原因はUSB3.0

ども。
眠気を栄養ドリンクで飛ばして頑張る担当ちゅんです。

本日は、とあるノートPCにWindows 7 をクリーンインストールしました。最近のノートPCには、必ずしも光学ドライブが内蔵されているとは限りません。今日のPCもそうで、その場合は外付けの光学ドライブやUSBメモリなどを使ってブートすることになります。
このこと自体は特に珍しいことではないので、戸惑うことはありません。DVDドライブをUSB接続し、BIOSでBOOT順番を変更、後はドライブ内蔵のPCと同じようにインストールを進めていくだけです。

しかし、今日は状況が違いました。普通にブートはするものの、インストールの序盤で「必要なCD/DVDドライブのデバイスドライバーがありません」というエラーメッセージが出て、その先の工程に進むことができないのです。「キミはデバイスドライバーが無いのに、どうやってブートしたんだよ」と思わずつっこみたくなりましたが、どこか気に入らないことがあるのでしょう。

その後、メディア不良を疑い別なDVDに取り替えてみたり、ドライブの故障を疑い別なドライブに取り替えてみたりしたのですが、状況は変わらず。こうなれば、怪しいのはやっぱり「USBポートそのもの」ということになりますよね。
ふと、ポートを観察すると、いかにも怪しそうな「青い色」。ドライブをつないでいたポートはUSB3.0でした。これが悪いのかとアタリをつけ、USB2.0のポートにつないでみたら、これが正解だったみたいです。ドライバー要求もなく、普通にインストールできました。

結局のところ、USB3.0って新しい技術で、Windows 7 がリリースされた頃にはまだ無かったものなので、インストールディスクにUSB3.0のドライバを持っていないというのが原因なんでしょう。初めての出来事だったので、ちょっと焦りました。

SS
ところで、USB3.0しか搭載していないPCはどうするんでしょうね。

(投稿者:ちゅん)

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経年劣化、あっぶねー!

昨日のブログでちゅんが匂わせたように、先日サーバ室でNW機器の更新作業が行われました。何事にも大変辛抱な我々ですが?流石に平成13年度に整備したメインスイッチ(L3)は、もう勘弁しても良いですよね。そもそもこのL3、100Baseなのでボトルネックの一因になってますから・・・。

今回機器更新はL3の他に、Giga-HUB(L2)と1500のUPSが3台です。物理的な交換作業は、体力勝負でそれほど問題なく・・・。何時もの様に多少のドタバタは・・・まあこの辺は後日ちゅんが書いてくれくれるでしょう。

ここで、恒例のドミノ倒し式の入れ替えです。引退する予定だった24ポートのL2ですが、信頼のA社製なので現役続行させることにしました。押し出されたのは、安価だった?PL社の同型Giga-HUBです。これも後日、僅かばかりのドタバタの種となりますが、無事交換完了となりました。PLよりA、信頼性が違いますよね。さて、外したHUBを振ってみると「カラカラ」と音がします。筐体の中に何かが入っています。ばらしてビックリです。チップの放熱器を留めるバネの基盤側フックが取れていました。はんだ付けがクラックし、抜けているではありませんか!奇跡的に放熱器は密着したままでしたが「あっぶねー!」です。よくよく基盤を観察すると、コンデンサも何個か腫れています。内1個は既に破裂してますし。これも「あっぶねー!」です。とりあえず、交換したので事なきを得ましたが、きちんとした定期交換が重要だと、再認識させられました。

ちなみにPL社の主基板は、AS○S製でした。いまやPCも手掛ける大手ですが、こんなモノまで作っていたのですね。AS○S製か~。個人的に好みなのでコンデンサ交換して治そうかな??

planexの基盤はasus製
取れていたフック(赤丸)と破裂したコンデンサ

(投稿者:92)

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サイレン

ども。
腕林檎を注文してしまった担当ちゅんです。

昨日のことでした。職員の勤務時間終了後、業者さんがサーバ室で機器の入れ替え作業を行うことになっており、私は現場立会と若干のお手伝いに従事していました。こうした業務も慣れたもので、言ってみれば「いつもどおり」に事は進んでおりました。

作業も中盤に差し掛かったころ。突然「ドン!!」という大きな音がしたかと思った次の瞬間、「ウー!!!」とサイレン音が爆音で鳴り響きます。一瞬、「何事だ!?」とパニックになりそうでしたが、それは火事のサイレンであることにすぐ気がつきました。

実は、八雲町では町内で火災が発生すると、役場や消防などに取り付けられているサイレンから一斉に音が鳴ります。サーバ室はサイレンが設置されている場所に近く、こんなに至近距離でサイレンの音を聞くことなど滅多にないことでした。結果として、この火災は大事には至らなかったようでしたが、なんだか心臓がドキドキして、業者さんも「なぜか焦りますね」といいながら、それが原因ではないにしろ、その後の重大な問題につながっていく(これは後日記事にします)のでした。

ちなみに、一夜明けた今日、消防の方にこのことを話すと「ウー!!という音の前のドン!!はシャッターが開く音」なのだそうです。サイレンの音よりも、むしろこのドン!!が怖かったです(少なくともサーバ室では聞きたくない類の音です)。何のシャッターなのかは分かりませんが、おそらく余韻防止のためのものなのでしょう。本当にびっくりしました!

