廃バッテリーはリサイクルへ

ども。
自宅前の雪がようやく溶け始めた担当ちゅんです。

最近、どういうわけか「廃棄処分」に関するお問い合わせが増えています。年度末ですから、徐々にデスク周りなどの整理整頓を始めているのでしょうか。「これが出てきたんだけどいる?」といった感じで、実に様々なモノが持ち込まれます。

そんな中、先日は「もう使っていない無停電装置があるんだけど、どうやって処分すればいいの?」と問い合わせがありました。サーバやデスクトップPCなど、停電になると停止してしまう機器に対して、バッテリー経由で電源を供給する「無停電電源装置」。UPSとも呼ばれます。
なぜこの機器だけが単体で不要となって処分することになるのかといえば、正直「再利用品だから」です。もともとは何か別なシステムなどと一緒に付属品として調達したもので、そのシステムが廃棄されるときに「これはこちらで処分します」とし、バッテリーだけを交換して別な場所で使う、という荒業が横行しています。まだ使えるものは絶対に捨てない主義。
ということで、間違いなく出所は当室なので「とりあえず、何とかするので持ってきてください」という対応をとりました。

さて、いざ処分しようと思うと困ります。筐体そのものはともかくとして、バッテリーはどのように処分すれば良いのでしょうか。

早速、当町のウェブサイト「こんなときには」から「ごみ」に進み、「ゴミの分別辞典」で調べてみました。すると、バッテリーは「収集しないごみ」に属しており、出し方の欄には「専門業者にご相談下さい」と書かれていました。ここでいう専門業者とは、おそらく産業廃棄物の処理業者さんになるんでしょうね。処分するのにお金がかかるとなれば、安易に引き取ったことを後悔してしまいます。
色々とネットで検索していると、偶然にもこのUPSのメーカーのサイトがひっかかりました。「使用済みバッテリーを引取って欲しいのですが、どうすればよいですか?」という質問に対して「不要になりました使用済みバッテリーをお引取りしております。」と書かれていました。送料こそ必要になりますが、今回の件は無償で引き取ってもらえるということがわかり一安心です。

その後、調べてみると、どうやらバッテリーにはニッケルやカドミウムといった希少な金属が含まれているため、リサイクルすることが推奨されているようです。特に、ご家庭で不要になった廃バッテリーについては、一般社団法人JBRC(小型充電式電池リサイクル)の協力店が無償で引取りをしているようです。八雲町内にも協力店があるようですので、処分するときにはぜひご利用ください。

廃バッテリー
捨てればゴミ、分ければ資源

(投稿者:ちゅん)

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経験値を上げられず?

昨晩、友人からノートパソコンを預かりました。と言っても、勝手に自宅に置いて行かれました。事前の電話では、起動するも画面が一切映らないとこ事でした。ハイハイ、就寝前にでもちょこっと見てみますか。

PCをバックから出すと、それは赤色の綺麗なノートPCでした。あれ?S○NYの梅男って聞いていたのですが違いました。ん!メーカーと型番を確認してピンときました。電源を入れて症状を確認する前に、原因が分かりました。間違いないでしょう!!以前「何時かはリフロー」でも書きましたが、GPUチップの半田はがれで、ビンゴですね。念のため、液晶パネルを疑い外部モニタを繋ぎますが、全く信号が出ていません。やっぱりです。四角い赤黒のシールが付いたA○Dに多いんですよね。少しネットで情報を収集し・・・確信は120%にUPです。

さて、遂に自宅でリフローのチャンスです。分解してGPUを露出させ、関係ないところには、断熱用にアルミテープを貼って・・・ルンルンと妄想しながら、友人に電話です。リフローはダメ元の作業。それも、お初なので成功率は50%以下かな。私が手を掛けたら、メーカーに修理は出せないかも等々を伝えます。本職?のリフロー屋さんでは、この位の費用がかかると耳打ちします。協議の結果、修理はパスとなりました。私の経験値は上げられませんでした。少し残念ですが、友人のPCなので仕方がありません。

まあ、そろそろ新しいPCも欲しかったようです。引導を渡され、踏ん切りがついた!?これで良かったようです。でも、残骸はどうするのかな?少し気になります。

GPUが過熱するFMV
型番を見て確信、原因はGPUの半田浮・・・リフローして見たかったです。

(投稿者:92)

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SDカードのデータを救え!

ども。
気がつけば3月も折り返しです。あっという間ですね、担当ちゅんです。

とある部署から「困ったことがおきました」と、切羽詰まったSOS電話がありました。「まずは落ち着いてください」と、まるで消防署の119番のようなやり取り。話を聞くと、「昨日まで普通に使えていたSDカードが、急に読めなくなった。PCに接続すると、フォーマットしますか?と言ってくる」とのことでした。
「それは大変ですね、中に入っていたのは写真ですか?」と聞くと「写真はどうなってもいいが、WordとExcelのファイルだけは何とかなりませんか?」と。

SDカードをPCのストレージとして使っている人って結構多いですよね。確かに、ノートPCだと標準でSDカードスロットが付いていて、常時空けておくのはもったいない気もします。
でも、個人的には絶対にやりません。どうしてもSDカードを拡張ストレージとして使う場合は、あくまで一時的なものとして利用するくらいです。特に、大容量にも関わらず価格が安いカードの場合は、フラッシュメモリに「TLC方式」が採用されている場合があり、これは書き込み回数の上限がおよそ1000回、耐用年数1~2年なんて書かれているサイトもあります。仮に一日に3回書き込む場合、計算上は1年程度で壊れるということになります。しかも、SDカードの外観だけではTLC方式かどうかなどわかりませんから、なおさら恐ろしいですね。

