e-ネット安心講座の準備

ども。
週末、某所でキャンプをしており、真っ赤に日焼けしてしまった担当ちゅんです。

実は、私と上司92氏は「e-ネットキャラバン」の講師として認定を受けています。この活動は、インターネットにまつわるトラブルなどを防止するために行われる啓発で、教育機関等で希望があれば無料で講師派遣が受けられるものです。今回は、八雲養護学校さんから依頼を受けましたので、早速準備作業に取り掛かりました。

一口にインターネットといっても、環境は日進月歩で目まぐるしく変化し続けています。それにきちんと対応していくために、資料も常にバージョンアップされています。ちなみに、この資料を利用するためには講師の認定が必要で、専用のIDとパスワードを持っていないとダウンロードができないという仕組みになっています。
確認してみると「やっぱりね」と口から言葉が出ました。どこをみてもスマホ一色。いまどき当たり前でしょうかね。無料通話アプリにまつわるトラブルとか、無料ゲームの課金にまつわるトラブル、無料アプリでのウイルス感染などなど、あくまで児童・生徒を対象にした講座ではありますが、大人だってこの辺をきちんと正しく理解できているかと言われれば・・・という内容になっています。再現ビデオもたくさん用意されていて、どれも秀逸な出来栄えなのですが、持ち時間から計算すればちょっと厳しいかなといった贅沢な悩みも。

この講座、日本全国どこで実施しても同じ内容になるように、しゃべり原稿までもが指定されています。受講される方にとっては良いことですが、講師の立場になるとなかなか難しいものがあります。新バージョンの資料に変更されて1回目の講座。ちょっと緊張していますが、受講してよかったと思っていただけるような講座になるよう、頑張ります。

プレゼン資料スクリーンショット
プレゼン資料の表紙、機器がナウいです。ガラケーは隅っこですか・・・。

(投稿者:ちゅん)

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快晴の日は1号車

北海道らしい良い天気です。空は快晴、爽やかで程よい風もあり、いよいよ短い北海道の夏到来って感じです。しか~し!今日は残念な事に、朝から机に向かったままです。学校の夏休みに合わせて作業する、学校案件の手順書を作り始めました。16ある学校ごとに、作業手順をまとめています。校務用パソコン約150台の再セットアップなど、力技の作業が目白押しです。効率化を図らねば!業者さんのジャブ的見積もりでは、1台1.5万と言われました。お約束の様に、ちゅんと2人+アルファ(何としても探さねば!)で、今回も荒稼ぎです?

真剣にデスクワークをしていると、何時ものお助け電話が・・・。幾つかの施設には、幾つかの目的からWEBカメラが取り付けています。それはインターネット等へ公開している物ではなく、ローカルIPで施設事務室から見られる仕組みとなっています。そのカメラが止まったらしいです?自席のPCからモニタすると、確かにとある枝先のカメラが見えません。一応、カメラの電源をリセットするように指示を出し、待ちます。ダメなようです。人間リモートも限界なので・・・行きますか。

そこで登場したのが、役場1号車。私のお気に入りです。庁舎に隣接する車庫には、自転車が3台用意されています。GWで空いてる公用車を確認して申し込みするより、手続き不要で自由に使える自転車が便利です。特にこんな快晴の日は、自転車に限ります。気持ち良く現場へ行ってきました。

現場到着後、ほんの数分で任務完了。まあ、息抜きに丁度良かったです。でも愛車の1号車、少しくたびれています。こいつもメンテナンスしてやらねば・・・。

大好きな1号車
お気に入りの役場1号車。少し?サビも浮いてきました、メンテナンスが必要です。

(投稿者:92)

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互換表示設定

ども。
大きな仕事のひとつが山場を迎えている担当ちゅんです。

さて、我が社では業務システムの動作を保証するため、これまでIE9を利用し続けてきました。セキュリティ的な話であれば、IE9はWindows 7と運命を共にしていて、Windows 7のサポート終了日である「2017年4月11日」まではメーカーからのセキュリティプログラムの提供が受けられるため、安心です。しかし、技術的にはそうもいかず、すでに古い仕様のブラウザであるめ、最新の技術を用いて作られたウェブサイトでは表示エラーがでます。先日からは、ついにGoogleまでもがIE9のサポートを終了してしまいました。

こうなると、いよいよ業務にも支障が出始めます。そんなわけで、現在、IE11の導入に関する実証実験を行っています。万が一、業務システムに影響があった場合の影響を評価し、最初はごく限られた端末のみに導入。そこで問題が出ないことを確認したら、もう少し範囲を広げ・・・といった具合で、徐々にIE11の範囲を広げていきます。

結局のところ、現段階ではIE11にしても大丈夫そうな感じです!
ポイントはやはり「互換表示設定」にありました。

業務システムによっては、ブラウザでアクセスすると動作が止まってしまったり、中には「ネットスケープではご利用いただけません」なんていう、とぼけたメッセージを出してくるものまで様々。でも、一様に互換表示設定で問題を解決できました。

