあるのかわからないので勘で操作するしかありません。画面内にウィンドウが表示されるまで、下を長押ししてみたり右を押してみたりしながらウィンドウ位置を探っていくと、画面内に戻ってきます。

しかしこれは何が原因なんでしょうか?マルチディスプレイ環境でモニタを切断した場合に、画面外にウィンドウが取り残されるようなことは考えられなくもないですが、モニタ1枚の環境で特に移動させるようなこともしていない中で、突然表示されなくなるウィンドウ。

ウィンドウの初期位置のエラーなのか何なのかはわかりませんが、初めて遭遇したのはWindowsXPのころだったような記憶があります。Windowsに原因があるのか操作している側の問題なのかも謎ですが、勘に頼らないもっと簡単な解決方法はないんでしょうかね。


一発で移動するショートカットキーとかあるんですねー?

(投稿者:てんちょ)

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次期校務用PC検討

ども。
今週はスマホの位置情報ゲームが熱いですね、担当ちゅんです。

先日、今後の校務用PCの更新について、先生方と直接ディスカッションする機会を頂きました。普段、我々は端末やネットワークの運用・保守といった目に見えない場所で関わりを持っているのですが、数年に1度の更新時期には仕様の検討のため表舞台に登場します。

これは言うまでもありませんが、PCというのは業務を効率よく行うための道具です。ですので、PCが原因(遅いとか止まるとか)となって業務がうまく回らないということは本末転倒です。
そこが前提となり、では今後の更新ではどのようなスペックのPCにどのようなソフトを導入すべきなのかといった検討では、あくまで「今よりも利便性が向上する」ということを目的に検討していくことになります。

一方で、情報漏洩やデータ消失といったリスクを最小限にするために情報セキュリティ対策も同時に進めなければなりません。一般的に、利便性が向上するとセキュリティは低下し、セキュリティ対策をしすぎると不便になっていくという相反する関係にあり、ここのバランスをとるのがすごく難しいんです。ですが、我々とすれば「セキュリティ対策はこちらでしっかり考えるので、まず先生方はどんな環境だと仕事がしやすいのかを教えてほしい」というスタンスでした。

が、蓋を開けてみると、我々以上に先生方は情報セキュリティ対策に関して真剣に考えていらっしゃり、頭が下がりました。こちらから「こういう仕組みはどうですか?」と提案するも「いいと思いますが、その場合セキュリティはどう担保されますか」といった具合に、便利であることと同時に安全・安心して使うということに対する意識の高さが感じられ、内心かなり嬉しかったです。
それでも、私個人としてはこれまでの校務用PCは情報セキュリティ対策に重きを置きすぎて使いづらさの方が少し勝っていたのかなという反省があり、次の更新では安全なことを前提とした使いやすい・快適な環境を構築できるようしっかりと勉強して提案したいなと思いました。

シーソーどちらかが重たくなるとどちらかが軽くなる関係はまさにこれです

(投稿者:ちゅん)

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何もしてないけど解決

てんちょです。日中も涼しくなってきてようやく夏が終わった気配がしてきました。このくらいの気温がちょうどいいですね。

先日ある部署で使用しているシステムが突然起動しなくなりました。通常はスプラッシュ画面が表示された後にソフトが起動してきますが、スプラッシュ画面から先に進まず、マウスでクリックすると画面が消えてそのままソフトが立ち上がらないような状況です。

動きを確認するためタスクマネージャーでプロセス見ていると、どうやらwindowsのプロセス上は実行されているようでした。また元々の仕様なのかは不明ですが起動を試みるたびにプロセスが増えて多重起動しているような動きをしています。とりあえず再起動も効果なし、セキュリティソフト側での誤検知を疑いログ確認をおこないましたが、こちらも特に異常はなし。

メーカーさんに連絡してもらい状況を説明したところ、動いているプロセスはそのソフトのもので間違いないということでした。対策聞いてみましたが互換モードで動かしてみることやセキュリティソフトの設定の確認をしてみるなど、すでに試している内容で具体的な改善方法は得られず、個別の状況下でしか発生しないような不具合で原因の特定に時間がかかりそうな案件になってしまいました。とりあえず当日は使用できなくても問題ないとのことだったので、別件もあり「翌日対応します」ということでいったん撤収。

