ワンオペで気落ちする

ども。
てんちょが新人職員の研修に出ているのでワンオペ中の担当ちゅんです。

こちらの部署には代々「キーマンが休むとなぜかトラブルが発生する」という都市伝説があります。それまで数年間、全く問題なく動作していたHUBがいきなり故障したり、サーバが起動しなくなって復旧まで深夜までかかったり(これらは実話です)、どちらかといえば私が不在の時にこのようなことが起きていたので「何か仕込んでいきましたか?」と怪しまれるレベル。ですが、こういうことが職場内で教訓となり「トラブルは油断したときに起きるのだ」と気を引き締めなおしたりしたものです。

が、どうやら最近はその「どちらかといえば」が相方に移ってしまったようで、私が1人になったとたんにアレやコレやと案件が降ってきて、どうにも手が回らない状況になってしまうことが多くなっています。
もともと会議やら何やらの予定が入っている中で「パソコンが故障したのですぐに見てほしい」「ホームページの編集方法が分からなくなった」「学校用のサーバが不調で教育委員会に苦情が相次いでいる」などなど「なんで今なの?」という状況が同時多発的に発生して、すっかり1人での仕事が恐ろしくなってしまいました。

まぎれもなくワンオペではありますが、いざ全ての案件を自分一人で解決しようとすると、色々と忘れてしまっていることに気がつきました。以前は嫌というほどやっていたActiveDirectoryの設定なども「あれ?どうやるんだっけ?」といった有様。年齢のせいにはしたくありませんが、若いころと比べると間違いなく物忘れが多くなったように実感していて、それはそれで悲しいものがあります。

極めつけは、案件の対処方法を探していて、なんと「昔の自分が書いて投稿していた当ブログの記事から教わる」という事態まで発生し、これには笑うしかありませんでした。過去の自分を「なかなかやるじゃないか」と誉めつつ、さらには「これ、本当に自分が書いたのかな」と記事の存在すら忘れている始末。なんとも情けない。気を引き締めなおすどころか、すっかり気落ちしてしまったのでした。

まさにこのイメージです

(投稿者:ちゅん)

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共有設定って複雑

てんちょです。気づけば八雲にきて1年が経過してました。おかげさまで楽しく仕事をさせて頂いています。

今日は外勤に出ていました。先日あるところから、”ネットワークのない施設で大人数でプリンタを共有したい”ということで相談があり、現地にローカル環境を構築することになりました。その相談を受けた際は「適当な無線LANルーターおいて、PCにUSBで接続したプリンタを共有しておけばいいか」くらい軽く考えていましたが、その適当なルーターがありません。

ちゅん氏に相談したところ、先週廃止となって回収した「相沼泊川出張所」の設備を流用してローカル環境を構築することになりました。共有用のPCにプリンタをインストールし共有設定も行い、ちゅん氏が設定を終えた環境へテスト接続。テスト用の端末からプリンタや共有フォルダもアクセスできたため、予定通り設置を行いました。

その施設で実際に業務が行われるのが本日だったわけですが、いざ持ち込み端末を接続させるといろいろ問題が発生。ちゅん氏作成の接続マニュアルが配布されたおかげで、ネットワーク接続は問題なく行えました。しかし問題はその先で、プライベートネットワークでの接続時にプリンタやフォルダの共有設定がオフとなっている端末があり、そのままでは接続できず手動で設定を変更。

さらに持ち込まれた端末の一部がWindows11でした…プリンタドライバの展開がうまくいきません。そのままWindows11でもいけるだろうと思ってましたがダメなんですね。Windows11用にドライバを展開することも考えましたが、該当端末もそれほど多くなかったので、印刷用にPCを1台追加して共有で使用してもらうことにしました。
このあたりも事前に想定しておくべきだったなぁと反省点の多い対応になってしまいましたが、今後もありそうな内容なので経験として次に活かします。


設置したときは大丈夫”だろう”と思いましたが、だろうじゃダメですね。

(投稿者:てんちょ)

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郵便局でのLAN配線

ども。
今週は体力的に疲れた1週間でした。担当ちゅんです。

熊石地域にある「相沼泊川出張所」が建て替えのため廃止となり、このたびそのエリアにある館平郵便局が役場窓口業務を行うこととなりました。道内にはすでにいくつか事例があるようですが、道南エリアでは初だそうです。昨今はコンビニで各種証明書などの交付が受けられることが一般的になりつつありますが、地方にはコンビニがない地域もたくさんあります。一方で郵便局は全国一円津々浦々に展開されており、このような窓口業務を受託いただけることは住民の利便性確保という点でたいへん画期的なことだと思います。

今回、我々の業務としては、まず郵便局の建物に役場の業務系ネットワークを連れていくこと。これがなければ何も始まりません。今回のケースでは出張所が廃止された代わりに郵便局で業務が行われるので、回線については「移設」での対応、ルータなど機器はそのまま流用が可能でした。さっそく回線工事が行われましたが、すでに郵便局には光回線が引かれていて、「4芯のうち1芯が開いていました」とのことで新たな外線工事は不要。あっという間に開通となりました。

「想像していたよりも簡単に終わったな」と思いましたが、次の瞬間には天を仰ぎました。ONUは無事に稼働しましたが、「機器を配置する場所までのLANケーブルはどうするんだっけ?」と。郵便局員さんに聞くも「???」、通建会社さんに聞くも「聞いてません」。そうですか、そういうことですか。

