一番必要なあれがない

ども。
今日が月曜に思えて仕方がない担当ちゅんです。

先日、とある場所でPCの再セットアップ作業を行いました。古いPCから新しいPCに、環境の引っ越しも行います。

ファイルの引っ越しは古いPCに外付けHDDを接続のうえコピーして、新しいPC上に展開するだけで終わるのですが、ソフトウェアだけはそうもいきません。この部分がPCに詳しくない方からすると「意味がわからない」のだそうで。ファイルは引っ越せるのに、なぜアプリケーションは引っ越せないのか。当たり前すぎることですが、率直に質問されるとやや回答に困りますね。相手も詳しい説明など望んでいないでしょうから「そういうものなんです」とお茶を濁しました。

さて、そんなわけで、新しいPCにインストールしなければならないソフトウェアを探してもらいました。ここで大概は「あれがない、これがない」という場面に出くわすのですが、今回はばっちり、全てのパッケージがそろっています。
早速、新しいPCにインストールしていきます。・・・が、ここでまさかのトラブル。ソフトウェアのインストールに一番必要な「あれ」がないのです。

なんと、パッケージはあるのに、その中に「ライセンス証書」が入っていないのです。ソフトウェアを保有しているという意味は、それをインストールする権利を保有しているということ。プログラムなど今時はインターネットからダウンロードしたってよいのです。インストールメディア、説明書、保証書、販促チラシなど一式揃っているのに、なぜライセンスだけないのか!
これも、相手は「CDは入っているのにどうして入れられないの?」と。そうですよね、普通はCDがあれば入れられると思いますよね・・・。

というわけで、PCの引っ越し作業は断念せざるを得なくなりました。ライセンス証書を紛失してしまっては、ソフトウェアを保有しているとはいえませんから、その他の付属品が全て揃っていても「宝の持ち腐れ」です。やむなく、買いなおしになるようです。
皆さんもライセンス証書は紛失しないよう気をつけてください。

パッケージ
どうしてライセンスだけないのか。残念すぎる!

(投稿者:ちゅん)

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僅かな引越し

何だかんだと忙しいです。予定の前後に、打合せがドンドン入れられます。来月は、もう年度末ですものね。何とも1年が早すぎます。「忙しい、忙しい!」と言いながら、予定どおり第2職場へ。

今日は、僅かな引越し作業がありました。実はこのブログで度々登場する、5GHz帯FWAの親局が、第2職場にあります。旧本館棟の5階屋上に50Aのパイプが2本。これに北回線用2本、南回線用1本のアンテナが付いていました。そうです。新しく建った中央棟の7階屋上に、親局丸ごと引越しのXデーが今日なのでした。新たな50Aパイプ2本やネットワーク機器収納BOXなどは、中央棟建設時に取付済みでしたので、半日仕事の段取りで・・・。勿論、上位回線となる光回線も開通済みです。札幌から関係する業者さん2社のSEさん達も集合です。まあ、工事のメインは通信事業者のW社ですけど。

既設のアンテナ類を一気に取り外し、台車でお引越しです。新居ではすぐに、屋外の通線口からBOXまで丈夫そうな屋外用UTPを3本通します。BOX内へのネットワーク機器取付作業と並行して、アンテナ設置も進めます。順調です。UTPケーブルの整端も終わり・・・例の如くトラブルも楽しみながら、サービスが開始されました。このFWAをバックボーンにDDNSを引いている、WEBカメラを確認です。2カ所はちゃんと動いていますが、1カ所がダメっぽいです。これは、カメラ側ルータの再起動が必要っぽいです。困ったもんです?!

ここから、手こずりました。我社では、このFWAにVPNを通しています。このVPNでの接続先が、繋がりません。接続先からFWAのVPNで第2職場まで、ここから有線のVPNで本社へとネットワークが組まれています。通信出来ないとなると、疑う場所も多く大変です。暫くして、第2職場から有線VPNで本社までの正常を確認出来ました。やはり問題は、FWA空間の様です。一般向けのサービスは正常なので、疑われるのはVPNとなります。FWAの回線は北と南の2回線あり、それぞれに我社用のVPN装置が付いています。これら機器は、引越してきたものなので、設定等は問題ないはずです。何故、通信出来なかったのかって?W社SEさんの名誉ためにも、ここは秘密と言う事に・・・では、つまらない?ちなみに、第2職場の業界用語で言うと・・・「盲腸」ってか。チャン!チャン!!