今回のSDカード、中には1000枚ほどの写真データと10個程度のファイルが入っていたようですので、ちょうど計算どおり壊れたという話になりそうです。
通常なら「そういうものなので諦めてください」という話なのですが、そこは情報担当です。限界を超えて、最後の1回、どうにかならないか頑張りました。
過去、プライベートでこのような案件に遭遇したことがあり、そのときに購入した復元ソフトを持っていましたので、これを使ってセクタ単位でスキャンしていきます。すると、ほとんど全てのファイルを、フォルダ構造どおりに復元できることが判明。正直、ラッキーなケースだったと思います。
SDカードはもはや使用不可能ですが、中に入っていたデータこそがプライスレスです。こんな経験を一度でもしてしまうと、恐ろしくてSDカードをPCストレージ代わりになどできないというものです。

SDカード
泣きの1回、なんとか頑張りました。

(投稿者:ちゅん)

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窓七のアップデートが変?

一寸前から気になっている事があります。それは、窓七の窓アップデートです。我の作業手順としては、窓七にリカバリー後、先ずはSP1にしてしまいます。アップデート用のDVDからだったり、MSのサイトからDLしたりして、イの一番にSP1化してしまいます。最初からSP1だったら、勿論これは不要な作業です。それから「新しい更新プログラムの検索」をして、200個以上のプログラムを更新する事になります。それも、何度かの再起動が必要だったりするので、結構、手間と時間がかかります。簡単に頼まれたくない仕事です。

その「時間がかかります。」が半端なく、永い時間が掛るようになりました。数時間?一晩?大げさではありません。このアップデートの1回目がとっても大変になったのです。ネットの情報では、MSのアップデートサーバーの仕様変更?と噂されています。私の見解は、MSの嫌がらせ・・・?仕方なく2020年までサポートする2世代も前の窓七には、力が入らない。窓十への姑息な誘いでしょうか?

このイライラを「時間」の他に解決する手法が、あちらこちらのサイトに書かれ始めています。最初に手動で、アップデート エージェントとKB3○50265を更新してから、更新プログラムを確認するといいらしい。それでも、更新プログラムの確認に数時間(私の感覚では、やはり丸一日)かかる様です。これじゃ、ダメじゃん!更に注意事項は、嫌になっても途中で終了させず、忍耐強く気長に最後まで頑張る事です。無理に途中で終了させると、システムを破損させる恐れがあります。時に本当に壊れます。いや、壊れました!別なサイトの説明では、窓アップデートに失敗した場合は、その日は諦める?日を改めて「窓アップデート」をもう一度実行する。そうすると成功する場合がある。←ここ微妙?

SP2が待ち遠しい
後4年は使いたい窓七。MSさん!SP2を出して下さい!!お願いします。

(投稿者:92)

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ネットワーク監視ツールの応用

ども。
年度末にも関わらず、また大きな仕事を一つ掴んでしまった担当ちゅんです。

先日から、上司92氏が「ああでもない、こうでもない」と頭を悩ませているご様子。それを片目に見ながら、私は私で「それじゃない、これでもない」と。職場内に蔓延するクエスチョンマークの中で、それでも日々刻々と時間は過ぎていきます。これが年度末のスピード感ですね。

さて、上司92氏が悩んでいることのひとつが、山奥に設置した無人カメラのネットワーク問題。固定の回線はありませんのでモバイル環境での構築となるのですが、あまりにも山奥すぎるためLTE回線を受信できず、3G回線に落ちてしまうため、速度の低下が発生するようです。さらに、その環境でしばらく通信がないと回線自体がタイムアウトで切られてしまうようで、いざアクセスしようと思ったときに回線が切れていて使い物にならない、もっといえば停電などで電源が切れると、自動的に回線が復旧しないという、かなり悲しい状態のようでした。

それでも、一つずつ着実に課題は解決されていたようなのですが、「しばらく通信がないと回線自体がタイムアウトで切られてしまう」問題に対して、ここ数日苦戦されている様子。「ならば!」ということで、「私ならこうしてみますが・・・」と余計な口出しをしてみました。
その方法とは、本来ネットワーク機器の死活管理のために使う、一定間隔でPINGを打つツールを仕込み、タイムアウトする前に「おい、寝るな!」と話しかけるというもの。これであれば、一定間隔での通信が確保できますし、何より、本来の用途である死活管理として十分やってみる価値ありでは、と。

この職場内プレゼンがどうやら採用されたようです。今回使うツールは、フリーソフトとして公開されている、業界では超有名な「ExPing」です。

WoodyBells ExPing
http://www.woodybells.com/exping.html

対象のIPアドレスやURLに対して一定間隔でPINGを打つことができ、もしPINGが帰ってこなければ、それをトリガーとして色々なことをさせることができます。今回の用途にピッタリ!というか、このソフトありきで話をしていました。以前、とある本物のSEさんから「これがおすすめです」と教えてもらったのを覚えていました。

この「ありき」という部分が、情報担当者としての引き出しの多さといいますか、「にわか」としてやっていくための生命線なのかなと思っています。困ったことに直面したときに「たしかこんなのがあった」とか「これとこれを組み合わせて」みたいなことができるかどうかの勝負になることが多いです。

ExPing
素晴らしいツールを無償公開されている作者様に感謝です

(投稿者:ちゅん)

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