ども。
最近、枝豆を頂くことが多くて、毎日のように茹でている担当ちゅんです。
昨日・本日と今年度実施している庁内LAN再構築のため、町内の様々な施設を業者さんとともに訪問して、機器の設置場所などを打合せしておりました。いわゆる「現調」というもので、ここで的確な指示が出せるかどうかが、その後の業務を順調に進められるかどうかに大きく関わってきます。
普段は何か起きない限りなかなか足を運ぶことのないような部署にもお邪魔して、既存の機器の状況や新しく設置する機器の場所や配線ルートなどを説明していきます。機器の状況は頭の中にほぼ入っているとはいえ、しばらくぶりに訪問してみて「あれ??」と思うことが結構ありました。
今回、交換する対象の機器にはルータやスイッチが含まれるのですが、今どきの機器は性能の向上と比例するように筐体のサイズが一回り以上大きくなってしまいました。そんなわけで、いざ設置予定場所を見てみると「これ、収まりませんね」となるケースの多いこと。最近の建物だとあらかじめ情報通信機器用のBOXなどが用意されていることもありますが、役場の建物にはそんなものはほとんど用意されていません。多くはテレビや電話といった弱電用の分電盤の中に無理やり詰め込まれていて、新しい機器など入るスペースはほとんどないのです。
ではどうするか。機器の取り付けに必要な金具を自作したり、別な機械にインシュロックタイで固定したり、本来はマグネットなどついていない機器の足にマグネットを取り付け強引に収納したり・・・。
最近は新しい建物の設計にも関わることが多いのですが、なぜか「情報通信」って工事ではほとんど考慮されず、機器の取り付けなんかは「工事が完了したら別途やってください」になることが多いですよね。そういう弊害がここに表れているなあと改めて感じますし、これから作る建物には必ず情報通信機器の収納スペースを確保しなければならないと思いました。
とある現場の収納BOX。スペルミスはありますが、BOXがあるだけありがたい。
(投稿者:ちゅん)