配線
夜な夜な、ライトを照らしながらサーバラック内のLANケーブルの仕分け。これも恐ろしいことのひとつです。

(投稿者:ちゅん)

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リブーター

辛い週末を過ごしましたが、今日は天気も良くデスクワークも順調です。5月を仕上げますか!

さて、リブーターって知ってますか?あるモノをnetで探しているうちに、リブーターに行きつきました。「re booter」 なので日本語訳は「再起動機」とでもなるのでしょうか?出先などの離れたところにある、機器が不調で、再起動させたい事ってありますよね。(ここで言う再起動は、強制的な電源の入り切りなのでご注意ください)よくあるのは、ルータやネットワークカメラとかでしょうか。結局、現場へ出向きスイッチと言うより、電源コンセントを一度引っこ抜く作業をする事になる訳です。ほんの僅かな作業のために結構な時間が・・・。

そこで、リブーターです。手元のパソコンからNWを使いIPでリブーターを呼び出します。あとはコンセント制御画面からリブートさせるだけです。もちろんリブート以外にも、ON/OFFの制御も可能です。ここまで読んでお気づきの方も居ますよね。そうです以前書いた「こんな物をお借りしました。」と同じです。しかし、今回のリブーターはコンセントが必要十分の2口ですが、pingを使った死活監視機能や通知メールの機能もあったりします。用途が膨らみますよね!更に更に、価格も前回紹介した制御装置の半値ぐらいです。イイじゃん!!デモ機の貸し出しもやってるようなので、借りようかなと思います。

ちなみに、明○電機さんの「WATCH BO○T nino R○C-M2C」と言う機器なのですが、前回紹介したO社のR○1504Aって明○電機さんのOEM商品だったようです。O社では販売終了になっていますが、ここではまだ売っていました。さすが製造元?です。

リブーター
多分これが一番安価なリブーター製品と思われます。

(投稿者:92)

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さすがにそれは解決できません

ども。
眼精疲労が絶賛蓄積中の担当ちゅんです。

本日は特殊な案件でのSOS。公的に借りている、とある「住居」でインターネット接続ができなくなったので見てもらえないかと相談を受けました。住居となれば、私にできることは限られます(後述)。とりあえず、保守用のPCだけを持って、現地に向かいました。ひとつひとつ、原因の可能性をつぶしていくしかなさそうです。

まず、その住居のネット環境は「VDSL方式」でした。

(参考リンク)NTT東日本 VDSL方式 | 集合住宅の導入工事と配線方式について

興味のある方はリンク先をご一読いただければと思いますが、簡単に言えば建物までは光ファイバー、建物の中はメタルで配線されている方式です。・・・だからといって、何か特別なことがあるのかと言われれば、設定上は特に何もありません。宅内にあるモノがONU(光回線終端装置)なのか、VDSLモデムなのかの違いくらいです。でも、故障となれば、可能性のひとつとして「VDSL集合装置」の故障というのもありますね。レアですが。

早速、LANケーブルをつないで、ブロードバンド接続(PPPoE)を試みます。機器の故障よりも、圧倒的に多いのが設定の間違いなんですよね。ですが、やはりつながらないようです。この時点で「接続情報を間違っているから繋がらなかった」という線は消えました。
ふと、VDSLモデムを見てみると、LINEが点滅しています。調べてみると、どうやらLINEは点灯するのが正常で、点滅は断線している状況であるとのこと。こうなれば、可能性はぐっと絞られ、「電話ケーブルの断線」か「そもそも契約はどうなっているか」、最後は「機器や設備の故障」のいずれかということになりそうです。

念のため、契約情報を確認してみるも問題なし。正常動作を確認している電話ケーブルと交換しても状況は同じだったので、私にできることはここまで。あとは回線業者さんにバトンタッチです。故障受付に電話をし、状況を詳しく説明。修理の手配をして、ひとまず案件としては終了です。

その後、どうなったのか確認してみると、どうやら壁に埋め込まれているモジュラージャックの不良だったようです。これでは解決できるわけありませんでした。そもそも、電話のモジュラージャックは「電気通信設備工事担任者」という資格を持っていないと工事することができないのです。無資格者は、故障かどうかの一時判定をすることしかできないわけですが、現場では意外とこの一時判定ができるかどうかが重要視されるんですよね。そもそも、資格の有無以前に、モジュラージャックの持ち主は回線業者かもしれませんから、他人のものを勝手に弄るということ自体がありえないことですけどね。

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原因は機械ではなく壁のほうでした。

(投稿者:ちゅん)

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