廃棄=再利用

ども。
大きな山を越えたと思ったら、目の前にもっと大きな山が現れてしまい、困惑している担当ちゅんです。
全国の自治体で情報部門を担当されている方々も、いま同じ気持ちかと思われます。お疲れ様です。

その一つ目の大きな山ですが、無事に乗り越えたと言ってもよい状態みたいです。今週に入って、当室はようやく平常運転に戻りつつあります。
そうなれば、これまでなかなか手につかなかった業務やら、煩雑になっている書類の整理やらを始めるわけですが、気がつけば第2職場で不要となった機器がそこかしこに転がっているのを目にします。

新しいネットワークを組む際に不要となった機器ではありますが、我々の目線では「まだ頑張れ」になってしまいます。中には「もう許してやる、ゆっくり休め」とするものもありますが、基本的には第2の人生(機生?)を送ってもらうことになります。
では、それら機器の「休め」と「頑張れ」の間には、どのような基準があるのでしょうか。

例えば、不要とされたHUBですが、これは10/100Mとされていたら「休め」になります。でも、今回の引き上げ品の中にはお宝も含まれていて、10/100/1000Mが数台。しかも24Pとなれば、廃棄処分する理由などありません。どの部署で何年間使ってきたのかわかりませんが、これらは「もう少し頑張れ」となります。もちろん、基幹となるような重要な部署やサーバーラック内では使い・・・ませんが、在庫しておく意味がある機械です。
そのほかにはAPが数台。これも、802.11nが出せないようなものは「よく今まで頑張ったな」という話になりますが、中には現役とも言えるようなAPも数台、これは「まだ頑張れ」です。困ってしまうのは、規格の過渡期に生まれてきたようなAPで、802.11n(ドラフト?)は出せるけど、WPA2が使えないようなもの。こんなのが含まれていたら、残念ながら「休め」です。
そんな中でも一番のお宝は、第2職場でこれまでインターネット接続用に使われていたルータ。これは型番で調べるとルーティングやVPNが利用できるくらいの上物でした。これはもちろん「今まで以上に頑張れ」です。
※第2職場の名誉のために一応書きますが、これは決して「予算のムダ遣い」ではありません。通信上の規格が合わないためにやむなく廃棄されたものです。特にHUBでいえば、第2職場では「インテリジェント」が求められ、さらには「SFP」も必須でした。

このように、使えるものはとことん使うのが我が社の方針です。逆に言えば、「よく分からないので全部廃棄処分でお願いします」と言ってしまえば、全て持っていかれてしまった可能性も。我々が貧乏性なだけかもしれませんが、廃棄=処分ではなく、廃棄=再利用という流れをこれからも大切にしていきたいと思っています。

現行機種?
よく見たらこれって現行機種?というのもちらほら。処分してたらもったいないどころの話ではなかったかも。

(投稿者:ちゅん)

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雪はまだか?!

週末から大変良い天気が続いています。師走も半分過ぎましたが、雪がありません。日陰に若干白い残骸がありますが、ほんのわずかです。今日も小春日和です。でも明日から崩れるとの予報もありますが・・・。

さて、雪の無い道南で一番困っているのが、スキー場の様です。軒並み雪待ちでオープン延期となっています。ご多分に漏れず、町営の春日スキー場も雪がありません。そんなスキー場へwebカメラを付けに行ってきました。といっても、作業を見るだけの現場監督?でですけど。

このwebカメラ、町営スキー場のロッジに八雲スキー協会が設置したものです。カメラやルーター等の機器をスキー協会が用意し、町がバックボーンの通信回線と電気代を負担、設定とメンテ等は地元のパソコン同好会と官民協働で、平成21年シーズンから運営しています。この冬でもう7シーズン目となります。すっかり地元スキーヤーには定着し、有効に使われています。シーズンオフは臨時電話の回線も無くなりますので、カメラを取り外しています。今回はシーズンイン前の取り付けです。configもそのままでOKで、カメラの向きを確認するだけなので、この作業は30分も掛からずに完了です。早速、Live配信開始です。

あとは、雪が積もるのをカメラで見守るだけです。でも・・・スキーヤーには申し訳ありませんが、もう少し降らないで欲しい、かな?

