通線作業は道具が8割

ども。
6月が過ぎ去っていく速さに驚いている担当ちゅんです。

先日「〇〇室では業務用のWi-Fiが利用できないので会議ができない。何とかならないか」という問い合わせが来て驚いているという話題を書きましたが、本日はその続きです。
今までの会議では紙の資料が基本でしたし、そもそも庁舎内でノートPCを持ち歩くという文化がありませんでした。その部分が徐々にではありますが変化してきて、そうなると早晩ネットワーク接続が必要になるというのも必然ではあります。

そんなわけで、意を決してWi-Fiのエリア拡張に臨みました。考えてみれば自庁舎にLANケーブルを引き回す作業もかなり久しぶりです。あらかじめスイッチから目的の場所までの配線ルートを決めておいて、要所要所で天井のジプトーンを剝がしていきます。天井裏の配線には「ジョイント釣り名人」と「ケーブルフィッシャー」を、パイプシャフト内の通線には「スチールワイヤー」を駆使して、手際よく作業を進めました。

一番の強敵は目的地付近の天井裏に収まっていた断熱材のグラスウール。これを素手で触ってしまうとどういうことになるのかは熟知していて、最初は棒のようなものを使って避けたりして作業をしていたのですが、途中からはもうヤケになって素手でやってました。おかげでその日は一日中体がチクチクしていましたが、これはもう仕方がないことと諦めました。

結果として、時間にして2時間強で目的の場所までLANケーブルを通し終わり、無事にAPの取り付けができました。こういう作業をしていて感じるのですが、通線作業って経験が2割、残りの8割は道具で決まると思います。必要になるたびに少しずつ揃ってきた道具ですが、これらがあるかないかで作業効率はかなり変わってくる(極端にいえば実行不可能までありうる)と思っています。道具って大事ですね。

作業中の風景役場職員が自営でやっているとは思えない作業中の風景

(投稿者:ちゅん)

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恒例のミルクロードレース手伝い

てんちょです。車の外気温計が29度になってました。何かの間違いかと思いましたが、たしかに暑い…。

今年も「ミルクロードレース」が開催されました。昨年に引き続き賞状作成のためデータ入力のボランティア参加です。2回目の参加となりましたが、もう記憶も曖昧になってしまっているので、昨年同様に使用するPCの動作確認と作業内容の確認のため事前に打ち合わせも実施で万全。今年はびっく氏が所用で参加できなかったため、ふろんと氏が参加してくれました。今回もベテラン揃いで安心です。

当日は天候は曇りで少し肌寒い感じではありましたが、走るにはちょうどいい感じのようでした。現地に到着したところで、昨年の記憶も徐々によみがえってきました。机の配置、PCとプリンタの設置を行い、あとは選手のゴールを待つのみとなります。50人ごとにタイムが集計されたレシートと着順のゼッケン番号のリストが届き、それをシートへ入力。印刷用のCSVを作成してこちらの作業は完了となります。

ここでちょっとトラブル発生。2回目の入力中に重複したゼッケン番号があることに気が付きました。すぐにゴール地点の担当者に確認を行い無事に解決しましたが、ゴール地点でのゼッケン番号確認も手入力のため、複数人が同時にゴールすると記入も大変そうです。ほかに何かいい方法はないかと考えてしまいますが、もっと参加者の多い大きな大会などの場合はどうしているんでしょうか?

他にもちょっとトラブルはありましたが、無事に表彰式を迎えることができて一安心。表彰式後の抽選会はすこし雨が降っていたようですが、今年もいい大会だったのではないかと思います。各所で大会運営にかかわった皆様、今年もお疲れさまでした。来年はなんと第40回大会、もっと盛り上がりそうで楽しみですねー。


来年は入力が追い付かなくなるくらい参加者が増えると期待しています!

(投稿者:てんちょ)

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小さなことをコツコツと

ども。
6月~7月の予定が謎に混雑している担当ちゅんです。スケジュール管理は慎重にやらないと。

自治体DXの一環として、庁舎内におけるペーパーレス化の取り組みを進めています。なんでもかんでも紙が悪いというつもりはないし、私自身、紙は好きなのですが、やはり業務の中で物理的に紙が行き来する状況というのは効率がいいとは言えませんよね。さらに言えば、現在進行中の新庁舎の建設・移転の課題ではそもそも書庫が少ないという課題もあって、この取り組みは避けて通れないものになっています。

そんな中で、昨年から続けてきたのが「会議室という会議室にモニタを設置しておく」という取り組みと、「PCを持ち運びが容易なモバイルノートに変更する」という取り組み。これに加えて、本年度は文書管理システムを導入して、決裁は原則電子で行うものに変更していきますし、日々の業務ではMicrosoft 365を導入することでTeamsによるコミュニケーションも開放していきます。

このように様々な取り組みを複合的に行っていくことで、徐々にペーパーレスに近づけていこうとしているところなのですが、最近は会議を開催しても、自然とPCを持ち寄るようになってきていると感じます。それどころか、職員から「〇〇室では業務用のWi-Fiが利用できないので会議ができない。何とかならないか」といった、今までだったら信じられないような問い合わせまで来るようになりました。

