時代を感じるレジェンドたち

ども。
スマホの調子が悪くて、交換修理を依頼した担当ちゅんです。

最近、書きたくても書けない話ばかりです。例の補正の件は本当にどうしたらよいことやら・・・。必然的に、ブログの記事のクオリティが下がりますが、ご容赦ください。

「職場を掃除していたらよく分からないものが出てきたんですが」
こんな会話は日常です。処分するにしてもその判断ができないということなので「それではこちらで判断しますのでとりあえず持ってきてください」となります。

先日、某所から持ち込まれたのは、今や使っている人をほとんど見かけなくなった「MOドライブ」でした。しかも、未開封のMOメディア付き。容量は230MBでしたが、これが出始めた当時、こんなに大容量でしかもファイルの書き込みだけではなく変更や削除までできるということに、ものすごく感動したことを覚えています。しかし、今や8GBのUSBメモリがコンビニで買える時代です。懐かしい思い出がよみがえったところで、結局は使い道がなく廃棄処分となりました。

ただ、骨董品のレベルとしては、MOドライブはまだ序の口でした。

次に持ち込まれた機器の箱を見て、思わず「お~」と声がでました。これまた、どうしてこんなものが転がっていたのか疑問に感じる「ZIPドライブ」です。今度は残念ながらメディアは無いとのことでしたが、そもそも、SCSI接続の機器ですので、ドライブが正常動作するのかどうかも確かめようがありません。箱に書いてある「DOS/V&PC-98」の文字に若干テンションが上がりながらも、これだって容量は100MBです。調べてみると、ZIPドライブはフロッピーディスクの親戚のようなもの。日本ではMOのシェアに押されてあまり普及しなかったものの、海外では「フロッピーディスクの後継」という位置づけがされ、それなりに普及したのだそうです。結局は、MOもZIPも、CD-Rにシェアを奪われてしまったという末路みたいです。

さて、これだって当然廃棄処分・・・と思ったのですが、機器を持ち込んできた職員が、手に何かを持って再び登場、ありえないことに「未開封のZIPメディアを見つけた」と。これにはさすがに「捨てられないね」という話になり、記念品として職場の棚に収まりました。どうにか使い道はないものでしょうか。

ZIP
ちなみに、ZIPは規格上、750MBまでメディアを扱えるようです。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

便利な小道具が到着

工作しなければならない、仕事が溜まってきました。機材(部品)が段ボールで運ばれ、山積みになってきました。内心は少し焦り始めていますが、不足品も分かっているので「どうせ完成出来ないし!」と言い訳しています。

作業内容は、BOX内へのネットワーク機器の取り付けと、その設定です。設定のイメージは出来ているのですが、実際にやってみて動作の確認を取らなければなりません。この検証にも、それなりの時間が掛かります。初めて扱う機器もあったりして、今が楽しい時間でもあります。動作の確認が取れれば、それぞれの機器にIPアドレスを固定させ、一気に流れ作業で数をこなします。の、予定です!設定中は、バラバラの仮組で良いのですが、問題は組み立てです。組み付けと言った方が良いかな。

丁度良いサイズ?のBOXに、それらの機器を収めるのですが・・・。意外とBOXが小さい!?悩んでいます。BOX内の板に機器を留めるのですが、専用金具は法外に高価で断念しました。そこで、本日届いたブツがこれです。両目接着材の付いた大きい方が「マウントベース」で、真ん中にネジ穴がある小さい方が「タイマウント」です。マウントベースは以前から使っていましたが、今回は「タイマウント」を使います。この便利な小道具4個と結束バンドで、板に留めようという作戦です。着々と材料は揃いつつあります。後は機器を2階建て?にする板とスペーサーが必要です。じっと待つだけ・・・明日来る?

ちなみに、一番急かされている箇所用の肝心な通信機器が来ていません。なので「どうせ完成出来ないし!」状態なのですが。

ヘラマンタイトン社の製品
結束バンドをヘラマンタイトン社では「インシュロックタイ」と呼びます。

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

遠隔操作?!

ども。
特に欲しいものはないけれど、無性に買い物がしたい衝動にかられる担当ちゅんです。

本日は朝から緊急事態が発生しました。とある重要なシステムを稼動させるために必要な通信機器が、何らかの原因によりハングしてしまい、緊急用のバックアップ回線に切り替わってしまっているとの連絡があったのです。しかも不幸なことに、トラブルが発生したのは我々が常駐している本庁舎ではなく、出先の部署です。

通常、機器の不具合はリモート操作で解決が可能ですが、通信機器がやられてしまうと、それが不可能になります。今回の場合の解決策として示されたのは「通信機器の電源を一度オフにして、再度オンにしてみる」という、かなり単純なもの。作業とすれば、機器さえ特定できればものの数分で対応が完了してしまいます。現地に向かうか?・・・でも、車で出動しようにも、ここ数日の悪天候により路面状況は最悪です。