スキー場のwebカメラ
こんな感じで今年もスキー場に、webカメラが付きました。

(投稿者:92)

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ケーブルは見かけによらない

ども。
夢の中でもサーバにPINGコマンドを飛ばしてしまった担当ちゅんです。

第2職場での業務もようやく一段落してきました。それでも、現場に一日中張り付きの日々は当分続きそうです。

さて、病院の新しいネットワークでは「Cat6」のLANケーブルが必須の仕様になっている、という話は以前も書きましたが、本日もそれ系の話題です。
今日は、サーバー室の中で若干の業務を行っていました。それにしても、何度見ても惚れ惚れするようなサーバー機器群です。機器という機器はほぼ全てが冗長化され、ものすごい本数のLANケーブルがスイッチングされているにも関わらず、さほど煩雑に見えないレイアウト・・・。何度見ても、わくわくしてしまいます。

ふと、とある業者さんが構築されたサーバーラックを裏面から覗いてみました。すると、そこにはどう考えてもCat6じゃなさそうなLANケーブルが。我々が普段「きしめん」と呼んでいる、フラットタイプのLANケーブルなのですが、最も重要なサーバーラック内で使われていたことで、妙に目立っていました。もしかしたら、こちらが指定していた要件が伝わっていなくて、Cat5eを使ってしまったんでしょうか。

確認してみて驚きました。どう見てもスイッチの付属品でおまけで付いてきたようなケーブルなのに、しっかりとCat6と印字されていました。私が無知なだけかもしれませんが、Cat6には必ず十字フィラーが入っているものだと思っていました。ちなみに、どうやらそれは上司92氏も同じようです。

情報政策室ブログ:猫六ってか
http://www.town.yakumo.lg.jp/modules/information_blog/details.php?bid=1433&date=20151029

フラットケーブルの中にもフィラーが入っているのかどうかはよく分かりません(というか、たぶん入っていない)が、ケーブルを見た目で判断してはいけないようです。後で調べてみると、フラットなのに「cat7」を標榜するケーブルなども存在しているようです。何となく「フラット=低品質」というイメージを持っていましたが、今日からはその偏見を改めようと思いました。

フラットcat6
これを見た瞬間、とにかく誰かに伝えたい気分になりました。

(投稿者:ちゅん)

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USB機器かと思ったら(続編)

前回書いた、USBっぽいコネクタの付いたノートパソコン用のACアダプタの続編です。私が見たのはN社製でしたが、実はL社のノートPC「Th○nk・・・」の1部機種でも使われているようです。知りませんでした。

ノートPCを持ち運んで、幾つかの拠点で使うことがあります。ノートPCは小型で平べったいので良いのですが、ACアダプタが意外と邪魔になります。そこでACアダプタだけは、それら全ての拠点に用意しておきたくなります。実際、昔の私がそうでした。意外とACアダプタも汎用性が高く、電圧とコネクタ形状さえ合えば何とかなるものです。(こうは書きましたが、自己責任でご使用ください。)しかし、USBっぽいコネクタのACアダプタなんて、最新式なので余ってはいませんよね。そこで今回ご紹介するのが「これ」です。よくある丸ピンのコネクタをUSBっぽいのに変換するアイテムです。価格は数百円です。あるもんですね!!一応、L社のTh○nk・・・用とはなっていますが、日本の大手「N」でも使えそうです。そういえば、日本のNと中国のLは提携し、合弁会社を作っています。こういうパーツ類の共通化も当然進んでいる訳なのですね。納得しました。まあ、この変換コネクタさえあれば・・・。

ちなみに今回のアイテムは、ヘビー読者?のH氏から紹介されました。早っ!ありがとうございました。

紹介された密林のサイト
あるもんですね!でも、需要があるから作られるんですよね。

(投稿者:92)

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KOTELYZER

ども。
忙しくしていても体重に変化は見られない担当ちゅんです。

先日、私がブログで「大人の事情」を連発したところ、様々な方から「あれは何のことなんだ?」「何が落ちてきたんだ?」と質問のオンパレード。すみません、それを明言できないからこその大人の事情ということでご勘弁を。

さて、本日書く話は、正真正銘「プロ」の方が工事しているときの話ですのでご安心を。

私がかなりの「道具マニア」であることは、当ブログをいつもご覧いただいている方はご存知かと思います。現場に立ち会うと、つい業者さんの道具に目がいきます。そして、見たことがないような素晴らしい道具を持っている業者さんに限って腕がいい。道具にこだわる人というのは、得てしてそういうものなのかもしれません。

先日の現場では、急遽、半田ゴテを使わなければならないような案件に出くわしました。もちろん、電気工事の業者さんですから「半田ゴテがない!」などと騒ぎ立てません。道具箱の中から、見るからに凄そうな半田ゴテが取り出され、そしてコンセントから電源を取らずにいきなり作業開始。実はこの半田ゴテ、ガス式でした。上司92氏は見たことがあったようですが、私は始めて。この半田ゴテなら、コンセントがない場所でも作業できます。これには驚きました。
そして、言わずもがな作業も完璧。「イモ半田?なんですか、それ。ポテトですか?」と言わんばかりの仕上がりでした。

ちなみに、商品名を書いてしまうとちょっとアレだなと思いながら、あまりにもかっこいい名前だったので、こっそりタイトルにしておきました。

コテライザー
素晴らしい道具はネーミングセンスも素晴らしいということですね

(投稿者:ちゅん)

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