ども。
明日の窓10が楽しみな担当ちゅんです。
先週土曜日に、庁舎の計画停電がありました。これまで停電にまつわる話では当ブログでも色々とネタにしてきましたが、とにかく常時稼動が前提のサーバー機器は停止と再起動に神経を使う機器です。
今回もその業務に従事し、多少のトラブルがありながらも何とか無事に停止、復旧を行いました。
さて、停電復旧後、サーバーの起動確認が終わり、システムの動作確認を行っているときのことでした。各種システムの起動も無事終わり、最後にWi-FiのコントローラーにアクセスしてAPの動作を確認してみると、なぜか庁舎の外にあるAPがダウンしているとの表示。ちなみに、庁舎内のAPは問題なく正常動作しています。
困りました。その日は休日で保守業者さんもお休みです。自力で原因を探るしかありません。
とはいえ、庁舎の外という手がかりは結構大きいものがありました。試しに、庁舎外の部署に設置しているサーバーに対してPingを打ってみますが、これがNG。でも、庁舎内のPCでインターネット接続は可能。
・・・ここまででほぼ原因は「VPN」で間違いなさそうです。業者さんに電話で「VPNルータがおかしいことになってるかもしれない」と連絡。すると、休日にも関わらず「リモートで見てみます」となり、結局は「通信がエラーになってました」とのことで無事に復旧。例のAPもリンクアップして一件落着となりました。
これにはさすがに冷や汗。万が一原因がつかめなければ、そして業者さんの協力がなければ、最悪月曜日までネットワーク通信不可なんて事態になるところでした。
行政職場の場合、土日は休日と思いきや、消防署や病院など24/7な職場からすれば、休日などありません。一番影響が少ない曜日であることは間違いありませんが、誰にも迷惑がかからない日など存在しないということですね(災害だっていつ襲ってくるかわかりません)。
そう考えれば、計画停電であろうともサーバー機器を停止させるということは、今の時代タブーなのかもしれないと考えさせられる、よいきっかけとなりました。
なるべくなら見たくない画面です
(投稿者:ちゅん)