DVDに収まらないISO

ども。
先日、秋を感じると言ったのを全力で撤回したい担当ちゅんです。暑い!

ただいま、当室では「死のロード」と命名している、夏休み恒例の学校行脚の真っ只中です。その模様は今後しつこいくらい投稿していく予定ですので、本日はその前段の、サーバー構築の話題を。
今回の案件では、またしてもWindows Serverを調達することになりました。小中学校の全PCをADでドメイン管理していくことにしたためです。全部で200台弱のPCを一台一台ドメインに追加していく気の遠くなるような作業、これを小中学校の夏休み期間中にやりきらなければなりません。

まさに時間との勝負です。調達したサーバーは、通常であれば納期はもう少し先になると言われていたものを、こちらの都合で前倒してもらっての構築作業となりました。
そのような事情なので、こっちもやれることはやります。サーバーOSはボリュームライセンスで調達しているため、メディアは購入せずにダウンロードが可能。「これをこちらで準備しておくので、なんとか今日セットアップを!」という状況でした。

早速、ボリュームライセンスサービスセンター(VLSC)からISOファイルをダウンロードします。これをDVDメディアにライティングして手渡す予定。
OSの種類、バージョンなどに間違いが無いか慎重にチェックして、いざ!・・・と、ダウンロードサイズを見たら驚きました。
なんとこのISOファイル、「5222MB」もあるのです。DVDメディアって、確か4.7GBじゃなかったでしたっけ??

「うそだろ!」焦ってGoogleで検索。すると、外国のサイトに明快な答えが。

Use a dual layer dvd.

Oh!No! ずいぶんとそっけないですが、2層(DL)のDVDを使えと。即座に上司92氏に相談するも「うん、家にはあるけどな」。そうなんです、私も家にはあるのですよ家には。
でも、その回答のすぐ下に、私が探していた答えもありましたよ。

Or just make it into a bootable USB. I hardly use discs anymore.

なるほど、ブータブルUSBにすればよいのですね。手元にあった8GBのUSBメモリに、これまたどこかで見つけてきたブータブルUSB作成ツールを使ってISOをライティングしてみると、これが大成功。
無事に業者さんに手渡し、サーバー上でブートさせることができました。
ISOといえば、当然片面4.7GBのDVDにライティング可能であるという思い込みは、これ以降は捨て去ることにします。

ISO
証拠画像。このサイズ、かなり驚きました。

(投稿者:ちゅん)

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夏休巡業始まる

学校案件の巡業が、いよいよ始まりました。中学校5校、小学校11校を9日間かけて回ります。作業する台数は、校務用と教育用合わせて423台を予定しています。

今回は、学校パソコンのセキュリティ向上のため、と称する作業です。内容は、学校毎に色々です。実は、その色々を統一する目的もあったりします。主な内容としては、校務用PCの大半は、新たなシステムイメージを展開します。教育用PCは、ドメイン参加が主となります。加えて、細々と無線APやプリンタのIPアドレス変更、全台のウィルス対策ソフトの変更もあります。業者さんの軽い見積もりでも、1台あたり1万円以上とあっさり言われた濃いめの作業です。勿論、今回も直営作業(man power)です。でも流石に、ちゅんと2人だけでは無理なので、教委の担当者と4人で2ペアでこなす予定です。

初日の今日は、我社から一番近い学校で、作業手順の確認もかねて80台弱の作業となりました。想定の範囲内のアクシデント?を解決しながら、3時間程で終了しました。やれば出来ます!

自席に戻ってから、明日の2校分の準備中に、又も問題が発覚!。現在、ちゅんが対応策を検討中・・・。さて、明日は予定どおりの作業をこなせるのか?こんな、ドタバタが18日まで続きます。

八雲小PC室
空海MENUで、生徒PCは一括で作業が出来ます。これで時間短縮できました。

(投稿者:92)

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NIT研修会 in MORI

ども。
何だか暑さもひと段落に感じられ、まさかの秋を感じた担当ちゅんです。

先週金曜、隣町の森町にて「NIT研修会」が開催され、上司92氏とともに参加してきました。
正式名称は「北部渡島檜山情報化担当職員研修会」。NITという略称は、何が語源になっているか正確には覚えていませんが、たぶん「North」「Information」「Team」あたりの単語がキーだと思います。
北から長万部町・今金町・せたな町・八雲町・森町・鹿部町の6町の情報担当者が集まり、合同で研修を行う組織。ちょうど6町の真ん中に位置するためか、近年は当町が事務局となることが多いです。

同研修会では新製品のデモであるとか、情報分野の課題に対する講演であるとか、町が単独で企画していくにはなかなか大変なことを、6町が合同することで実現しています。
今回は大胆にも総務省の「地域情報化アドバイザー派遣事業」を利用し、アドバイザーである白井芳明氏(株式会社HARP)をお招きすることに。演題は「マイナンバー制度導入による庁内LANのあり方について」という、各町の情報担当がまさに知りたい内容となりました。
普段は主に札幌などの都市で開催される会議などで講演されるような方に、「ロの字形式」の席から講演していただける、何とも贅沢な時間。質問も随時、ざっくばらんに受け付けてもらえて、たいへん有意義な研修となりました(本当はブログで会議の内容にも触れたいのですが、なかなか表に出せない話も多く・・・。察していただければ幸いです)。

情報担当というのは、その名が「情報」であるにも関わらず、各町が情報交換するという場というのはなかなか無いものです。講演後に行った情報交換タイムでは、またしても表に出せないような話が盛りだくさんでしたが、キーワードを上げるとすれば、「セキュリティ」「仮想化」「共同化」でしょうか。いずれにしても、各町の担当者が自分の地域の情報化のために汗を流している姿には、とても励まされました!