予定外でしたが、どうやらLAN配線は我々が行うしかないようです。これまで学校を含む公共施設にLANケーブルを引くことはありましたが、まさか郵便局内にケーブルを引くことになるとは思いませんでした。すぐに現調しましたが、ONUの設置個所にはすでにケーブルを通すことができそうな配管があり、さらに天井には複数の点検口あり、床はフリーアクセス。これ以上ない環境に歓喜しながら、1時間ほどで通線を完了させることができました。
この作業を見ていた郵便局員さん「役場の職員ってこんなこともするんですね」。最大の誉め言葉としてありがたく胸にしまいました。

郵便局での仕事中何かに使った後でしょうか、壁には無数の貫通穴が。ありがたく使わせてもらいました。

(投稿者:ちゅん)

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不具合対応でSSD化

北海道とは思えないような蒸し暑さにやられ気味なてんちょです。まるで梅雨。

試験導入したPCも順調に稼働し、2画面での運用も含めて今のところ快適に使えている様子です。しかし導入から5年ほど経過しているその他の業務用PCたちは、HDDの消耗でそろそろ故障に近い動きをしている端末が増えています。HDDが原因と思われる動作不良の個別報告も徐々に増えており、直接連絡をいただいた案件はSSD換装などで日々対応をしています。幸いなことに120GBのSSDが100台弱あるため、HDD不良が疑われた端末はSSDへ換装し大幅に体感速度も向上できて一石二鳥。(しかしこのSSDはどこから出てきたんでしょう)

さらに先日、ちゅん氏がグループウェアにて不具合報告フォームを公開しました。徐々に増えている不具合報告に対し、実は遅いのを我慢して使用している職員さんもかなりいるのではないかという、これも少し実験的な感じも兼ねて対応できることはやってみようということですね。
正直なところ、全員が報告を上げてくるのではないか…という恐怖もありましたが、公開から2週間弱で27件の報告と思ったより少なく安心しました。内容も詳細に記載していただいており、中には『毎日数回、「キュッ」という音が一瞬します。』という一瞬可愛らしいと感じましたが、よく考えると怪しい報告もきています。

報告をもらったもをダウンロードし原因をざっくりとまとめ、交換が必要そうな端末をピックアップ。試験導入で10台を入れ替えていたおかげで交換用端末にも余裕があり、順次SSDへ入れ替えて交換します。個別にインストールしたようなソフトが入っている端末は、元HDDをコピーするなどで対応することにしました。密かに導入した電動精密ドライバーのおかげで保守性の悪い端末でも、かなり分解が楽になりましたね。

今回苦労しているのは、『盗難防止ワイヤーが壊れていてパソコンから外れない状態』という端末。交換するのはいいんですが、ワイヤーが外れないことには元の端末を持ち帰れません。ワイヤーを切断しようにもワイヤーカッターがないので、”その場で端末を分解してロック部分を内側から壊す”という少し強引な方法で対応しました。分解のために持ち込んだ電動ドライバーも「歯医者にいるような気分になる音がする」と周囲の職員さんからも好評?でした。


しかしこれって壊れるものなんですね。

(投稿者:てんちょ)

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不要なテレビ引取り事業

ども。
月曜日が一番疲れている担当ちゅんです。

今我々は自治体DXの一環である職場のペーパーレス化を進めていくために、各職場の打ち合わせスペースに大型モニタを常設する取り組みを進めています。実はこの取り組み、noteにて「#シン・トセイ 都政の構造改革推進チーム(東京都 公式)」さんが公開している「55%削減を達成した都庁のペーパーレスのこと」という記事からヒントを得て進めているものだったりします。

上記記事をご覧になったことのない方はぜひ一度お読みいただきたいのですが、職員の業務端末を持ち運びやすいモバイルPCに変更しつつ「各局のそれぞれの職場にも一気呵成にディスプレイを導入」した取り組みの顛末が詳細に報告されています。
このような地方の小規模自治体のブログに書いたところで届くわけありませんが、この場にて都庁の方には感謝申し上げる次第です。

さて、そんな大型モニタ常設ですが、年度途中に思いついたからといってすぐに動けないのは自治体の予算の仕組み上仕方がありません。しかし、来年度以降に予算を持って執行していたのではあっという間に周回遅れです。ここは我々が元々得意とする「予算をかけずに同じことできないか精神」で乗り切ってみようではありませんか。
職員の自宅に眠っている(かもしれない)不要となった液晶テレビ。これを譲ってもらってなんとか大型モニタが確保できないだろうか、そんな発想から「不要なテレビ引取り事業(仮称)」を実施中です。

結果、職場には様々なメーカーの様々なサイズの、そして新しめのものから古いものまでテレビがずらっと並んでいます。当初我々が思い描いた通り、まだまだ使えそうな大型液晶テレビも「処分に困っていた」と譲り受けることができました。中には50インチを超えるものもあって「自分の家で使っているのよりもいいテレビかも・・・」と思えるものまで譲っていただき、あと少しで役場の会議室に常設することができる台数がそろいそうだというところまでたどり着きました。(が、テレビを1台譲ってもらうと、そのテレビに取り付ける三脚とワイヤレスディスプレイアダプターの出費があって予算が・・・)

そんな中で得られた知見として、一口に液晶テレビといっても、中には足を取り外せないタイプであったり、VESA規格のマウントが利用できないもの、HDMIはあってもUSBポートがなくて電源をとれないものなど微妙に惜しいテレビが出てきます。テレビを譲っていただけるご好意を無下にできないのでありがたく貰ってくるのですが、そういう惜しいテレビを今後どうするかが課題。でも、工夫次第で予算をかけなくても何とかできるっていう取り組み、なんだか昔を思い出してわくわくしてしまいます。

テレビ譲り受けたものの中で最も大きな55インチテレビ。まるで新品のようです!

(投稿者:ちゅん)

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