不要なテレビ引取り事業

ども。
月曜日が一番疲れている担当ちゅんです。

今我々は自治体DXの一環である職場のペーパーレス化を進めていくために、各職場の打ち合わせスペースに大型モニタを常設する取り組みを進めています。実はこの取り組み、noteにて「#シン・トセイ 都政の構造改革推進チーム(東京都 公式)」さんが公開している「55%削減を達成した都庁のペーパーレスのこと」という記事からヒントを得て進めているものだったりします。

上記記事をご覧になったことのない方はぜひ一度お読みいただきたいのですが、職員の業務端末を持ち運びやすいモバイルPCに変更しつつ「各局のそれぞれの職場にも一気呵成にディスプレイを導入」した取り組みの顛末が詳細に報告されています。
このような地方の小規模自治体のブログに書いたところで届くわけありませんが、この場にて都庁の方には感謝申し上げる次第です。

さて、そんな大型モニタ常設ですが、年度途中に思いついたからといってすぐに動けないのは自治体の予算の仕組み上仕方がありません。しかし、来年度以降に予算を持って執行していたのではあっという間に周回遅れです。ここは我々が元々得意とする「予算をかけずに同じことできないか精神」で乗り切ってみようではありませんか。
職員の自宅に眠っている(かもしれない)不要となった液晶テレビ。これを譲ってもらってなんとか大型モニタが確保できないだろうか、そんな発想から「不要なテレビ引取り事業(仮称)」を実施中です。

結果、職場には様々なメーカーの様々なサイズの、そして新しめのものから古いものまでテレビがずらっと並んでいます。当初我々が思い描いた通り、まだまだ使えそうな大型液晶テレビも「処分に困っていた」と譲り受けることができました。中には50インチを超えるものもあって「自分の家で使っているのよりもいいテレビかも・・・」と思えるものまで譲っていただき、あと少しで役場の会議室に常設することができる台数がそろいそうだというところまでたどり着きました。(が、テレビを1台譲ってもらうと、そのテレビに取り付ける三脚とワイヤレスディスプレイアダプターの出費があって予算が・・・)

そんな中で得られた知見として、一口に液晶テレビといっても、中には足を取り外せないタイプであったり、VESA規格のマウントが利用できないもの、HDMIはあってもUSBポートがなくて電源をとれないものなど微妙に惜しいテレビが出てきます。テレビを譲っていただけるご好意を無下にできないのでありがたく貰ってくるのですが、そういう惜しいテレビを今後どうするかが課題。でも、工夫次第で予算をかけなくても何とかできるっていう取り組み、なんだか昔を思い出してわくわくしてしまいます。

テレビ譲り受けたものの中で最も大きな55インチテレビ。まるで新品のようです!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

試験導入

祭りで歩き疲れて足がヤバめなてんちょです。八雲に来て初めての祭りでしたがこんなに規模の大きい祭りだとは思ってませんでした。来年も楽しみです。

ついに業務用PCの入れ替えが実施となりました。試験導入したのは10台の中古PCとなりましたが、第8世代のミドルクラスCPUにNVMeのSSDと性能は十分です。CPUは少し古いですが、第8世代~11世代くらいまではCPU性能差はそれほどなかったような気がするので、SSDになるだけでもかなりの進化です。さらに元の環境がHDDだったので、SATAのSSDをすっ飛ばしてNVMeとなればかなり体感速度も向上します。

中古とはいえやはり新しいPCはワクワクしますね。納品直後からちゅん氏とともに全台キッティングを開始。OSはWindows11となりましたが、基本的には見た目が違うだけでWindows10とそれほど違いはありません。2人で5台ずつを担当し端末名の変更からドメイン追加、資産管理ソフトをインストール。Office以外のソフトウェアはほとんど資産管理ソフトからインストールできるので、かなり楽でした。何よりもSSDなのでインストールも早い!

今まではインストールに時間がかかるため、待っている間にほかの作業をしながら完了するのを待っていましたが、5台同時進行でも待ち時間がほとんどなく設定が完了します。これは実際に使用する職員の作業効率もよくなりますが、メンテナンスも早くなるので情報担当も楽になりますね。全体のPC更新は来年度ですが、既存のPCのSSD化を進めていくことでメンテナンス効率も上げていったほうが良さそうです。

試験導入ということで大幅に作業効率はあがるはずですが、効率が上がったことでさらに業務量が増えるのか、または同じ業務量で残業が減るのかが気になるところです。個人的にはまずは後者であってほしいところですが、どのような変化が起こるのかも検証の一環でしょうか。会議用のワイヤレスモニタとの組み合わせやその他ツールの導入で環境がどのように変わっていくのか楽しみですね!


