色見本

ども。
グレーのことをねずみ色と呼ぶ担当ちゅんです。

第2職場でのネットワーク構築業務も、いよいよ設計の段階から工事の段階に移ろうとしています。後にも先にも経験することがないであろう巨大な規模のネットワーク構築。非常に大変な仕事ではありますが、その分やりがいもあります。

本日は、実際に引き回すLANケーブルの色を決める打ち合わせ。LANケーブルの色といって頭の中に思い浮かぶ色って何でしょうか。我が社では青系が多いですが、特定の目的で利用するネットワークではわざと珍しい色を使っていて、赤、桃、黄、橙、白、緑などはすでに使ったことがあります。もちろん黒もあるのですが、電気系のコードは黒系が多いので、混同することを恐れて滅多に使いません。

そうした中で、今回、業者さんから提案された色は「若草」。偶然にも、身近な場所では一回も使ったことがない色で、かつ目立ちそうでなかなかいい色です。そして、呼び名が実に渋い。この色を「黄緑」と呼びそうになるところを、あえて若草と呼ぶネーミングにも惹かれ、即決でした。
今後、この若草色のケーブルが数百本、総延長にして数十km分も建物の中を引き回されることとなります。もちろん、カテゴリー6です。

色見本
ちなみに、ねずみ色は「灰」。

(投稿者:ちゅん)

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熱伝導接着剤

少し古めの自作パソコンが、自宅にやってきました。少し前まではDOS/V(ドスブイ)パソコンと呼んでいましたが、最近は聞かなくなりましたネ。PCを自作するマニア自体が、絶滅危惧種なのでしょうか?

さてこのPCですがソケット775の母板なので、今時のiシリーズ(1150)の乗る板と交換し、作り直す事になりました。コストを掛けずに、窓10も見据えたPCの変身です。こんな事が出来るのが、DOS/Vパソコン最大の利点なのです。交換する部品はCPUとMBと、最強のカンフル剤としてSSDの3点です。他の部品は、全て再利用・・・。

と、思いながら分解を始めると、何かがケース内側に落ちています。よく見るとキャラメル位のヒートシンク(放熱板)です。それも何個も落ちています。嫌な予感は当たり、グラボ(GeForce GTS250)のチップから外れていました。グラボのGPU用ヒートシンクはしっかりネジ留めですが、周りのチップ類のヒートシンクは接着剤付け?何とか、このグラボも再利用したいので調べました。こんな時は、粘着性のシリコングリスとか、熱伝導型の接着剤が良いようです。数種類の製品が売られています。でも、価格+送料だとなかなかですね。ほんの少量で良いのに、一番小さなチューブでも5gか~。こんなに要らないって!悩みます?ア○ンアルファじゃ拙いんだろうなあ?

もったいないと思えば、意外とコストが掛るジレンマ。まあ、iシリーズ内臓のGPUで我慢すっか?

250GTS
直して使う=熱伝導接着剤を買う=コストupでもecoなのか?

(投稿者:92)

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うるう秒

ども。
今日はこのことを書くと決めていた担当ちゅんです。

もうすっかりおなじみになったような気がしています。数年に一度、地球の自転速度と標準時のずれを合わせるために、秒数を挿入(もしくは飛ばす)するのが「うるう秒」です。本日、2015年7月1日の午前8時59分59秒の次に、1秒挿入され、幻の「8時59分60秒」が登場するということで、ニュースなどでも報道されていました。

今回、私もブログのためにこの瞬間を何らかの手法でキャプチャしたい!と思っていたのですが、すみません。

すっかり忘れておりました!

仕事熱心なもので、すみません。ということで、気がついたら1秒長い一日を普通に過ごしておりました。
でも、この「普通に過ごす」ということこそがすごいのだということは、この仕事をしていてわかります。コンピュータの世界は、全てがあらかじめ決められたパターン(プログラム)に従って動いており、そのパターンから外れた出来事が起きると「バグ」が発生したりします。今回のうるう秒挿入に伴い、世の中に大きなトラブルが起きていないということは、これをうまく処理できたということ。素晴らしいですね。

ちなみに、我が社ではNTPサーバを設定する際に、こだわって ntp.nict.jp を指定することが多いという話を以前書きました(参照:2015-03-31 PCの時刻がずれる)が、このNTPサービスを公開している「国立研究開発法人 情報通信研究機構」こそが、日本標準時(JST)の親玉です。実はyoutubeではすでに同機構がアップした「うるう秒」の動画が公開されています。すっかり忘れていた代わりといってはなんですが、興味のある方は文末の動画でうるう秒の瞬間をお楽しみいただければと思います。


60秒が出てきた瞬間、やはり妙な違和感を覚えます。

(投稿者:ちゅん)

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光線銃SP?

