不思議なことがおきました

ども。
数字に弱い担当ちゅんです。

朝一で第2職場から電話です。嫌な予感がします。大概この時間帯にかかってくる電話は緊急事態発生です。

・・・案の定でした。とあるPCで不思議な現象が発生しているとのこと。聞くと「デスクトップ上に突然現れたフォルダがある」とのこと。これは一大事です。
パソコンを保守していて、ファイルが「消える」という場面に出くわすことは少なくありませんが、「現れる」というのは、かなりマズい事態です。自分が目を離した隙に誰かがPCを操作したか、もしくはインターネット上から送られてきたか・・・。無いはずのものがあるというのは、「誰かがやった」という話で、いずれにしても重大なセキュリティインシデントです。

ただ、今の時代は「犯人探し」は比較的容易です。インベントリ収集ソフトの操作ログを検索すれば、原因は一発でつかめます。一応、ユーザー側に「ログを見ていいですか?」と断りをいれて、ログを見ていきます。それと同時に「そのフォルダはまだありますか?」と聞くと「ゴミ箱にある」とのことで、それをメールで送ってもらいました。タイトルを見ると、どう考えても第2職場とは関係のない、水道配管敷設工事の入札資料のようです(この時点で「まさか」と思いました・・・)。

念のためウィルスチェックをするも「シロ」です。で、フォルダ内に入っていたファイルの作成日時の前後の日付を設定して、PCの操作ログを絞り込みます。フォルダのタイトルをキーワードにして検索してみると、数行のログが表示されました。やりました!この情報があれば、誰がやったのかはともかくとして、対象のPCで「いつ」、「どこから」、「どうやって」という情報は丸見えです。
今回の場合は、PCから八雲町のウェブサイトにアクセスし、新着情報に上がっていた入札情報がクリックされ、そこに添付されていたZIPファイルがダウンロードされ、それが解凍、フォルダになってデスクトップ上に保存されていた、というところまでが判明。

やっぱり・・・。「まさか」が的中っぽいです。

・・・はい、結局は「自分でやった」という話です。突然現れたのではなく、ZIPファイルの中身を見ただけだと思っていたら、意図せずデスクトップ上に解凍されてしまった、というのがおそらく真相です。この場合だと、本人にはフォルダを作成したという意識がないにもかかわらず、「突然」フォルダが現れたように見えます。原因が判明したと同時に、かなりホッとしました。万が一、本当にセキュリティインシデントだったとしたら・・・、想像したくもない話です。

フォルダ
たしかに、これがいきなり出てきたら焦りますよね。

(投稿者:ちゅん)

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グローバルIPじゃないの?

光やADSLなどと言うインターネット回線がありません。なにせ、山奥ですから・・・。そんな人里離れた山間部でインターネットを使いたい。そんな時、どうすればよいでしょうか?以前は携帯電話さえ使えない所も多く、衛星BBという大技を使うしかありませんでした。昔書いた「衛星BBは普及するのか?」ですが、ここは今でも圏外だったりします。それでも、携帯電話のアンテナがあちらこちらに建つようになり、意外に「データ通信」の手法が使えます。エリアは確実に広がっています。

今回我々は、とある業務用に回線が必要になりました。勿論、自営などの庁舎NWなどある訳がありません。山奥です。そこで携帯キャリアの「データ通信」にすがる事にしました。ここはLT○が使えます。期間限定の利用目的なので、割高感がある通信料も致し方ありません。すがります。パソコンを使う訳ではないので、ルータに直挿し出来るUSB接続のモバイルデータ通信端末を、所望しています。デモ機をお借りして、実験を始めました。いくつかの?を乗り越えて、インターネットに繋がりホームページも見られるところまで来ました。しかし、ここからが難題でした。インターネット側(WAN側)から、ルータに接続したIPカメラを見たいのです。固定IPは、経費的に無理なので、ダイナミックDNSの登場です!DDNSサービスは各社から出ていますが、無料で利用実績もあるnetvor○nteを使います。そのためもあって、このルータだったのでした。そこで問題発生です!netvor○nte-DNSに登録できません!?何故?今回借りたモバイルデータ通信端末の旧型と、今回と同じルータの組み合わせで、動作確認済みだったのに・・・変ですね。右往左往してわかりました。キャリアから割り振られたWAN側のIPアドレスが「プライベート」なのでした!!「グローバル」じゃないの?これではDDNS引けませんよね。困りました。想定外です。実は色々ありまして、たまたま同型のデモ機が2台手元にあったりします。試しに繋いだもう1台(多分、ロットの古い方と思われます)は、なんと!WAN側にグローバルのIPをもらう事がわかりました。そのままDDNSの設定も完了し、静的IPマスカレードでIPカメラを指定し、動作確認です。OK!思惑どおりです。

そこでキャリアに問い合わせたところ、WAN側は「プライベートIP」が正しい?との事です。今後は「グローバルIP」では無くなるとの回答でした。今、現実的に「グローバルIP」で使えているデータ通信端末は、そのままでOKなのか?何かのタイミングで切り替わるのか?明快な答えを得られませんでした。どうなんでしょう?IPV4の世界では資源が枯渇し、プライベートIP化が進んでいるのでしょうか?各キャリアの仕様を調べねば買えませんね。勝手で強引な希望的結論は・・・多分古いのはズ~~ッと使える?

boxの中身
屋外設置の通信機器イメージ。バックボーンはUSB接続型モバイルデータ通信端末

(投稿者:92)

