ども。
特に欲しいものはないけれど、無性に買い物がしたい衝動にかられる担当ちゅんです。
本日は朝から緊急事態が発生しました。とある重要なシステムを稼動させるために必要な通信機器が、何らかの原因によりハングしてしまい、緊急用のバックアップ回線に切り替わってしまっているとの連絡があったのです。しかも不幸なことに、トラブルが発生したのは我々が常駐している本庁舎ではなく、出先の部署です。
通常、機器の不具合はリモート操作で解決が可能ですが、通信機器がやられてしまうと、それが不可能になります。今回の場合の解決策として示されたのは「通信機器の電源を一度オフにして、再度オンにしてみる」という、かなり単純なもの。作業とすれば、機器さえ特定できればものの数分で対応が完了してしまいます。現地に向かうか?・・・でも、車で出動しようにも、ここ数日の悪天候により路面状況は最悪です。
となれば、最終手段。現場の職員に協力をお願いし、私が口頭で説明しながら作業をお願いするしかありません。しかし!悪い状況というのは連鎖するものです。本日は偶然にも情報関係でいつも協力をお願いしている職員がお休みとのこと。どうする!?
恐る恐る、自分の先輩に電話。「操作してもらっていいっすか?」と聞くと「いいよ~!」とのこと。ほっと一安心して、先輩にはマシン室に向かってもらいました。
で、ここからが正念場です。普段マシン室になど立ち入るような方ではありませんので、「サーバーラック」が何なのかから説明が必要。さらに機械を特定し、コンセントを抜き差しするというのは至難の業。
そこで「携帯電話はスマホ、しかも林檎ですか?」と確認すると「そうだ」とのことだったので、テレビ通話機能に切り替えて、現場の状況を映像で送ってもらいながら、作業を指示させてもらう方法を思い立ちました。これが思いのほか快適で、画面を見ながら「そう、その機械です、それがこうなって・・・そう!そのとおりです!」など、抽象的な表現でもコミュニケーションが完璧で、結果、無事に機器のリブートが完了し、動作確認も取れて一件落着となりました。全ての作業を終えて、朝から妙な達成感に包まれてしまいました。
誰だってこんなところに手を入れたくないですよね(写真はイメージ図です)
(投稿者:ちゅん)