遠隔操作の手法

ども。
今週末が3連休だということを忘れていた担当ちゅんです。

最近、遠隔操作のことでよく相談を受けます。いわゆる「リモート」と呼ばれるもので、特にシステム業者さんは自社のソフトウェアを遠隔地から保守するために「リモート回線を引きたい」とリクエストしてくることが多いです。こちらとしても、例えばトラブルの際に遠隔地から迅速にサポートしてもらえるので大変ありがたいものです。

で、具体的に何を相談されるかというと、その手法です。リモートと一口に言っても手法は様々で、原始的(でも確実)なISDNから、VPNによるリモートデスクトップなどなど。最近ではインターネットを利用したリモートアクセスが主流でしょうか。さらに、インターネットといっても上位回線は固定回線とは限らず、これは実際にあった事例ですが「携帯キャリア」のWi-Fiルータと繋がれていたなんてことも・・・。正直、こちら側が無知なので「○○を使いたい」と言われても「えっ・・と、それは何ですか?」と後手に回ることも多いです。

どういう手法にしろ、結局のところユーザー側のセキュリティポリシーでどこまでを許可するのかを問われるのです。これは当たり前ですが、「いつでも好きなタイミングでリモートしてOKですよ!」とはなりません。普段は物理的に線を抜いておくとか、接続する都度変更されるパスワードなどを用いることで、ユーザー側から明確に「いいですよ!」という合図があるまでは接続できないというのが絶対条件になると思います(これはどの職種・職場でも共通の事項ですよね)。ただ、インターネット経由の場合、極端に言えば自宅からでもアクセス可能ということになってしまいます。そう考えれば、インターネットのリモートがOKなのかNGなのかは判断が分かれそうです。接続したログさえ残れば問題ないのでしょうか・・・。実に悩ましい問題です。

ところで、以前聞いた話によると、業者さんの中にはユーザーがPCに詳しくないことを逆手にとって「勝手に」リモートソフトを仕込む例もあるのだそうです。もちろん、好き勝手に接続はしないでしょうし、むしろユーザー側の利便性を確保する目的だと信じたいですが・・・。相手のモラルに頼ることほど恐ろしいものはありませんね。

スクリーンショット
とある有名リモートソフトのWebサイトより。IT管理者にとっては頭の痛い問題です・・・。

(投稿者:ちゅん)

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八雲町出身者を発見!!

道産子御用達のプロスポーツチームと言えば「勇者たち」「子産道レ」などが有名どころですが、忘れてはいけません!レバンガ北海道を!!今更説明は不要と思いますが、レバンガ北海道は、来年秋に開幕するプロバスケットボール新リーグ(B.LEAGUE)B1(1部)で大活躍してくれる、北海道のプロバスケットボールチームです。

「八雲町」「プロバスケット」と言えば、阿部佑宇さん(元パナソニックトライアンズ)が有名ですが、レバンガ北海道にも八雲町出身者を発見しました。それは「レバード」です。外国人選手ではありません。チームの公式マスコットのオオワシ君です。プロ選手を目指し、修行の身らしいです。背番号は北海道の振興局数と同じ014。このレバード君の出身地が、八雲町鷲ノ巣だったりします。生家は何と!JR鷲ノ巣駅の駅舎!!ご両親も故郷(当然八雲町)に健在らしいです。詳しくは、レバンガ北海道のサイトをご覧ください。

このトリビア知っていましたか?私は旅先で聞きました。多分・・・八雲町民の1割も知らない超レアな情報です。同郷のレバードを、いや、レバンガ北海道を応援せねば!!今季(NBL)は、2月20・21日に函館アリーナで広島ドラゴンフライズ戦があるようです。何とか応援に行きたいと思います。まだ、プロバスケ見たこと無いので、興味深々です。

ちなみに、レバードの生家であるJR鷲ノ巣駅は無人駅で、上り下り13本の普通列車が停まります。現在JR北海道の最西端駅としても、鉄ちゃんには知られています。しかし利用者数の減少から、駅廃止が予定されています。かなり残念です・・・ご両親はどちらへ?

レバード
写真利用について、レバンガ北海道さんからご快諾を頂きました。感謝!

(投稿者:92)

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リビルド開始

ども。
風邪は1日で治りました。担当ちゅんです。

8月31日に「またしてもリビルド」というタイトルで投稿した記事の続きです。マニアックな内容です。

 ・とある部署で廃棄処分したNASをゲットした
 ・WindowsStorageServer 2003が乗っかっていた
 ・ディスクを入れ替えてリビルドしようかと考えている
 ・相変わらず貧乏性ですね

しばらくほったらかしておきましたが、そろそろどうにかしようと思います。このNASですが、実は豪華にもRAID5が利用できるようです。なので、まずはこれまた廃棄処分となった機器から取り出した1TBのHDDを4台用意しました。
これを既存のHDDと交換します。前回の記事にも書きましたが、残念ながらリカバリーディスクがありませんので、とりあえずOSのことは置いておいて、RAID5でフォーマットしてBIOSが起動するところまで持っていきたいと思います。

HDDを交換後、システムを起動。当たり前ですがオンボードのRAIDコントローラがエラー警告を
出してきましたので、セットアップに入ります。で、ここで愕然としました。新しくRAID Arrayを作成しようとすると、なぜかRAID0とRAID1しか選択肢に出てきません。というより、そもそもHDDが2つしか見えていないようです。でも、HDDを交換する前は間違いなくRAID5として使えていました。
ふと「そもそも、RAIDコントローラがRAID5に対応しているのか?」と思い、メーカーサイトで調べると、