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ナイスなPCデスク

ども。
ゆっくり温泉に浸かりたい担当ちゅんです。

本日は久しぶりに第2職場での業務。古い建物が取り壊しとなるので、その建物に入っていた部署が部屋ごと引っ越し(仮住まい)することになりました。
我々はPC・プリンタなど機器の移設や、その後のLANケーブル接続などのため、役場から召還されたのでした。

現場に到着すると荷造りなどは既に終わっていて、引っ越し先のレイアウトなどもほぼ固まっていたため、引っ越し時によく見られる「右往左往」な状態はなく、部屋にてきぱきと物品が運び込まれます。さすが医療関係者、チームワーク抜群で見る見るうちに引っ越しが完了していきます。
机が運び込まれ、パソコンの位置がだいたい見えてきて、ようやく出番です。「このパソコンはどこに置きますか?」と聞くと、「この台がいいと思ってます」と指差された先には、ラインプリンタ用の机がありました。

ラインプリンタってわかりますか?オフコン時代に高速な印字ができる(1行単位で出力される)プリンタとして利用されていたもので、プリンタ本体の下から連続紙が吸い込まれ、印字された紙は本体裏側に出力されていくというもの。当然のことながら、机には連続紙を通すための穴が開いています。
今はラインプリンタは利用していないのでしょう、机だけ再利用しているようです。もともとプリンタを置く専用の台ですから、OA機器を載せるのにはちょうどいいサイズです。

天板にはモニタだけを置いて、PC本体は棚板の上に平置きしました。その後、電源ケーブルやLANケーブルを接続して、マウス、キーボードを接続。ふと、天板の穴が目にとまり、マウスとキーボードの線を落とし込んでみると、「なんということでしょう!」。線が全く邪魔になりません!これはナイスなPCデスクです。ただし、油断しているとマウスが穴から逃げ出すということもわかり、使いやすいのか不便なのか、微妙なデスク。穴が開いているのも良し悪しです。

机
ちなみに、キーボードで穴を覆えばマウスが逃げるのを防止できました。

(投稿者:ちゅん)

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無線AP(Wi-Fi)に妄想する

3月26日開業の施設で、気になったのがこれです。快適なお試し旅行の帰りしな、何気に壁の高い位置で発見してしまいました。この手のモノに過剰反応をしてしまいます。思わず「パチリ」と写真を撮ってきました。

そうです。我々に馴染みの、野牛印無線アクセスポイントです。梯子でも掛けなければ届かない所ですが、オプションのセキュリティボックスも付いています。おかげで、配線もスッキリ隠れてイイ感じです。ところで用途は・・・。勿論、利用客用のWi-Fiですよね。勝手な私の思い込みですけど・・・何か?だって、今時サービスして当たり前のWi-Fiですものね。さて、バックボーンは何でしょうか?どの位の利用を目論んでいるのでしょうか?このAPって一応、最大接続数25台ってなってますよね。壁のあちらこちらに同じものが付いていたのかな?残念ながら分かりません。発見したのは、この1台のみです。帰り際に気が付いたので、戻って隅々を確認なんか出来ませんでした。あと、使用にあたって登録とか認証とかは、どういう仕組みになっているのかな?気になりますね。開業したら実際に試して、又書きたいと思います。

ここまで期待して書いておいて「業務用APだった。」なんてオチはないですよね?

新函館北斗のAP
野牛=安価な民生品って事は無いようです。名前に「PRO」って付いてますしね。

(投稿者:92)

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プライベートクラウド

ども。
横文字だらけで日々困惑の担当ちゅんです。

先日、非IT系の某部署から電話で問い合わせを受けました。

「調査物が来たのですが、当町が使っている○○システムは『プライベートクラウド』ですか?それとも『パブリッククラウド』ですか?」

・・・まじっすか。こういう話題が普通に非IT系部署でも調査される時代なんですか!?そして、焦りました。プライベートとパブリック、確かに概念としては知っていましたが、真正面から「どちらですか?」と聞かれ、答えに詰まってしまったのです。

そもそも、「クラウド」という言葉の定義が曖昧です。物理的に線で結ばれていないシステムのことを総称して呼ぶ場合が多いですが、かといって自庁舎にサーバを持ったとたん「クラサバ」とか「オンプレミス」などと言われたりします。しかも、ネットで検索してみると、最近では「オンプレミス型プライベートクラウド」という概念があったりして、考えれば考えるほど深みに嵌っていきます。
そもそも、私の第一の疑問として「うちのシステムってクラウドなのか?」から始まっているので、闇は深いです。

それで、あれこれ調べてみると、プライベートとはその名のとおり「利用者が限定されるもの(仮想でもよし)」で、一方のパブリックは「利用者が限定されないもの」になるそうです。今回、質問を受けた対象のシステムは民間のデータセンターを利用していますが、資産はあくまで町の保有物なので、今回の調査物の場合は「プライベートクラウド」になりそうです。
でも、もし仮に、システムをAWSやAzure上でシステムを稼動させていた場合は、今回のケースでは「パブリッククラウド」と答えることが正解なのでしょうか・・・。この辺がよくわからないところです。

というか、こういう調査を行う意図がはっきりしません。実際にプライベートとパブリックをきちんとした形で定義づけしているとも感じられませんでした(記入要領なども無い)。プライベートかパブリックかを知ったところで、その先に何かあるようにも思えませんでしたし・・・。

クラウド
結局は「なんとなく聞いてみただけです」だったりして。

(投稿者:ちゅん)

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