作業をしながら、ふと「光線銃SP」を思い出した。光線銃SPって知らないだろうなあ~。70年に任天堂から発売された、ピストルの玩具です。ピストルと言っても、弾が出る訳でなく光線が発射されるので安全な玩具です。命中するとビール瓶が2つに飛び散るとか、壁掛けのライオンが吠えると、なかなか当時の子供心をくすぐるものでした。的のセンサーは今でいう、太陽電池パネルだったようです。年末に我家やってくる、赤い服を着たおじさんにお願いしても、全く無視されるような超高額な玩具だったと記憶しています。そうだ、思い出した!それが近所の友人が持っていて、しつこく遊びに行ったっけ・・・。

さて本題、先日の窓XPパソコンを納めてきました。作業は、XPじゃないと動かない光線銃用ソフトのインストと、軌跡を表示するとか、発射音を出すとか、僅かばかりの設定です。最後にPC側のIPアドレスを、的のIPと同じ体系に固定し終了です。10Mで試し撃ちしてもらいましたが、良いようです。ところで、これなんだか分かりますが?現代版の光線銃SP?!それは「デジタル射撃」です。玩具なんかではなく、れっきとした夏の国体種目だったりします。デジタル射撃について、詳しくは日本ライフル射撃協会のHPをご覧ください。

ところで何故?八雲でデジタル射撃なのかというと、アテネ、ロンドンと二度の五輪ピストル競技に出場した小西ゆかり選手の出身が、八雲町なのです。小西選手は、2010年の広州アジア競技大会において25mピストルで銀メダルも獲得しており、現在もリオ五輪を目指し競技活動を続けています。そのような関係から、八雲にデジタル射撃スポーツ少年団が組織され、今では国体優勝者まで輩出しています。興味のある方は、総合体育館までお問い合せ下さい・・・と。

DSS用のピストルとパソコン
的とPCはクロスケーブルで接続。でも、ソフトがXP用ってどうなんでしょう?

(投稿者:92)

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信頼性モニタ

ども。
八雲地域は久しぶりに快晴になり、半袖になった担当ちゅんです。

さて、この仕事をしていると、やはりトラブル対応はつきものです。そうしたときには「いつからこの症状が出始めましたか?」とか「最近インストールしたものはありませんか?」などと聞いたうえで、手がかりを探すことが多いです。
ところが、一台のPCを複数人で使っているような場合は、「いつからかわかりません」といったことも多いのが実態です。
先日もこうした事案に出くわし、「これはイベントビューアでログを辿っていくしかないな」とあきらめかけたのですが、イベントって数が膨大すぎて読み解くのも大変ですよね。で、どうにか楽ができないかとWebで色々と調べているうちに「信頼性モニタ」の存在を知りました。

イベントビューアのログ情報を、日付ごとにグラフ化して表示してくれるという、まさにSEにとっては「これだ!」と思えるような素晴らしいツール、しかもこれ、Windows純正です。
では、そんなに良いツールをなぜいままで知らなかったかといえば、Windows 7 からはものすごーく分かりづらい場所に追いやられて、よほどのことがないと、まず見つけることも不可能となっているから(Vistaまでは管理ツールの中にあったようです)。

では、開き方を。まず最初に、いきなりですが番外編みたいなことを書けば、一番簡単に起動するには、「ファイル名を指定して実行」もしくはスタートメニューの「プログラムとファイルの検索」から

perfmon /rel

この文字列を入力してEnterするだけ。これだけで、見たことの無い人は「おおーっ」と声を上げてしまうような、それはそれは見やすい管理画面が出てきます。
しかし、これはあくまで番外編。普通の人が普通に画面上の項目をクリックしただけでここに辿り着こうと思ったら・・・。

 (1) システムのプロパティを開く
 (2) 画面左下にある関連項目からアクション センターを開く
 (3) メンテナンス(M)の右側にある下三角のボタンを押す
 (4) 問題レポートの解決策を確認の中の信頼性履歴の表示を押す

これでようやく開くことができます。なぜこんなに深い場所に沈めておく必要があったのかは不明ですが、このツールをもっと早く知っていたら、救えたPCもある・・・かもしれないと思うのでした。これって常識でしょうかね。

SS
世のSEのみなさん、もし使ったことがなければぜひ。

(投稿者:ちゅん)

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