WICOMのFWAサービス
UTPの整端処理中。BOX内は企業秘密だそうで公開出来ません。

(投稿者:92)

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不思議なことがおきました

ども。
数字に弱い担当ちゅんです。

朝一で第2職場から電話です。嫌な予感がします。大概この時間帯にかかってくる電話は緊急事態発生です。

・・・案の定でした。とあるPCで不思議な現象が発生しているとのこと。聞くと「デスクトップ上に突然現れたフォルダがある」とのこと。これは一大事です。
パソコンを保守していて、ファイルが「消える」という場面に出くわすことは少なくありませんが、「現れる」というのは、かなりマズい事態です。自分が目を離した隙に誰かがPCを操作したか、もしくはインターネット上から送られてきたか・・・。無いはずのものがあるというのは、「誰かがやった」という話で、いずれにしても重大なセキュリティインシデントです。

ただ、今の時代は「犯人探し」は比較的容易です。インベントリ収集ソフトの操作ログを検索すれば、原因は一発でつかめます。一応、ユーザー側に「ログを見ていいですか?」と断りをいれて、ログを見ていきます。それと同時に「そのフォルダはまだありますか?」と聞くと「ゴミ箱にある」とのことで、それをメールで送ってもらいました。タイトルを見ると、どう考えても第2職場とは関係のない、水道配管敷設工事の入札資料のようです(この時点で「まさか」と思いました・・・)。

念のためウィルスチェックをするも「シロ」です。で、フォルダ内に入っていたファイルの作成日時の前後の日付を設定して、PCの操作ログを絞り込みます。フォルダのタイトルをキーワードにして検索してみると、数行のログが表示されました。やりました!この情報があれば、誰がやったのかはともかくとして、対象のPCで「いつ」、「どこから」、「どうやって」という情報は丸見えです。
今回の場合は、PCから八雲町のウェブサイトにアクセスし、新着情報に上がっていた入札情報がクリックされ、そこに添付されていたZIPファイルがダウンロードされ、それが解凍、フォルダになってデスクトップ上に保存されていた、というところまでが判明。

やっぱり・・・。「まさか」が的中っぽいです。

・・・はい、結局は「自分でやった」という話です。突然現れたのではなく、ZIPファイルの中身を見ただけだと思っていたら、意図せずデスクトップ上に解凍されてしまった、というのがおそらく真相です。この場合だと、本人にはフォルダを作成したという意識がないにもかかわらず、「突然」フォルダが現れたように見えます。原因が判明したと同時に、かなりホッとしました。万が一、本当にセキュリティインシデントだったとしたら・・・、想像したくもない話です。

フォルダ
たしかに、これがいきなり出てきたら焦りますよね。

(投稿者:ちゅん)

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グローバルIPじゃないの?

光やADSLなどと言うインターネット回線がありません。なにせ、山奥ですから・・・。そんな人里離れた山間部でインターネットを使いたい。そんな時、どうすればよいでしょうか?以前は携帯電話さえ使えない所も多く、衛星BBという大技を使うしかありませんでした。昔書いた「衛星BBは普及するのか?」ですが、ここは今でも圏外だったりします。それでも、携帯電話のアンテナがあちらこちらに建つようになり、意外に「データ通信」の手法が使えます。エリアは確実に広がっています。

