ダンちゃん

ども。
一日のほとんどが第2職場のサーバー室となっている担当ちゅんです。

そういう場所で仕事をしていると、初めてお会いする業者さんも大勢います。それぞれが持ち場持ち場でプロの技を駆使して仕事をされていて、私などはそれを眺めてただただ関心してしまいます。

例えば、LANケーブルが数十本、もしかしたら百数十はあろうかという束に、Cat6のコネクタを黙々と取り付けている方がいたり、建物内に張り巡らされた光ケーブルをサーバー室内で結線している方など、普段の仕事ではなかなか見られない作業などが多く、「これってどうやるんですか?」とか「この工具は何ですか?」など、業者さんからすれば邪魔で迷惑極まりないような会話をして、自分なりに勉強をしています。

そんな中。「これ、知ってますか?」とある業者さんが見せてくれた秘密道具、その名も「ダンちゃん」。鞘から引き抜くとギラリと妖艶に光る刃物が・・・。
実はこれ、ダンボールを切るための専用の道具。ダンボールって、カッターの刃だとなかなか通らないですし、ハサミだとかなり力が要ります。このダンちゃんだとノコギリのような塩梅で実にスムーズに切れます。しかも誤って手を切る心配もない安全設計ということで、なかなかの優れものでした。

このほかにも、見たことがない仕組みのドライバーだとか、電動工具だとか、業者さんの技術だけではなく持ち物を見ているだけで楽しくてしょうがありません。自分が知らないだけで、便利なものってたくさんあるんですね。

ダンちゃん
「これ、ネタになりますか」と言わんばかりのネタです。多忙でも頑張って更新していきます!

(投稿者:ちゅん)

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猫六ってか

猫六、漢字で書くとこうなります。←嘘です!感の良い方であれば、もうお分かりですね。CAT6の話です。CAT6・・・自分で書きながら、あれっ?昔、La○Sco○e Cat6って言うのも使っていたっけ。←これも嘘です!使っていたのはCat5でした。

さて、今回はLANケーブルのCAT6の話です。CATはカテゴリー(Category)の事で、ニャーではありません。LANケーブルの種類が「6」という事です。通信速度は1000Mbpsとなります。よく使われている?CAT5eも通信速度は1000Mbpsと同じなのですが、周波数帯域が違います。CAT5eは100MHzですが、CAT6は2.5倍の250MHzです。きっとすごい事です!それと、1000BESE-Tはどちらでも使えますが、1000BASE-TXだとCAT6しか使えません。あまり意識したことがありませんけど。あと、見た目の違いは、ケーブルの真ん中に十字のプラスチック部品(十字フィラー)があるかどうかです。十字フィラーがあるのがCAT6です。そのせいか、太さも若干太いような気がします。先端に付けるコネクタは同じRJ-45プラグですが、少しゴツいモノが多いようです。それと配線配列が、一般的な横一列のホリゾンタル方式ではなく、オルタネート方式と呼ばれる段差があるものが多いようです。これにより電磁誘導が抑えられノイズ防止となるらしいです。流石!CAT6です。

何故こんな話を書いているかと言うと、今日から第2職場のサーバ室でプラグ付作業が始まりました。第2職場のLAN配線は全てCAT6以上となっています。「以上」です。もっと凄い奴も・・・(この話は又後日にします。)それにしても業者さんは、いったい何百個の取り付けをするのでしょうか?本当にご苦労様です。作業を横で見ていたら見慣れない工具を発見。それは「カテゴリ6 モジュラープラグ成端補助工具」と言うらしいです。この工具、PA○DUIT社製のプラグには必須らしいです。早速メモメモ。実は近々、CAT6用の工具を購入する予定だったりします。勉強になります。

CAT6ケーブル
CAT6ケーブル。烏賊の骨の様なのが十字フィラーです。

(投稿者:92)

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ケーブルホルダー

ども。
最近、朝が来てから夜が来るまでが妙に短く感じている担当ちゅんです。

サーバー室でいつも気になっている場所が、サーバーラック内に設置したスイッチ周りの配線です。48ポートくらいのHUBからLANケーブルがピシっと綺麗に配線されているのを見ると惚れ惚れしてしまいます。一方で素人がこれをやっても、どうもプロみたいに格好良く配線できないものです。