結局のところ、小さなことの積み重ねでしか大きなことはできないわけで、日々、コツコツと種をまき、水をやってきたことが、ようやく開花し始めたような、そんな気分になっています。ペーパーレスに関して言えば、やはり最終的には職員の意識を変えてもらうことが重要ではあるのですが、その前提となる環境整備は必須。いくら「紙を使わずに会議をしてほしい」とお願いしても、「そもそもデスクトップPC使ってるんですけど」とか「会議資料を投影するモニタがない」「ネットワークが不安定で資料をダウンロードできない」などなど、あらかじめ想定できるトラブルってあると思います。こういうことを事前にどこまで解決しておけるのかが勝負だと思っています。

ペーパーレス最大のミッションは「電子決裁」だと思っています

(投稿者:ちゅん)

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ADでの共有プリンタ展開実験

てんちょです。最近外に出ていないのでそろそろ外勤に行きたいです。

引き続きプリンタの展開方法の検討。前回までは「ART EXドライバ」でテストを行いました。なんとなく行けそうだったので時間に余裕のあるときに各プリンタドライバをインストールし、現在稼働している複合機のセットアップファイルを一通り作成。共有フォルダにショートカットをまとめて配置して、それぞれのインストールテストも実施してみましたが、これはこれで使えそうな感触です。

さて今日はADでセキュリティーグループで制限を行って、共有プリンタを展開したいと思います。まずはテスト用に使用しているプリンタをサーバーにインストールします。どこにインストールするか悩みましたが、ファイルサーバーにインストールすることにしました。インストールしたプリンタに共有設定を行い、続いてグループポリシーを設定。共有プリンタのパスや配布対象のセキュリティーグループを選択して設定が終わりました。

配布対象のセキュリティーグループは自身が所属しているグループに設定し、ポリシー適用のため再起動してみると、共有プリンタがプリンタ一覧にでてきました!インストールしたいプリンタを個別に選択するものかと思っていましたが、対象のセキュリティーグループに自動配布されるのは便利。

ファイルサーバーにインストールしたので、ファイルサーバーを開くとプリンタが表示されてしまうことでしょうか。手動で適用できそうな気がするのでインストール先を変えないとダメですかね。異動などで所属が変わったときの動きなども気になるので、もう少し試してみようと思います。


設定もこれだけなので展開はかなり楽になりそうです。

(投稿者:てんちょ)

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マサルくん

ども。
今年度の事業が何一つ終わっていないのに、もう来年度のことを考えている担当ちゅんです。

自治体DXを推進していくために八雲町としての全体方針を策定して各種施策を進めているところなのですが、その中で、これまでなかなか手につかなかったというか、技術革新のスピードが速すぎて様子を見るしかなかったのが「AIの利活用」です。
そもそも、AIと一口に言っても幅が広すぎるんです。あらかじめ質問と答えを用意しておくことでコンピュータと対話ができる「Chatボット」もAIですし、正答率が低かった問題を重点的に復習できる「学習ドリル」もAI。そんな状況で「さて、AIの利活用って方針を立てたのはいいけど何をどうしていったらいいのやら」というのが本音でした。

しかし、やはりChatGPTに代表される「生成AI」が登場したことで「これだ!」と思いました。が、今度はその生成AIにも様々なサービスが存在していて、何を使っていくべきなのかわからなくなるという、まさに沼です。どうにも決めきれずにあれこれ悩んでいたのですが、ある日、同業者から「マサルくんがすごい」という話を聞きました。

デジタル田園都市 国家構想応援団
公務員業務の専用ChatGPT「マサルくん」
https://digital-supporter.net/dxgpt/

ChatGPTの有償APIが利用でき、かつ国が公表している様々な白書などを追加で学習させているという、「公務員業務専用」のサービス。どうすごいのかは直接サイトでご確認いただきたいのですが、自治体パートナーになることで「マサルくん」を無料で自由に使うことができるということで、ありがたい限り。実際に使ってみましたが、出力されたテキストには参照したデータ名が表示され、これなら公務で利用しても安心かな?と思いました。

そんなわけで、当町としてはこのたび、生成AIの利用ガイドラインを定めたうえで、職員が利用可能な生成AIとして「マサルくん」を指定しました。狙いとしては、まずはどのようなものなのか使ってみて、そして出力されたデータを見て「おぉ~!すごいな!」と感動してもらうこと。それだけで十分です。かなり志が低い感じがするかもしれませんが、いきなり有償のサービスを利用してしまったら、それに見合うだけの効果が求められますし、なんなら導入前にKPIの設定も必要になるかもしれません。今回はそういうのを抜きにして「まず使ってみてほしい」というアプローチです。さて、どのような結果となるか、しばらくは様子見の時間です。

マサルくんすでに数人の職員から「マサルくんいいね」と言われました

(投稿者:ちゅん)

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