ども。
4月に向けて名刺を注文した担当ちゅんです。
その名刺はもちろん、日常的なWord文書やPowerPointでのプレゼン資料など、私はとにかく「メイリオ」が大好きです。
メイリオとは、Windows VistaからWindows 8まで、Windowsにおける「システムフォント」として採用されたもの。残念ながらWindows 8.1からは「游ゴシック」が採用されていて(これはこれで綺麗なのですが)、存在感は薄くなりました。でも、基本的にはゴシック体でありながら、若干丸みを帯びた形で優しさがあり、ディスプレイでの視認性に優れているという点で、メイリオは素晴らしいフォントだと思っています(ここだけfont-familyにメイリオを指定してみました)。
が、
なぜかWordでメイリオを指定すると、行間が笑えるくらいに広くなってしまいます。例えばWordの規定値が「MS明朝」であるとして、作成し終わったあとで全文をメイリオに変更してみるとわかるのですが、行間が1.5倍くらいの広さになってしまい、途方にくれます。別なフォントだとこういう現象はおきないので、メイリオ特有の問題です。
調べてみると、どうやらメイリオはフォントの上下に余白を持つフォントのようで、これが原因のようです。素晴らしいフォントであるにも関わらず普通に使おうとすれば牙を剥くとは、なかなかやんちゃです。
それでも、ちょっと工夫すれば普通に使えるようになります。結局のところ、上下に余白を持つせいで、Wordのグリッド線に合わないことで発生している問題なので、段落設定の「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外せばよいのです。当然、こうすることでグリッド線には合わなくなってしまいますが、普段、グリッド線を使っていない人にはなんら問題ありません。
さらに、これでも若干行間は広めです。気になる方は行の間隔に「0.87」という魔法の倍数を入力してみてください。これで、Wordでも完璧にメイリオを使うことができますよ。
ちなみに、ここまでメイリオを推しておきながら、Excelでは未だ「MS Pゴシック」を使うことが多いです。最近は積極的に「Meiryo UI」を使うことにしていますが、ExcelってなぜかMS Pゴシックが似合うんですよね・・・。
行間を0.87倍するというのがポイントです
(投稿者:ちゅん)