しかし翌朝。いろいろ対処方法を考えながら再度確認しに行くと「昨日の夕方から起動するようになりました」と報告が…。どういう経緯で動くようになったのかを確認してみると、昼頃に停電が発生してPCの電源が落ち(その部署の端末はデスクトップだったため、停電の影響で電源が落ちてしまいました)、再度起動した際に試しにソフトを起動させてみたところ、普通に立ち上がったとのこと。原因の特定もできないまま停電で直ってしまったので、次に同じことが起きた場合の対応が…。直ってよかったんですが、何もしてないまま解決されるのも困ります。


「こんなことで解決するのか…」

(投稿者:てんちょ)

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何でもないようなことが

ども。
このところ不調になるPCが多くて保守に時間をとられている担当ちゅんです。やはり暑さでしょうね。

先日、以前から利用している某システムのメーカーさんから「事例紹介のため取材させてほしい」と連絡がありました。我々のようなものを取材されたところで、果たして事例になるのだろうかという不安はありましたが、日ごろから便利に使っているシステムですし、少しでもお役に立てるのであれば・・・ということでお受けすることになりました。

今回はインタビュー形式の取材ではありましたが、なんとその様子をムービーでも撮影したいとのことで大掛かりです。カメラで撮影されると聞いたとたんに急に緊張。ただ、話はほぼ雑談のような形で進み、途中で「そういえばこれは取材なのだから、もう少し気の利いたことを話した方がいいのかな」などと思いつつ、しかしそんな器用なことはできないので、終始笑いの絶えない、そんな楽しい時間となりました。

そんな中で印象深かったこととしては、情報システム部門の仕事そのものの話になったとき。職員にPCを配備して、電子メールやファイルサーバなど様々なシステムがすべて正常に動いているという状況は、我々のような裏方の立場では苦労の一つや二つあるものですが、ユーザーの立場からすれば「普通のこと」なのだと。一方で、そんな動いていて当たり前のものが、例えば災害などである日突然使えなくなったりすると、改めて「普通って実はすごいことだった」と。

このことをとっさに「有名な歌で【何でもないようなことが幸せだったと思う】という歌詞がありますが、まさにそれです!」「ついでに言えば【ザ・トラブル】です」とインタビュアーに伝えたところ、これがツボだったようで「どうすれば事例紹介の中でそのフレーズが使えるか、真剣に考えます!」とのこと。冗談みたいな話ですが、実際、我々の仕事ってそんな一面があると思っています。普通に動いているということが大切で、そのことを誇りに思いながら、今日も端末の保守で一日が過ぎ去っていきました。

てんとう虫某社広報部の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

(投稿者:ちゅん)

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現調Day

ども。
最近、枝豆を頂くことが多くて、毎日のように茹でている担当ちゅんです。

昨日・本日と今年度実施している庁内LAN再構築のため、町内の様々な施設を業者さんとともに訪問して、機器の設置場所などを打合せしておりました。いわゆる「現調」というもので、ここで的確な指示が出せるかどうかが、その後の業務を順調に進められるかどうかに大きく関わってきます。

普段は何か起きない限りなかなか足を運ぶことのないような部署にもお邪魔して、既存の機器の状況や新しく設置する機器の場所や配線ルートなどを説明していきます。機器の状況は頭の中にほぼ入っているとはいえ、しばらくぶりに訪問してみて「あれ??」と思うことが結構ありました。

今回、交換する対象の機器にはルータやスイッチが含まれるのですが、今どきの機器は性能の向上と比例するように筐体のサイズが一回り以上大きくなってしまいました。そんなわけで、いざ設置予定場所を見てみると「これ、収まりませんね」となるケースの多いこと。最近の建物だとあらかじめ情報通信機器用のBOXなどが用意されていることもありますが、役場の建物にはそんなものはほとんど用意されていません。多くはテレビや電話といった弱電用の分電盤の中に無理やり詰め込まれていて、新しい機器など入るスペースはほとんどないのです。

ではどうするか。機器の取り付けに必要な金具を自作したり、別な機械にインシュロックタイで固定したり、本来はマグネットなどついていない機器の足にマグネットを取り付け強引に収納したり・・・。
最近は新しい建物の設計にも関わることが多いのですが、なぜか「情報通信」って工事ではほとんど考慮されず、機器の取り付けなんかは「工事が完了したら別途やってください」になることが多いですよね。そういう弊害がここに表れているなあと改めて感じますし、これから作る建物には必ず情報通信機器の収納スペースを確保しなければならないと思いました。

RANとある現場の収納BOX。スペルミスはありますが、BOXがあるだけありがたい。

(投稿者:ちゅん)

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