RAID0 or RAID1

やっぱり。ということは・・・。
このNASの「ハードウェアマニュアル」なるものをよ~く読んでみると、実にがっかり。RAID5はデータ部分のみのソフトウェアRAIDで、ハードウェアRAID部分はRAID1(ミラーリング)の設定になっていました。具体的には文末の図のとおりなのですが、そもそもの仕様としてシステム分のパーティションサイズ×2の容量は未割り当てにする(使えない)という超強引な手法をとっているということが判明しました。う~ん、一応話としては完結なんだけど、何ともモヤモヤが残る結果となってしまいました。

スクリーンショット
これが普通なのかもしれませんけど、驚きました。

(投稿者:ちゅん)

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どこでもWi-Fiを実感

昨日まで遅い夏休みを頂きまして、リフレッシュしてきました。と言っても、野暮用のついでに観光地巡る、結構ハードな旅となりました。

旅は出だしから大混乱です。爆弾低気圧の影響で、電車の架線切断事故発生!本州へ渡れません。駅で2時間ほど待つも、運転再開未定とのアナウンスが・・・。作戦変更です。スマホで飛行機を調べます。若干の空席があるようです。急遽、JRの切符を払戻し、航空券を予約し空港へ移動となりました。もちろん、駅や空港ではWi-Fiが使えました。便利です。飛行機は、強風のなか無事離陸し、東京での待ち合わせ時間に、何事も無かったように間に合いました。やはり飛行機は早いです!停まっていた電車は、東京に着いたころに、やっと運転を再開したみたいです。そこから5時間かかるので・・・。

さて、予定どおりたどり着いた温泉宿では、Wi-Fiが使えると館内のあちらこちらに貼紙がありました。早速、部屋で繋いでみました。オッー!速いです!!下り70.99Mbps/上り63.16Mbpsも出ています。流石、観光地の温泉旅館!?この辺から、通信速度が気になりだしFreeのWi-Fiを見つけては、測ってみました。N空港45.77/23.69Mbps、Aホテル7.12/16.98Mbps、T駅15.32/2.02Mbpsでした。ちなみに、唯一契約している有料スポットUが2.89/6.84Mbpsでした。それにしてもFreeのWi-Fiって、意外と使えることを実感しました。それは大都市や観光地だからかな?

そこでCM?八雲町では「どこでもWi-Fi事業」を行っています。意外に大都市?それとも観光地?是非、ご利用ください。

三保の松原
松林の中の茶店でもFreeのWi-Fiが使えました。流石!世界文化遺産?

(投稿者:92)

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スクリーンショット

ども。
めっきり寒くなり、子どもから風邪をもらってしまった担当ちゅんです。

先日、大変興味深い相談を受けました。聞くと「自分が今見ているパソコンの画面を、遠方にあるタブレット数台に同時転送できないでしょうか」ということでした。タブレットからは画面を見ることさえ出来ればよく、操作の必要はないようです。

すぐに思いついたのは、TeamViewerなどのリモートソフトで接続するという方法。しかし、一対一ならまだしも、一対多という利用ができるのか不明。試していませんが、たぶんムリですよね。しかも、ある程度回線速度が必要となりそうですが、LTEでのネット回線なのでこれも不安。さて、困りました・・・。

しばし沈黙してじっくり考えました。画面が見られればよいということは、極端な話、パソコンの画面をデジカメで撮って、それを送ればよいということですよね。デジカメで撮らなくてもスクリーンショットを保存すればOKです。
で、そのスクリーンショットをタブレットで表示する方法としては、Webカメラが一定間隔でFTPにスクリーンショットを送信する仕組みを真似て、ブラウザで見る方式はどうかと考えました。これなら、一度に複数の端末から同時に見ることが可能です。

大体の方向性が固まったので、次にソフトの選定。理想をいえば、

 1.キーボードのショートカットでスクリーンショットが撮れる
 2.その画像があらかじめ指定したFTPサーバに自動転送される

この動きです。特に2番が重要で、いちいちFTPソフトでアップロードするのではなく、出来れば何も意識せずに一連の行動を終えられることがベスト。さて、こんなソフト、世の中にあるでしょうか。

調べていくと、なにやら海外のサイトにそれらしいものを発見。

ScreenCloud
https://screencloud.net/

公式サイトの動画(本文末のもの)を見ていると、途中で保存先を選ぶシーンがあり、その中に「FTP」というのがチラっと見えたような気がしました。「うぉ、これだ!」思わず声を出してしまいました。
タスクトレイに常駐してショートカットにも対応。スクリーンショットはPNGかJPGで保存でき、保存場所としてFTPサーバを指定可能!!あらかじめファイル名を決めておけばFTPサーバ上で上書き保存してくれるので、ブラウザのお気に入りなどに登録しておけば、タブレットからワンタッチで最新の画像を見ることができます。しかも、ソフトは無料です!

ということで、依頼人は大喜び。実は、同じようなことを「本物の」システムでやろうとすると、かなりお高い買い物になるのだそうです。工夫すれば、多少チープですが無料でできることもあるんですよ、という良例になりました。


このソフトがなければ実現不可能でした

(投稿者:ちゅん)

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