EPSが無ければ、穴を・・・?

学校案件も本日午前中の1校で、一応?無事終了いたしました。何故?「一応」なのかって言うと、やはりいろいろと問題も発生しています。おかげで、午後からFWAのアンテナ移設工事となりました。

そうです!ちゅんの書いた「想定外の保存樹」対応です。銀杏の葉が見事に青々と茂り、悲しいかな半分以上のフレネルゾーンが奪われています。FWAのアンテナ設置時には、それほど気(木?)になっていませんでした。この老木?も枝先は成長を続けているようです。そこで、この保存樹をかわした校舎壁面にアルバリ○ンSUを急遽移設です。でも、問題が・・・。校舎2階の外壁から、50mほど離れたルータのある1階の放送室まで、どうやってLANケーブルを持っていくかです。RCの校舎に穴などありません。校舎内部まで入ってしまえば、一昨年度に校内LAN整備で取り付けた、無線APの近くまで行けます。後はそのケーブルを辿っていけば良いはずです。それなら簡単・・・に?

校舎躯体への穴貫通は、流石に我々には無理です。そこでアルミサッシの枠に穴を開け、ケーブルを通します。この工法は、実績があるので躊躇することなく、2カ所ばかりドリルで貫通させました。そこから、2階の廊下天井を転がし、8m先の点検口へ・・・。ここ意外と難所で、1時間も費やすという大失態?そこから、更に別な部屋まで行き、床まで下ります。ここで驚きの発見です!

普通、2階から1階へはEPSなどを使います。しかし先達は、2階床から1階天井裏へ穴を貫通させていました!ある意味、流石玄人の仕事です。我々にはない発想・行動力です!!物入れ奥隅のデットスペースに、15mm位の穴が2つ開いています。この下は放送室で、天井点検口すぐそばのベストな位置だったりします。我々もここを使わしてもらって、無事ケーブルの引き込みが終了です。以前の工事を辿るのは、やはり楽ですよねって?!

約1時間のタイムロスが響き、アンテナへのケーブル接続は、明日朝1番の作業となりました。少し残念ですが、仕方がありません。それにしても、床貫通の穴2つには、かなり驚きました!!

穴2つ
全く邪魔にならないデットスペースに、1階への穴が開いていました。

(投稿者:92)

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想定外の保存樹

ども。
結論を先に言えば昼食抜きになってしまった担当ちゅんです。

今日も学校PCドメイン移行作業を続行です。気がつけば、小中学校の夏休みは本日で終了。我々の作業も、本日の作業を入れて残すところあと3校となりました。

さて本日は、回線速度に若干不安のある「FWA(固定無線アクセス)」環境の学校での作業。インターネット回線として5GHz無線を利用している学校です。FWAについては、当室が公開している下記リンクよりご確認いただけます。

黒岩、山崎、野田生、東野でBBサービス開始
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/joho/content0004.html

光回線には遠く及ばないにしろ、ADSL並みには速度が出るはずです。ドメイン移行作業程度の負荷であれば、何ら問題ない「はずでした」。

その「異変」は学校に到着して作業を初めてすぐに気がつきました。妙に速度が出ていないのです。おなじみのBNRスピードテストで速度を計測してみると、100Kbpsを下回るくらいのジリ貧。それが原因で、ドメイン参加もエラーになってしまう有様でした。
※ちなみに、ドメイン参加時って、それなりの通信速度(通信の質?)が求められるような気がしています。詳しくはわかりませんが、不安定な回線だとうまく参加できないことが多いです。

すぐに回線事業者に電話。症状を伝え、詳細に電波を調べてもらうと、どうやら樹木などで電波が遮へいされて、十分な電波強度が得られていないことが原因とのこと。FWAにとって、今の季節が一番やっかいです。冬は問題なくても、夏場に樹木の葉が覆い茂ることで見通しが取れなくなることがあるからです。
急いで学校の外に出て、基地局までの見通しに大きな樹木が無いか確認。すると、すぐ目の前に現れた「巨木」の雄大さに、思わずため息がでました。

そこには『八雲町保存樹』の標識とともに、それはそれは見事なイチョウの木があったのです。

これには驚きました。保存樹ですから、当然「切っていいですか?」とならないのは言うまでもありませんが、仮に保存樹でなくとも切り倒すなどという考えには到底至らないであろう圧倒的な存在感。樹木のことはよく分かりませんが、それでもこの木は凄いのだということはすぐに理解しました。
これには成すすべなく、学校に設置しているアンテナの位置を変えることで対応するほかなさそうです。結局、学校での作業も仕切りなおしとなり、その後の日程に大幅な遅延が・・・。昼休み返上での仕事となりました。

ちなみに、この保存樹のことが気になり、当ウェブサイト人気ブロガーの「しげちゃん(郷土資料館学芸員)」に電話取材。すると、「確かに、そのイチョウの木は保存樹です。資料によれば、指定れたのは1979年ですね。」とのことで、何と35年以上も前から保存樹に指定されているということがわかりました。「樹齢は分かりますか?」と聞くも「はっきりしたことはわかりませんが、他の保存樹は400年とか500年とか、そういうレベルなので、少なくとも100年以上だと思います」とのことでした。
間違いなく、私が今まで見たことのあるイチョウの木の中で一番大きな木でした。八雲町内にはまだ多くの保存樹が存在しているみたいなので、こういうのをオープンデータ化していけば多くの人に知ってもらえるんじゃないかな~と感じています。

保存樹のイチョウ
どのくらい太いのかをお伝えしたくて撮影した1枚。見事なイチョウです。

(投稿者:ちゅん)

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やったー!iPh○ne6がもらえる!?