となれば、最終手段。現場の職員に協力をお願いし、私が口頭で説明しながら作業をお願いするしかありません。しかし!悪い状況というのは連鎖するものです。本日は偶然にも情報関係でいつも協力をお願いしている職員がお休みとのこと。どうする!?
恐る恐る、自分の先輩に電話。「操作してもらっていいっすか?」と聞くと「いいよ~!」とのこと。ほっと一安心して、先輩にはマシン室に向かってもらいました。

で、ここからが正念場です。普段マシン室になど立ち入るような方ではありませんので、「サーバーラック」が何なのかから説明が必要。さらに機械を特定し、コンセントを抜き差しするというのは至難の業。
そこで「携帯電話はスマホ、しかも林檎ですか?」と確認すると「そうだ」とのことだったので、テレビ通話機能に切り替えて、現場の状況を映像で送ってもらいながら、作業を指示させてもらう方法を思い立ちました。これが思いのほか快適で、画面を見ながら「そう、その機械です、それがこうなって・・・そう!そのとおりです!」など、抽象的な表現でもコミュニケーションが完璧で、結果、無事に機器のリブートが完了し、動作確認も取れて一件落着となりました。全ての作業を終えて、朝から妙な達成感に包まれてしまいました。

ラック
誰だってこんなところに手を入れたくないですよね(写真はイメージ図です)

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

本物だ~っ!

注文していた物が届きました。と言っても第2職場用ですが。

どうです!本物でしょ!!(意味不明?)ネットワークを管理していると、どうしてもLANケーブルが必要な場面が出てきます。パッチ程度の短い物から、天井裏を転がす数十メートルの長い物まで、急に必要となる事があるんですよね。特に第2職場では、急を要することが想定されています。そこで用意したのがこれです。

RJ45の圧着工具は既に持っていましたが、それはCAT5対応のものです。第2職場は、全てCAT6以上のケーブルで配線されています。当然スイッチ類も全てGigabit Ethernet規格の1000BASE-Tです。今までの工具では、CAT6のコネクタ付けが上手くできません。そこで、CAT5・CAT6兼用を用意してもらいました。併せて5と6用のコネクタをそれぞれ100個づつ、勿論ケーブルも一巻づつです。注文時に忘れそうになった「成端補助工具」も、ちゃんとPAN○UIT製で届きました。これで、準備は完璧です。幅広いご要望に応えられそうです。

それにしても、流石本物です。持った感じイイです。かなりイイです!個人的にも精度の甘い?「B」や「E」の圧着工具を卒業して、PAN○UITが欲しくなりました。安いのは・・・密林かな?

やっと買ってもらった工具
第1職場にも欲しいけど・・・CAT6使っていないし!?

(投稿者:92)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ハードディスクをバラバラにしてください

ども。
悪天候のため、不要不急な外出は控える予定の担当ちゅんです。

先日、とある部署から廃棄PCが下がってきました。システムが稼動していたものなので、原課の職員からは「ハードディスクをバラバラに壊して廃棄して」と言われました。こういう案件には、情報担当であれば結構な頻度で出くわします。通常はドリルで物理的に穴をあけて、利用できない状態にした後に廃棄処分としますが、今回は「バラバラに壊す」必要があるそうです。

ということで、バラバラに壊す作業を行いました(とはいえ、それは表現の仕方の問題だとはわかってはいます)。
まず、ハードディスクの上蓋を取り外すため、ネジを取り外します。ご丁寧にトルクスネジ(6角形)が使われていましたが、こんなものにはたじろぎません。トルクスドライバーであっさり外れました。これで上蓋が取れるなというところまできましたが、なぜか外れません。よく観察すると、英語でたぶん「剥がすな!剥がしたら保証は無いからね!」と書いてあると思われるシールを発見。若干の罪悪感と背徳感がありながらも思い切って剥がしてみると、ここにネジが隠れていました。これって、何のために貼ってあるシールなんでしょうか。剥がしたものは知らないんだからね!という意味だと捉えてはいます。

上蓋を外すと、「ありえないほど」ピカピカの円盤がお目見えします。一瞬でいくつかの埃が着地していくのが見えるほどの美しさ。盤面を覗き込んで映った自分の顔の汚さが際立ちます。
このディスクさえ破壊すれば、もうデータは復元できません。ぐちゃぐちゃに破壊して、最後は資源リサイクルのボックスに放り込んで作業終了です。

一般の方は、ハードディスクそのものを見る機会もあまりないことかもしれませんが、中身を見るということも結構新鮮な体験でした。廃棄があるときに一度ばらしてみると楽しいですよ。

分解完了
どうしてあんなにたくさんのデータが入るのか、見れば見るほど不思議な円盤です。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする