ども。
今日がどうしても火曜日に感じてしまう担当ちゅんです。
ついに・・・。自治体の情報担当としてここまでやってしまっていいのだろうかと若干疑問を感じながらも、禁断の領域に踏み込んでしまいました。
現在はクラサバで利用しているとあるシステムがあります。これを利用するためには専用のクライアントソフトの導入が必須で、専門の業者さんしか導入作業ができないものです。にも関わらず、それを動かしているPCの保守管理は我々が行っているということで、なかなか融通の利かないブツなのです。しかも、システム専用のPCが単独で必要なので、経費も余計にかかります。
こうした課題を解決するために、リモートデスクトップを使ってはどうだろうか?と思いつきました。早速業者さんに確認すると、このシステムは「サーバー上でも普通に動作します」と確認できたので、無保証(というより導入事例がないのでわかりません)という条件付きでRemoteAppで公開して利用する実証試験を行いました。
で、何が禁断の領域かというと、私はすっかり業者さんがRemoteAppの設定をしてくれるものだと思ったのですが、「それは役場さんでお願いします」と。マジっすか!?
サーバーを直接触るのだけは今まで避けてきたのですが、仕方がありません。Windows 2008 R2のサーバーにリモートデスクトップサービスを追加、RDセッションホスト役割サービスをインストールして・・・と、下記のサイトのとおり作業を進めました。
(ライセンスサーバーだけは、庁内LANの保守業者さんに構築をお願いしました)
RD セッション ホスト役割サービスをインストールする
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc731408.aspx
さて、ここからどうするかなと思ったら、予想に反して作業はこのくらいでした。後は対象のアプリケーションをRemoteAppマネージャーに登録するだけ。「あれ?こんなに簡単なの?」と思わずつぶやいてしまうほど。自主規制で「やらなかった」だけで、決して「やれない」ものではありませんでした。一体どこに向かっているのかわからなくなりますが、これで経費が大幅に下がるので、仕方がありません。これから動作チェックなどを行い、使い物になるかどうかを検証していきます。
調子に乗ってこんなにたくさん公開しました。サーバーの負荷が心配です。
(投稿者:ちゅん)