前職を思い出す同じ機種の中古PCが並ぶ光景

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

メモ帳が変わってしまった

ども。
同時進行案件が10を超えた担当ちゅんです。

その案件のうちの1つ「業務用PCの試験導入」がいよいよ始まりました。職員が業務で利用しているPCを今後更新していくにあたって、どのようなスペックで導入すべきか、どのようなソフトウェア(サービス)を活用することがベターなのかといったことを半年くらいかけて実証していきます。我々が所属している部署の職員に協力してもらい、使用感などをフィードバックしてもらいます。

そんな中で、ついに職場のPCがWindows11になりました。実はプライベートでも11は触っていませんでした。若い頃はベータプログラムを入手してでもすぐに試してみたい気持ちになったものですが、年々、新しい物への興味が薄れているのは我ながら悲しいものです。
触ってみていますが、色や配置といったデザイン面が洗練されているのは理解できるものの、やはり慣れるまでは使いづらいが先に立つ・・・。どうしてバージョンが上がるたびに使い慣れた環境を(強制的に)捨てなければならないのかなと嘆いています。IMEのレベルも1に戻っていますし。

特にショックだったのはWindows最強(個人の感想です)のアプリ「メモ帳」の仕様変更。いや、普通の人なら喜ぶことかもしれないんですがね、例えば「タブ」がサポートされたり、行の先頭をクリックすると行単位で選択できたり。私からすれば「なんでそんなことするかな~」って気分です(共有できる人いるかな)。そもそも最初はフォントすらおかしくて、泣きそうになりながら「MSゴシックのサイズ12」に変更してなんとか冷静さを取り戻した次第です。
このブログ、実は10年以上も「メモ帳」を使って下書きを書いてきたんです。あって当たり前のメモ帳、いつも変わることのなかったメモ帳。使いたいときにWindowsキー+Rキーを押してnotepadって入力してサクッと起動させてきたメモ帳。CTRLキー+Zキーで1段階しか戻れなかったちょっと不便なメモ帳。ですが、そういう仕様を含めて大好きでした。

こういうものも時代の変化とともに変わっていくのでしょうけど、突然の変更で長年の相棒がいなくなってしまったようなさみしさを感じています。

メモ帳新しいメモ帳とも相棒になれるように頑張ります

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

忘れてたわけじゃないですよ

気温の変動が激しくなかなか半袖に移行できないてんちょです。今日は暑いですね。

以前、ちゅん氏がお怒りだったAdobe Readerが64bit版へ勝手に変更される件。忘れていた訳ではないんですが、ようやく対応することができました。
問題だったのは、インストールされてしまった64bit版を削除したうえで32bit版をインストールして、勝手に64bit版をインストールしないようにレジストリキーを追加する、という一連の作業をどのように行うか。

幸いなことに資産管理ソフトで64bit版がインストールされている端末は把握できているため、資産管理ソフト側で用意されている配布スクリプトを使用することで削除もインストールも行うことができることがわかりました。しかし、実行にあたってAdobeの再配布用のセットアップファイルが必要とのこと。しかし配布スクリプトのバージョンとダウンロードできるAdobe Rederのバージョンが異なり、資産管理ソフト側のサポートに確認したところ同一バージョンのほうが好ましいとの回答。新バージョンの配布スクリプトが出るのを待つ状態になりました。

そこでAdobe Readerの削除ツールと32bit版のインストーラ一式をファイルサーバに置き、空海からバッチを流すことに。64bit版への更新を停止するレジストリの追加も同時に行うことにして、手元の端末で実行したところ単純なミスで何度か失敗しましたがどうにか入れなおすことができるようになりました。早速、対象端末に配布し、64bit版へ変更されていない端末にはレジストリ追加のみを実行させて対応。

どうにか対応ができたつもりでしたが、翌日とある施設から数件の問い合わせが。どうやらファイルサーバからうまく実行できなかったようで、ほとんどの端末が失敗していました。リモートで作業しようと思いましたが、ファイルサーバからのダウンロードにあまりに時間がかかるため、ファイル持参で直接行って作業したほうが早そうだったので、結局現地作業をすることに。その他の外の施設でも失敗している端末があるようだったので、ネットワーク速度の問題などがあるようです。近々また外勤に行ったときに対応することにします。


次の問題はいつ行くのかですね。

(投稿者:てんちょ)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

外勤デー

ども。
今年の目標はハーフマラソン完走の担当ちゅんです。

このところジリっぽい天気が続いていた八雲町ですが、ようやくカラっと晴れました。こういうタイミングを逃してはいけません。今日は「後日調整して対応します」としていた案件を一気に片づける「外勤デー」にしました。

現場から回収した機械やらなにやらで事務所がごちゃごちゃしていたので、まずはそれらを秘密の倉庫に運搬。その足で不調になっている防災用屋外カメラの状況を確認し、さらにそれが終わったらPCの動作が不調になっている某小学校で保守案件。このところDX推進計画の仕事が続いていて、ずっと内勤でした。久しぶりに外に出て仕事をしていると「あ~、やっぱりこれだよな」と。「俺は今、仕事をしている!」って感じがしました。

ですが、やはり我々が動くと「あ、ちょうどいいところに!」になっちゃいます。仕事を片づけに行ったはずなのに「今度時間のあるときでいいからこれを頼みたい」といった具合に、逆に仕事が増えてしまう有様です。逆に言えば、何か困っていても全然顔が見えないから頼めない(電話するほどでもないし)という話でもあったりして、職場の情シスたるもの、時間があれば積極的に現場に足を運ぶべきだ、ということなのでしょう。

壊れたパソコン計画づくりからPCの保守まで、自治体情シスの仕事は幅広いです。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | 1件のコメント