今回我々は、とある業務用に回線が必要になりました。勿論、自営などの庁舎NWなどある訳がありません。山奥です。そこで携帯キャリアの「データ通信」にすがる事にしました。ここはLT○が使えます。期間限定の利用目的なので、割高感がある通信料も致し方ありません。すがります。パソコンを使う訳ではないので、ルータに直挿し出来るUSB接続のモバイルデータ通信端末を、所望しています。デモ機をお借りして、実験を始めました。いくつかの?を乗り越えて、インターネットに繋がりホームページも見られるところまで来ました。しかし、ここからが難題でした。インターネット側(WAN側)から、ルータに接続したIPカメラを見たいのです。固定IPは、経費的に無理なので、ダイナミックDNSの登場です!DDNSサービスは各社から出ていますが、無料で利用実績もあるnetvor○nteを使います。そのためもあって、このルータだったのでした。そこで問題発生です!netvor○nte-DNSに登録できません!?何故?今回借りたモバイルデータ通信端末の旧型と、今回と同じルータの組み合わせで、動作確認済みだったのに・・・変ですね。右往左往してわかりました。キャリアから割り振られたWAN側のIPアドレスが「プライベート」なのでした!!「グローバル」じゃないの?これではDDNS引けませんよね。困りました。想定外です。実は色々ありまして、たまたま同型のデモ機が2台手元にあったりします。試しに繋いだもう1台(多分、ロットの古い方と思われます)は、なんと!WAN側にグローバルのIPをもらう事がわかりました。そのままDDNSの設定も完了し、静的IPマスカレードでIPカメラを指定し、動作確認です。OK!思惑どおりです。

そこでキャリアに問い合わせたところ、WAN側は「プライベートIP」が正しい?との事です。今後は「グローバルIP」では無くなるとの回答でした。今、現実的に「グローバルIP」で使えているデータ通信端末は、そのままでOKなのか?何かのタイミングで切り替わるのか?明快な答えを得られませんでした。どうなんでしょう?IPV4の世界では資源が枯渇し、プライベートIP化が進んでいるのでしょうか?各キャリアの仕様を調べねば買えませんね。勝手で強引な希望的結論は・・・多分古いのはズ~~ッと使える?

boxの中身
屋外設置の通信機器イメージ。バックボーンはUSB接続型モバイルデータ通信端末

(投稿者:92)

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ナイスなPCデスク

ども。
ゆっくり温泉に浸かりたい担当ちゅんです。

本日は久しぶりに第2職場での業務。古い建物が取り壊しとなるので、その建物に入っていた部署が部屋ごと引っ越し(仮住まい)することになりました。
我々はPC・プリンタなど機器の移設や、その後のLANケーブル接続などのため、役場から召還されたのでした。

現場に到着すると荷造りなどは既に終わっていて、引っ越し先のレイアウトなどもほぼ固まっていたため、引っ越し時によく見られる「右往左往」な状態はなく、部屋にてきぱきと物品が運び込まれます。さすが医療関係者、チームワーク抜群で見る見るうちに引っ越しが完了していきます。
机が運び込まれ、パソコンの位置がだいたい見えてきて、ようやく出番です。「このパソコンはどこに置きますか?」と聞くと、「この台がいいと思ってます」と指差された先には、ラインプリンタ用の机がありました。

ラインプリンタってわかりますか?オフコン時代に高速な印字ができる(1行単位で出力される)プリンタとして利用されていたもので、プリンタ本体の下から連続紙が吸い込まれ、印字された紙は本体裏側に出力されていくというもの。当然のことながら、机には連続紙を通すための穴が開いています。
今はラインプリンタは利用していないのでしょう、机だけ再利用しているようです。もともとプリンタを置く専用の台ですから、OA機器を載せるのにはちょうどいいサイズです。

天板にはモニタだけを置いて、PC本体は棚板の上に平置きしました。その後、電源ケーブルやLANケーブルを接続して、マウス、キーボードを接続。ふと、天板の穴が目にとまり、マウスとキーボードの線を落とし込んでみると、「なんということでしょう!」。線が全く邪魔になりません!これはナイスなPCデスクです。ただし、油断しているとマウスが穴から逃げ出すということもわかり、使いやすいのか不便なのか、微妙なデスク。穴が開いているのも良し悪しです。

机
ちなみに、キーボードで穴を覆えばマウスが逃げるのを防止できました。

(投稿者:ちゅん)

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