と思っていたら、とある場所に納品となった部材の中に「ケーブルホルダー」なるものを見つけました。これはどういうものかといえば、HUBに差し込んだLANケーブルを綺麗にまとめるためのケーブルマネジメント用部材のようです。
HUBの一段上の区画(ユニット)に取り付けて、LANケーブルは束にまとめてホルダーの中を通しながらラック両脇に落とし込みます。こうすることで、LANケーブルがぐちゃぐちゃにならないため、見栄えが綺麗なことはもちろん、後々の保守性が大きく向上します。こういう部材が存在するということ自体を今まで知らなかったことが、そもそも「にわかSE」を自称する所以でもあるのですが、久しぶりに「なるほど~!」と感動してしまいました。

問題は、これを取り付けるにも経費的には増になってしまいますし、あっても無くても機能的にはなんら変わりはないという。見栄えや保守性だけを理由にケーブルマネジメント用部材を調達することが、業界内では「当たり前」のことなのか、はたまた「贅沢」なことなのかは、ちょっとわかりません。結局は、どの程度ケーブルを引き回すのかの程度問題で調達を検討するか否かの問題のような気がしていますが、必要な場面でこういうものが世の中に存在しているということを知っているかどうかが重要なことだなと思いました。

ケーブルホルダー
こういうのが普通に使われているようなマシン室は惚れ惚れしてしまいます

(投稿者:ちゅん)

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ノルディックウォーキング

日曜日は、予定どおりノルディックウォーキングフェスティバルのお手伝いに行ってきました。当日は朝からあいにくの小雨模様でした。おまけに風もあり、肌寒いのですが「小雨決行」という事で、開催決定です!

我々は8時に会場入りをし、機器の設置と簡単なリハーサルをそそくさと済ませ、9時30分のスタートを待ちました。大型の1BOX車が作業場なのですが、思わず寒くてエンジンを掛けヒーターを・・・それでも隙間風が?しかし参加者の皆さんは元気一杯で、レインウェアを着てスタート順を待っています。その数、約200人と言ったところです。流石、アスリート!?

開会式後には、ゲストの安部雅司さん(’94年リレハンメルオリンピックのノルディック複合団体金メダリスト)による特別講習も行われ、ウォーミングアップもバッチリです。さて、天候からか5分前倒しでスタートが切られました。でも天候は、しり上がりに回復し後半は陽も差すようになり、12時前には全参加者が無事ゴールとなりました。お疲れ様でした!

不完全燃焼で残念だった我々も、12時過ぎには機器を片づけ会場を後にしました。先日書きました「完歩証」ですが、会場でのアナウンスどおり後日郵送でお届けするらしいです。今しばらくお持ちください。

金メダリストによる特別講習
阿部さんによる特別講習風景。天候なんか気にしません!

(投稿者:92)

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SSDって難しい

ども。
まさかの降雪にたじろいでいる担当ちゅんです。

この仕事をしているとプライベートでもPCの修理を行う場面というのが多々あります。仕事の延長と捉えるべきか、潔く趣味と捉えるべきか。私の場合は趣味が多いですが、中には「パソコンに詳しいおじさん」というポジションで相談を持ちかけられたり・・・といった案件もあります。嫌ではありませんが、たまに困惑してしまいます。

さて、今回のケースは100%趣味ではありますが、とあるジャンクPCの修理にてこずっています。そのPCにはSSDが搭載されていて、それが故障中。で、このSSDが非常に複雑で扱いに困ってしまいました。

SSDには、通常のHDDの形状をしたもの(2.5インチ)のほかに、M.2という形状があります。見た目はメモリチップのようなもので、省スペースのノートPCに搭載されているケースが多いです。しかし、一口にM.2といっても、実は様々な規格があり、単純にM.2だからといって何でも搭載できるわけではないようです。
私が今回出くわした案件では、手元にあるM.2のSSDが規格違いで刺さらないという。調べてみると、そもそも「SATA」で接続するものと「PCIe」で接続するものの2種類があるということ、さらに長さも様々で、もっといえば差込口の形状?切り欠けの位置さえもバラバラのようです。なので、いざ修理しようと思ったときに「自分のPCに適合するSSDは何なのか」という点が凄く難しいのです。そもそも、SSDを換装するという行為自体が一般的とはいえないかもしれませんが、かなり厳しい時代になりました。

ついでにいえば、メーカーのウェブサイトなどでスペックを調べてみても、そこの記載ではSSD・○○GBといった程度しか触れられておらず、それがオンボード(マザーボードに半田付け)なのか着脱可能なのかといった記載は一切ありません。そういう意味でも、安易に「ジャンク」とされているPCが手元に転がってきても、修理不可という案件も最近は多いように感じています。ということで、また痛い出費となりそうですが、やむなくSSDを探す必要に迫られました・・・。

SSD
イマドキのSSDはこんな形状をしています。これがM.2というやつです。

(投稿者:ちゅん)

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