この機能、IE11からは「非推奨」とされ、設定項目もすごく分かりづらい場所に追いやられてしまいましたが、設定自体は可能。しかも、グループポリシーで定義を配信することもできます。これを設定することでブラウザ内部の動作はIE7をシミュレートするとのことで、ほとんどの問題が解決できるのも納得です。
本来的に言えば、この対策は一時しのぎに過ぎず、最新のブラウザでも動作するシステムに入れ替えられれば一番良いのは言うまでもありません。でも、ブラウザが更新されるたびにシステムを入れ替えることくらい無駄なことってないよな~と思うのも本音です。
最近では、いっそRemote Appとかで、IE9を業務システム起動用の単独アプリケーションとして運用できれば、色々な問題から解決されるのではないか?とまで考え始めてしまいました。そんな中でWindows 10です。悩みは尽きませんね。

互換表示設定
結構分かりづらい場所にありますよね

(投稿者:ちゅん)

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端末の数を減らす=経費の削減

我社の業務では、パソコンを使用しています。ほぼ全職員の机上にはPCが配置され、日々様々な業務に使われています。ほんの10数年前までは、パソコンの「パ」の字も無く、せいぜいワープロの時代でした。これが、時代の流れっていうものでしょうか?

さて、狭い庁舎内には業務毎に沢山のNWが存在していますが、セキュリティの面から別物として構築するのが一般的でした。なので、庁舎内には複数のLANケーブルが錯そうしています。職員によっては、複数のシステム端末が必要となります。端末と言っても普通のPCなので、机上はPCだらけとなります。更に、GW、mail、インターネットや紙と鉛筆代わりのoffice用に「情報系」と呼ばれるPCも全職員に配備されます。机はどんどん狭くなり、OA機器のスペースは増え続けています。そこで、僅かな抵抗が「プリンターの集中管理始まる」「木工作品その1・量産型」でした。しかし、これだけではダメです。究極は、端末PCの削減。つまり共用です!これが可能であれば、スペース確保の他、大幅なコスト削減も期待できます。数年前から、この共用手法による整備を手掛ける自治体の噂を耳にするようになりました。我々も情報収集を始めており、基幹業務系(総合行政)と情報系の端末は共用の方向で・・・。

この複数のシステムを共用端末で利用可能とする仕組みが、FW(Firewall、防火壁)です。炎(外敵=意図しない通信)を遮断する壁です。これで、論理的には全くの別システムとして共存できます。ちなみに、住基ネットや現在整備中のマイナンバー等もFWの仕組みを使い、必要データのみを受け渡しさせセキュリティを確保しています。FWによる論理的分離は、業界の手法として確立しています。

さて、ここに来て「6月12日文書」なるものが、物議を醸しています。物理的な完全分離を促して・・・?現場の市町村は、迷走しかけています。我社の現状としては、幸いにも出遅れたため?物理的に完全分離されているので、問題はありません。でも、本当に端末の共用はダメなのでしょうか?何か明確な基準は無いのでしょうか?最後は「各自治体のセキュリティポリシーの問題です。」と、これもなるのでしょうか?愚痴を言いながら、にわかはまた悩みます。

今はCPU切替機で
CPU切替機ではなく、物理的に端末を減らしたい。

(投稿者:92)

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液晶一体型PC

ども。
事務仕事に取り掛かろうとすると電話が鳴る担当ちゅんです。

とある案件で、PCを調達することになりました。今回は珍しく?ユーザーの希望を聞いて、好みのタイプのPCを調達することになり、希望調査をしていました。

通常、PCのタイプといえば大きく分けて2種類で「デスクトップ型」か「ノート型(ラップトップ)」のどちらかです。それが決まったら、具体的にCPUのスペックやメモリ・ストレージの容量などの細かな仕様に移っていきます。
今回の場合も、特段何も考えずに「デスクトップとノートどちらがいいですか?」と聞いていたのですが、どうやらその選択肢では不足だったようで、現場からクレームが・・・。聞けば「一体型じゃなければ困る」ということのようです。

ここにきて、まさか「第3の選択肢」があるとは思いませんでした。一体型PCとは、モニタとPC本体が一体となったデスクトップPCのことを指します。「ノートPCと何が違うんだ」と言われれば答えに困ってしまいますが、つまりは、

 ・ノートPCよりも画面のサイズが大きく、
 ・キーボードとマウスがPC本体とは別に接続され、
 ・PC本体がモニタ側に内蔵されているため省スペースで、
 ・やけに家電っぽい

のが一体型と呼ばれるPCでしょうか。結局はあくまでデスクトップPCのカテゴリーに属している変則的なPCという扱いなのかもしれません。
これの良いところは、通常のデスクトップPC並みの画面サイズを確保しながらも、デスク周りを占有せずに済むというところでしょう。場合によってはマストな選択肢ですし、行政職場でもわざわざ一体型を指定して調達しているところがあるという話を聞いたことがあります(理由はよく知りませんが)。

ただし、保守をする立場の人間からすれば、これはかなり厳しい選択です。
万が一、モニタが故障した場合、PC本体が無事であっても一式で交換修理が必要になることも。また、部品も汎用性がなく特殊なものだったりして、プライベートで何度か一体型PCを修理した経験があるのですが、かなり苦労した経験があります。これが職場に導入されるとなると・・・正直、故障しないことを祈るばかりです。
逆にいえば、故障時の保証サービスなどが万端な場合(交換品先出しなど)は、どこが故障したのかなどの一次診断不要で、ポンと交換してお終いにできる話でもありそうなので、贅沢な環境かもしれませんが、そういう選択肢もアリなのかもしれませんね。

一体型PC
富士通さんのウェブサイトより。まさにメリットはコレですが・・・。

(投稿者:ちゅん)

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