さてさて、今日は一人でお留守番です。涼しい風も事務室に吹き込み、溜まっていたデスクワークを一気に片づけています。はかどるワー!?そんな昼休み、S課長がスマホの画面を見せながら質問をしてきました。「・・・これって本当?」

画面に表示されていたのは「おめでとうございます!2016年登場の最新版iPh○ne7のテストユーザーとして、あなたがランダムで選出されました!」となっています。何ともラッキーなS課長ですって、そんな訳ありません。文章は更に続き「これは冗談ではありません!あなたは最新版iPh○ne7の公開前にテストユーザーとして招待されました・・・下の簡単な4つの質問にお答えください。「お礼」として、ほとんどの費用負担がかかることなくiPh○ne6(16GB)をお送りします!在庫数が少なくなっています。今すぐご応募下さい!」ってか。

突っ込みどころ満載です。iPh○ne7のテスターだったら、発売後で良いからiPh○ne7を下さいよネ。iPh○ne6は一応現行機種なので、在庫は潤沢でしょうが。「ほとんどの費用負担がかかることなく・・・」って、送料として$1を実費要求するらしいです。クレジット払いOKで、カード番号を入力するだけで簡単に・・・。

今更ですが、これは明らかなフィッシング詐欺の手口です。住所、氏名やクレジットカード番号、携帯内部からパスワード等々が抜かれる・・・おお怖~です。少し調べたら、セキュリティ大手のTMでは、今年5月ぐらいからこいつを把握してるようですが、すでに2万5千件以上のアクセスが・・・「やっちまったな!」状態ですネ。最近、何故が動きが活発化しているらしいです。くれぐれもご注意ください。こんな上手い話は、絶対にありませんから。迷わず読まずに削除です。ご注意ください。

おめでとうございます!だって?
変な画面が出たら深入りせず「ググってみる」 これ、身を守る術です。

(投稿者:92)

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覚えていると便利な「.」

ども。
腕林檎の充電をよく忘れる担当ちゅんです。

さて、本日はマニアックな小ネタを。興味の無い方はそっと「BackSpaceキー」を押してください。

保守のため、日々色々なPCにログインしています。特に最近は学校でのドメイン移行作業を行っているので、飽きるほどやっています。通常、管理下のPCはドメイン環境にあるので、ログインする際のアカウントは「DomainNameUser」か、もしくは「User@DomainName.local」などと入力していきます。わざわざドメイン名を書かずとも、ドメイン参加しているPCなら省略することも可能ですが、初回ログオン時だけはこれが必要な場合が多いです。あと、ドメイン名をフルで書くのが面倒なので、私はの方(NetBIOSドメイン名)を使うことが圧倒的に多いです。

ドメインであればそれで良いのですが、ごく稀にローカルのAdministratorでログオンしなければならない状況というのも発生します。Windows XPまでであれば、ログオンする際に「ログオン先」を選択できるようになっていて、ここを「このコンピュータ」にすればローカルのユーザーでログオンすることができました。
しかし、Windows Vista以降の、いわゆる「ようこそ画面」のOSからはこれが無くなり、ローカルでログオンするためには、前述の「」によるログオンが必須となりました(このあたりは、明らかに昔の方が分かりやすかったと思っています)。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。XPの「このコンピュータ」に相当するログオンの方法は「LocalPCNameUser」となり、この例ではコンピューター名が分かっていることが前提のログオン方法ということになります。
もし、ログオンするときにコンピューター名が不明な場合は、「別のドメインにログオンするには」というリンクをクリックして確認、そこで表示された名前を覚えて、ようやくログオンできるという煩わしさです。

ですが、実はここで魔法のフレーズがあります。コンピューター名を入力する代わりに「.」(ドット)を入力すると、あら不思議。これがローカルのコンピューター名の代わりを果たしてくれます。つまり、ローカルユーザーでログオンしたい場合は「.User」と書くだけ。これは非常に便利なのですが、知ったのはつい最近。とある業者さんから「ローカルのアドミニでログインしてください」と言われ、「ではコンピューター名を教えてください」と聞くと「えっ?ドットエンじゃダメですか?」と。初めて知ったときはとても興奮しました。

この方法、例えば保守に行った先で「リモートデスクトップ接続」する際などにも効果抜群です。IPアドレスだけでマシンに接続して、ユーザー・パスワードだけ知っていればログオン可能。とても便利ですよ!

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いちいちこの画面を確認する必要はありません

(投稿者:ちゅん)

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デフォルト ゲートウェイが消えない?

初めて見る現象だったので報告したいと思います。学校案件の話です。

今まで学校のパソコンは、IPアドレスを固定し、DHCPサーバが無いパターンが主流でした。でも一部の学校では、ルータがIPアドレスを払い出し、自動取得だったり・・・。そこで今回、学校毎のIP体系を見直し、付番のルールを決めました。おかげで、プリントサーバのIP変更が若干発生し、PC側でポート変更をしなけれならないなど、結構大事になりました。そのルールで、PCはIPアドレスを自動取得させるように変更しました。作業は、ネットワークアダプタのプロパティで、TCP/IPV4を固定してあった「次のIPアドレスを使う」から「IPアドレスを自動取得に取得する」に変更します。そこで怪奇現象が!

自動取得にはなったようですが、グレーアウトした項目のデフォルトゲートウェイだけが、消えません。アドレスが残っています?不思議です??見たことありますか?何度か切り替えをしながらやっとわかりました。

これは無線LANアダプタ側の設定ですが、何故かこのPC、有線LAN側にもIPが固定されていました。そのデフォルトゲートウェイが自動取得にしても反映されるようです。有線側も自動取得にしたら、スッキリと消えてくれました。これだけの事ですが、少し焦りました。さすが、にわかでした?

消えないDGW
何故か?デフォルトゲートウェイだけが残った。

(投稿者:92)

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