ども。
帰宅時間が徐々に遅くなっている担当ちゅんです。
ようやく、第2職場でのサーバー構築作業が一段落しました。本日までで、とりあえず新規に調達した機器の設置が全て終了し、残すは引っ越し直前に「移設」が必要な既存サーバーのみとなりました。
現場には複数のサーバーラックがあり、複数の構築業者さんがいます。そうなると、各社の構築方法の流儀などが妙に気になります。お互いにライバル意識があるとは思っていませんが、競い合っているかのような「美しい配線」には、ただただ見とれてしまいます。ラック内でいかに美しくケーブルを処理するかというのは、テクニックはもちろんのこと、美的センスも問われるように思います。
ふと、ケーブルを束ねるために使われている部材が気になりました。偶然なのか分かりませんが、各社が利用していたのは「マジックテープ」。つけたり剥がしたりが容易で、確かにケーブルを束ねるのに向いています。ケーブルは本数をまとめてマジックテープでぐるっと巻いて、それをラックのレールに結束バンドなどで固定していくというのがスタンダードのようです。
しかし、そのマジックテープも実は奥が深いのです。本日、構築作業を行った業者さんは「100円均一」で購入したというマジックテープを持参。一方、すでに構築を終えている業者さんがサーバー室に残していったマジックテープは、見るからに高そうな「ケーブル用」とされています。
これをしげしげと眺めていると、100円の方は若干厚みがあって、触った感じもふわっとしていますが、ケーブル用は厚みが薄く、マジックテープ部分のキメが細かいようです。こっそり触ってみましたが、すぐに違いがわかるほどでした。だからといって、どちらが良いということではありません。たかがマジックテープ、されどマジックテープという話です。
・・・で、今日はこのことをブログに書こうと思って写真を撮っていると、その横から業者さん「もしかして貧乏な会社だと書かれるんじゃないですか?」と。そんなつもりは毛頭ありません。部材にかかる費用を抑えることでユーザー側の負担を安く抑えていると胸を張ってもらいたい!そんな気分なのでした。
左:ケーブル用、右:100円均一。これだけの違いがありました。
(投稿者:ちゅん)