仮想環境

ども。
最近、マニアックな仕事が続いている担当ちゅんです。

先日も記事にしましたが、いかに素早くWindows 7をセットアップするかに挑んでいます。300個以上のHotFixを全てダウンロードし終わり、実際にOSをインストールして検証してみます。

この際、通常であれば何らかのPCに実験用のHDDをつないで、それに対してインストールを行ってみるのですが、ふと「仮想環境があれば楽なのにな・・・」と思い立ちました。いわゆる「VM」ってやつです。自分のPCの中に仮想マシンを用意して、それに対してOSをインストールするという技。こうすれば、わざわざ別なPCを用意する必要がありませんし、仮想マシンが不要になったらファイルをゴミ箱にポイでいいわけです。

で、自席で「買ってもいいっすかね?」と。仮想環境といっても、それを実現するには専用のソフトウェアが必要なのです。Windows 8だったら標準でHyper-Vが使えるみたいですが、私のPCは残念ながら7ですので(後から調べると、Windows 7の場合は標準でVirtual PCが使えるみたいですね。てっきりXPモードのためだけにあるものだと思っていました)。
すると、隣席から「無料のあるよね」と上司92氏。聞くと、以前パソコン講座でLinuxを構築したときにWindows上に仮想環境を作ったことがあるとか。ほう、無料。確かに、言われてみれば、昔いたずらして試したことがあったような気がします。今はOracleが開発している「VirtualBOX」という手がありましたね(ちなみにVMWareにも同じようなものがありますが、商用利用不可でした)。

「買ってもいいか」の問いかけはスルーされましたが、気を取り直して早速VirtualBoxをセットアップ。いとも簡単に、しかも経費をかけずに仮想環境を手に入れました。Windows 7のインストールディスクをPCにセットして、仮想マシンのスイッチをオン。当たり前ですが普通にブート画面が表示され、何ら問題なくインストール終了。結構感動です。NICの設定など特にしていないのにインターネットにも接続されて、いまどきの仮想環境はすごいな~と感じたところです。マニアックな業務も、いよいよ架橋に差し掛かってきました。

VirtualBox
無料なのにスナップショットも使えるみたいです。素晴らしい!

(投稿者:ちゅん)

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疑問に思う事が大事

世の中には、知らないことが多々あります。本当は、知っていることの方が非常に少ないのが現実です。森羅万象、いやいや日常生活や仕事でも「分からないこと」「疑問に思うこと」ってありませんか。ありますよね。

にわかの仕事では、横文字が色々出てきて会話が成立しますが、実は、完璧に理解出来ていない場合があります。全体の流れからニュアンスがわかるので仕事的には支障が無いのですが・・・。そんな時は耳コピを頼りに、後で横文字をググるのですが、年のせいか?この耳コピが怪しい?ググれない。困りました。でも、そのうちに忘れる・・・。まあ、こんな感じです。しかし、初見なら良いのですが最近は、今まで気にしていなかったことが、急に引っかかります。興味が無く、どうでも良いものと生理的に整理していたずなのに・・・。

先日、林檎携帯を薄いやつに交換しました。薄くてツルツルで落としそうです。さて、今までの林檎携帯では、電話やメールを何の疑問も無く使っていたのですが、2年振りにじっくりと見ると沢山「?」が湧いてきました。例えば、連絡先に表示される氏名のフォントが太かったり細かったり。ホーム画面下のドック部分の帯?消したい!それと、メッセージの吹き出しの色の違い。今まで全く気にせず使っていましたが、緑色、青色、灰色って何?急に疑問に思えてきました。

夜な夜な悪戦苦闘しながら、これらの疑問は解決できました。身近にいる専門家に聞けば早いのかもしれませんが、出来る限り自分で調べてから聞くようにしたいと思います。人間、流されず、疑問に思う事って大切ですね。

林檎携帯の箱
林檎携帯箱の絵は何?魚?ここからも疑問が沸々と

(投稿者:92)

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HotFix集め

ども。
めっきり寒くなってしまい、体調が優れない担当ちゅんです。

とある案件で大量のPCをリカバリすることになりました。Windowsの再インストール自体はこれまで何度も行ってきて、別にどうってことないのですが、今回課せられた課題はスピード。大量のPCを「限られた時間内に」リカバリしなければならないということで、いつもの調子でやっていては絶対に間に合わないということが判明しました。

どうすれば時間短縮できるか考えました。Windowsを再インストールしたとき、何に時間がかかるかといえば「Windows Update」です。最新の更新プログラム(HotFix)をダウンロードして適用していく作業は、数時間の時間がかかります。これをあらかじめダウンロードしておいて、手動で適用させたら早いんじゃないか?と思ったのです。

調べてみると、どうやらこの考えは正解のようです。手動で適用といっても、バッチファイルを書けばワンクリックですし。ということで、まっさらなOSが最新になるために必要なHotFixを集めてみることにしました。

