第2職場では、機材の搬入がいよいよ本格化しました。我々の電子機器類の搬入は既に終わり、取付・接続の工程にはいっています。進捗状況は・・・明日も出社かな。
さて、第2職場には大型トラックが横付けされ、今日も沢山の段ボール箱に入った物品が、運び込まれています。フロアのあちらこちらで段ボールが山積みされています。そこで、目にした妙な表示がこれです。事務椅子が4脚入った段ボール箱なのですが、重さは18.0kgなので、1脚4.5kgですね。で、次が問題、9.3才?才って何?この椅子、製造後9年ちょい経過しているという事でしょうか?それと椅子の耐用年数でしょうか?みなさん分かりますか?
早速ググりました。才とは、日本古来の体積の単位らしいです。椅子には関係なく、段ボール箱のサイズみたいです。その基準長の単位は、尺(しゃく)です。今時、尺貫法ですか?縦横高さが全て1尺の正六面体の体積(容積)を1才と言うそうです。1尺=約30.30cm=約0.303mなので、その3乗つまり0.0278立方メートルが1才となります。この1才が10個集まると、石(こく)となるようです。しかし、昔の藩や大名の規模?を表す何万石という石高とは、また少し違うようです。難しい!こっちの石は、材木の売り買いで材積の単位として、1尺×1尺×10尺の1石が使われるそうです。つまり、1立方メートルは3.6石となるようです。何だか混乱しそうですね。
何故、段ボール箱に「才」の表示あったかですが、陸上物流の業界では今も現役の単位だそうです。トラックの荷台に、荷物を何個積めるかを求めるのに才数計算を一つの目安とするらしいです。なので、段ボール箱に才数を表記するのは、当然至極らしいです。今回の9.3才ですが「1箱、約0.258立方メートルの体積ですよ」という事なのですが、これを「才」で考えるのが物流のプロらしいです。
9.3才、この椅子の年齢ではありませんでした。
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