ども。
週末に少しスポーツをしたら、全身筋肉痛で悶絶している担当ちゅんです。
最近はPCの保守案件がリモート操作で行えるようになっていて、情報担当としてはかなり楽をさせてもらっています。以前は何か起きると現地に行くしかなかったので、特に町内に満遍なく点在している小中学校の案件では、現地作業よりも移動時間のほうが長いといったことがしょっちゅうありました。
ですが、現地作業がまったく無くなったかといえばそうではありません。リモート操作にはインターネット回線が必須なので、回線そのものにトラブルが発生した場合はどうしようもないのです。本日もそんな状況で、某小学校(ADSL環境)まで外勤が必要な状況となりました。
でも、ただやみくもに現地に向かったわけではありません。ネットがつながらない原因を事前にある程度絞り込んでみます。
まず、これは基本ですが、モデムやルータなどの機器の電源をオン・オフしてみること。何らかの要因でネットに接続できなくなっているケースもあり、この作業だけで解決してしまうことも多いです。学校の職員にお願いして数回やってみたのですが、今回の場合はこの作業を行っても、改善は見られませんでした。
次に、NTTのフレッツ故障受付に電話をし、局社からモデムまでの間の通信を確認してもらいます。お客様番号と契約者名、建物の住所がわかっている場合はかなり有効な手法です。この結果、やはりADSLのリンクが落ちているとのこと。それに加えて、モデムと宅内配線は「売り切り」となっていて、学校の所有物となっているということもわかりました。つまり、通信業者さんに修理を依頼した場合で、仮に宅内の設備が故障していた場合は修理費が発生する状況ということです。
ここまでわかった段階で、別な学校で不要となって在庫していたADSLモデム(貴重品!)を手に、ようやく現地に出発です。私がやれることはモデムを取り替えてみることのみ。これで改善しなければ、不具合は屋外に設置されている保安器か何かだろうから、おとなしく業者さんに連絡しようと決めました。
およそ40分かかって現地に到着。すぐモデムの設置場所に向かい、リンクしていないことを確認。持っていったモデムに取り替えてみると、しばらくADSLのランプが点滅した後、点灯!!見事、リンクしました。
結局、原因はモデムの経年劣化による故障でした。これをやらずに修理を依頼してしまうと、いわゆる「出張費」を支払うだけで終わってしまう可能性があったということですね。やはり、外勤して正解でした。
無事に案件を解決し、滞在時間はおよそ5分。また40分かけて職場に戻るのでした・・・。
壊れてもなんら不思議はない骨董品。いままでお疲れ様。
(投稿者:ちゅん)