まずはどのHotFixが必要なのか調べます。最新の状態にアップデートされているPCのコマンドから「systeminfo」を流してみます。ずらずら~っとHotFixが表示され、その数340個。・・・やはり多いですね。一瞬心が折れそうになりましたが、このリストを元に一つひとつダウンロードしていきます。この仕込みで後々楽ができるとはいえ、かなり地道な作業。ちなみに、オフラインでインストールするHotFixは「msuファイル(*.msu)」です。KBから始まる7桁の数字をひたすら探し続け、ようやく8割方揃いました。

後はこれをPCに流してみてどうなるかです。HotFixには「適用する順番」というものが決められているものがあって、基本的には公開日時の古い順に当てるでよさそうなのですが、ここにもきっと「罠」が潜んでいるんだろうなと予想しています。何ともマニアックな仕事になってきました・・・。

SS
たぶん、今晩は数字の夢を見ると思います。

(投稿者:ちゅん)

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OA床工事始まる・・・いよいよ

第2職場で、光回線工事の現調がありました。既設棟のPTから新設される中央棟までの経路確認と、PDをどこに付けるかの確認です。我々としては、プレオープン直前の移設とは別に、事前作業用の回線も1本お願いしていますので、立ち合いとなりました。

図面を見ながら右往左往・・・。建物間を接ぐ配線用の管を探します。工事現場の電気屋さんにも聞きながら、何とか経路が理解できました。既存棟PTから中央棟2Fの交換機室へ。ここにPDで、そこから鯖室へ○本、7階のFWA用BOXへ○本伸ばします。まあ、工事は電話屋さんですけどね。

せっかくなので鯖室も見てきました。室内には、サーバ用ラック6本入る予定で、既に4本分のチャンネルベースが固定されていました。あと2本は、納期が間に合わず、後日ラック納入業者が自営で付けるらしいです。仕方がありません。さて、室内では、OAフロアの取り付け作業の真っ最中でした。支柱位置の墨付け、レベルだし等は既に終わったようで、正方形の床材を乗せ始めていました。この鯖室ですが、空調の冷気はOAフロアの嵩上げした空間を走る仕様です。なので、コンクリート床にも断熱材の発砲スチロールは貼られています。一度くりぬいた支柱の足元は、発砲充填剤で埋め戻されています。完璧です!間もなくここでの作業が始められそうです。しかし、鯖室は暫く混み合いそうなので、我々用に別部屋も確保しました。情報系機器の保管とキッティングは、新しい鯖室ではなく別部屋でやろうと思います。

間もなく10月、今年度も半分過ぎました。いよいよです。

新しい鯖室
OA床の工事中です。左にあるのは、床吹き出しのエアコンです。

(投稿者:92)

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禁断の領域

ども。
今日がどうしても火曜日に感じてしまう担当ちゅんです。

ついに・・・。自治体の情報担当としてここまでやってしまっていいのだろうかと若干疑問を感じながらも、禁断の領域に踏み込んでしまいました。

現在はクラサバで利用しているとあるシステムがあります。これを利用するためには専用のクライアントソフトの導入が必須で、専門の業者さんしか導入作業ができないものです。にも関わらず、それを動かしているPCの保守管理は我々が行っているということで、なかなか融通の利かないブツなのです。しかも、システム専用のPCが単独で必要なので、経費も余計にかかります。

こうした課題を解決するために、リモートデスクトップを使ってはどうだろうか?と思いつきました。早速業者さんに確認すると、このシステムは「サーバー上でも普通に動作します」と確認できたので、無保証(というより導入事例がないのでわかりません)という条件付きでRemoteAppで公開して利用する実証試験を行いました。

で、何が禁断の領域かというと、私はすっかり業者さんがRemoteAppの設定をしてくれるものだと思ったのですが、「それは役場さんでお願いします」と。マジっすか!?
サーバーを直接触るのだけは今まで避けてきたのですが、仕方がありません。Windows 2008 R2のサーバーにリモートデスクトップサービスを追加、RDセッションホスト役割サービスをインストールして・・・と、下記のサイトのとおり作業を進めました。
(ライセンスサーバーだけは、庁内LANの保守業者さんに構築をお願いしました)

RD セッション ホスト役割サービスをインストールする
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc731408.aspx

さて、ここからどうするかなと思ったら、予想に反して作業はこのくらいでした。後は対象のアプリケーションをRemoteAppマネージャーに登録するだけ。「あれ?こんなに簡単なの?」と思わずつぶやいてしまうほど。自主規制で「やらなかった」だけで、決して「やれない」ものではありませんでした。一体どこに向かっているのかわからなくなりますが、これで経費が大幅に下がるので、仕方がありません。これから動作チェックなどを行い、使い物になるかどうかを検証していきます。

RemoteApp
調子に乗ってこんなにたくさん公開しました。サーバーの負荷が心配です。

(投稿者:ちゅん)

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