研修会の様子
2年ぶりの開催で、メンバーは若干変わりました。

(投稿者:ちゅん)

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窓10を入れました!

ここ数日、夜はパソコンをいじり倒しています。そうです、窓10で遊んでいます。窓10に遊ばれています。DL開始日の29日に集めた情報から、予約による無償アップグレードだといったい何時になるのか不明だと分かりました。窓Insider Programからではなく一般予約なので、仕方がありません。そこでisoをDLし、強制的にアップグレードさせました。まあ、バックアップもとったので、趣味の人柱ということで・・・。29日の夜更けに作業開始しました。

結果、まあまあ上手くいきました。ほとんどのアプリもそのまま使えています。少しビビったのは、N社のグラボが当たりませんでした。解像度1920×1080が出せません。念のため再起動させたら、何故か当たりました。少し調べたら、N社のグラボでは、既知のエラーのようで、窓10用のドライバが同社のサイトに上がっていました。これで完璧?更に窓10リリースの直後にも関わらず、MSはアップデートを出していたので、それも入れて最新版に。インスト関係は、1時間足らずでしょうか。意外に拍子抜け?

さて、僅かな期間の使用感ですが、スタートメニューの横にスタート(タイルUI)が付いた感じです。全てのメニューが、アルファベット順で探せるようになりました。漢字表記のアプリは「漢字」というグループ纏まるようです。仮想デスクトップなど、既報どおりなのですが、ふと気になったゲーム。それはソリティアです。窓10にもあるの?ありました!Solitaire Collectionなるものが。スタンダードなソリティアは「Klondike」のようです。何度かゲストで楽しみましたが、特に違和感はありませんでした。噂ではソリティアは有料(毎月1.49ドル又は毎年9.99ドル)で広告が出ない「プレミアム版」に出来るらしいです。でも、ゲストで遊んでも、広告なんか出なかったよな・・・?

さて週末を前に、窓10のセットアップは終わってしまいました。少し残念です。それだけアップグレードのハードルは高くないという事なのでしょうか?それは、それで良い事に違いありませんが?

窓10
コンパネもありますが、今度は「設定」を使うことになるのかな?

(投稿者:92)

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これぞプロの仕事

ども。
道民には耐え難い暑さが続き、汗だくの担当ちゅんです。

今年もこの季節がやってきたのです。学校が夏休みに突入するタイミングに併せて実施している、学校ICT関連の工事が大詰めを迎えております。
昔はPCを購入してPC教室に設置すれば業務完了でしたが、今では校内にLANケーブルを巡らせるのがほぼ標準となりつつあります。さらに、LANケーブルに加えて、Wi-Fi環境も。そういう時代なんですね。もちろん、工事は自営ではなく、専門業者さんが入っています。

我々も素人ながら多少はLAN配線をしますので、こうした機会にプロの仕事が見られるのは毎回楽しみです。まず、持ってきている道具の観察から始めますが、やはり全てにおいてプロ仕様。学校の壁はコンクリートが多いので、ネジ穴をあけるだけでも一苦労なはず。でも、業者さんの振動ドリルは、まるで木に穴をあけるが如く「スイーっ」とあきます。振動ドリルのせいなのか、それともドリルの刃が特殊なのか分かりませんが、いとも簡単に穴があきます。ドリルの刃も細いのから太いのまで、さらには50cmくらいの長さのものまで様々。それら全てに手入れが行き届いているように見えました。素晴らしい!

しげしげと観察していたところ、さらに驚きのアイテム。業務用の・・・というより、穴あけ専用の掃除機が登場。ドリルで穴をあけると必ず粉塵が出るのですが、そこに掃除機のホースをあてがい、粉塵が発生しない配慮を。何かに似ていると思ったら、歯医者さんで歯科衛生士さんが唾液を吸い込むあれ・・・逆に意味が分からなくなりますね。
これで、床を汚さずに綺麗な仕事ができます。

職場に戻ってから調べると、どうやらその掃除機は「充電式携帯集じん機」という名前のようで、結構いいお値段です。さすがにこの道具は必要ないような気がしますが、テクニックとしてはあれですね、コードレス掃除機の口をドリルの刃付近に待機させるという。素人にはこれで十分です。

集じん機
なんとなく黒板消しクリーナーを思い出しました

(投稿者:ちゅん)

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