隠されていたJJコネクタ

ども。
一気に寒くなって温泉が恋しくなっている担当ちゅんです。

先日は久しぶりに熊石総合支所への外勤が必要な案件。このところ町外への出張は多かったですが、それ以外は職場で事務仕事ばかりだった(自治体ではちょうど来年度の予算要求時期です)ので、ちょっとウキウキ。車で40分の峠越えですので、忘れ物をしてもすぐに戻ることができません。なので、出発前には入念な持ち物チェックが必須です。

今回はシステム機器の場所替えがメインだったので、LANケーブルや工具箱、さらにはケーブルを床に這わすためのワゴンモールなんかも必要です。隣席てんちょ氏が準備しているのを傍らから見ていて「これも持った方がいいんじゃないか」「いや、さすがにそれはいらなくないっすか」みたいな会話をしつつ、結果的にはいつも以上にたくさんの道具を持って出発。これまでの経験上、現場で使わなければ持ち帰ればいいだけで、足りなくなるよりマシですからね。

作業内容はシンプルでしたが、機器を移動してLANケーブルを新たに引くとなると結構な時間がかかります。もともと敷設されていたケーブルを撤去して、別な場所に引き直す作業ですが、ただ露出で適当に引けばいいのではなく、なるべく綺麗に。これは見栄えだけの問題ではなく、事故防止の観点からも非常に重要な要素です。あらかじめ想定していた作業ではありますが、机の下に潜り込んだり、重たいプリンタを運んだりで結構な重労働で腰も痛みます。

そんな作業の中で、既設のワゴンモールのカバーを外してLANケーブルを撤去しようとしたときでした。目に飛び込んできたのはなんと「JJコネクタ」。モールの中に綺麗に納まるように、まさしく隠されていたJJを目の当たりにして「これはいつぞやの自分の仕事に違いない」と確信。おそらく、当時配線作業をしたときにケーブルの長さが少し足りず、一から引き直すのが大変だったのでJJでごまかしたものであろうと。こういう過去の汚点が突然露呈するから外勤には刺激があります。・・・不覚だったのは、この手抜き工事を隣席てんちょ氏に見られたこと。「これは事故防止の観点からも」なんて偉そうにしていたのが、妙に恥ずかしい気持ちになりました。

JJコネクタ見つけた瞬間「あっ!」と声が出てしまいました

(投稿者:ちゅん)

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どうして電子申請は使われないのか

ども。
1ヶ月くらい続いた出張ラッシュも終わり、じっくり腰を据えて業務に邁進する担当ちゅんです。

そんなラッシュのトリは「北海道電子自治体共同運営協議会(HARP協議会)企画運営部会」でした。毎回ですがかなり濃い内容の議論をするため、軽い気持ちで参加することが許されない会議。今回もあらかじめ議案が送られてきていたので事前にじっくりと読み込み、会議の場で発言したいことなどを考えながら札幌に向かいました。

今回の会議では「共同利用型の電子申請システム(オンラインフォーム)の利用拡大」が議題となったのですが、私としてはなかなかコレという結論が出せずに考え込みました。議論の中で「フォームを有効活用すればかなり業務効率が上がるのに、使わない組織(職員)は何がネックで使わないのだろう」という話題になり、「そもそもシステムの存在を知らないのではないか」「知っていても使い方がわからないのではないか」「それとも別なところにハードルがあるのか」など、色々意見は出されるものの、そもそも普段からフォームをガンガン使っている人たちばかりが集まっている部会なので、そこははっきりとした理由がつかめず。ある意味では当たり前かもしれません。

私としては「フォーム以前に、日々の業務の中ではまだまだ紙に手書きでFAXという場面にも出くわすし、もう少し進んでもExcelに入力してメール添付みたいな部分も多いんだよなあ」とぼんやり考えていました。フォームを使えば一瞬で集計が終わるのですが、なぜ、あえて紙やExcelにこだわるんだろう・・・と。もしかしたら、依頼する側が相手の環境を過度に考えすぎて「フォームを使えない人がいたら困るから確実に紙で」という構図じゃないかなとも思ったわけです(もちろんフォームのフの字も頭に無いっていう状況もあろうとは思いますが)。

同じような話で、昨今は自治体DXを進めていくうえで「スマホ(ネット)を使えない町民はどうするのか」といった壁にぶつかることが多いです。各種手続きをオンライン化したり、町からのお知らせをLINE配信したりと様々な取り組みを行っているのですが、その時に考えることと似ているような気がします。そういう時に私は「様々な手段の中の一つがオンラインフォームでありLINEなのであり、これまでの手段にプラス1するだけ」と説明しています。従来から行っている手段はそのまま継続しつつ、さらに便利な方法を提供しているに過ぎないという考え方。便利なのであれば必然的にそちらの方が利用されるようになるわけですし、その結果を見て「やはりまだ紙は必要だ」となるのか、それとも「もうフォームだけで十分だ」となるのか。そういう話のような気がします。

と、このように一筋縄では解決できない課題を考えあい、今回も非常に(疲れましたが)有意義な議論ができたと思っています。自治体の情シスとしては難しい局面が続きますが、仲間と手を取り合いながら一歩一歩確実に前進していくしか道はないのだろうなと思った、今回の出張でした。

新幹線駅アンケート八雲町ではオンラインフォームをばっちり活用中です。
現在、新幹線の新駅デザイン案のアンケートをやっていますのでぜひ投票ください!

(投稿者:ちゅん)

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紙でもいい場面も

そろそろタイヤ交換をしなきゃなぁと思いながら2週間が経過したてんちょです。まだ大丈夫なはず…。

ここ最近、立て続けにアンケート調査のフォームを作成したいという依頼が来ています。そういえば昨年もこの時期にアンケートフォームを触ることが多かったような気がします。秋ごろになるとこういう業務が増えるんですかね。随時作業をしていますが、中々終わりません。

アンケートフォームは北海道電子自治体共同システムの簡易申請機能を使って作成しています。(過去にブログでネタになってないか検索してみたら2013年から使ってるんですね。)フォームの作成は左側のメニューからフォームの部品を選択して、設問を入力していくだけで作成できてしまうので、使い方はとても簡単です。テキストボックスやチェックボックス、レイアウト部品など基本的な機能は揃っているので、簡単なアンケートフォームであればすぐに作成できてしまいます。最近、残数管理機能も追加されたようで、これはまた別な機会に使えそうです。

ただ回答条件を細かく設定していく場合の動きが難しい…。複数条件を設定する際の【または】の条件が【)または】【または(】【)または(】【))または】【または((】と括弧つきで6種類。これに加えて【かつ】も6種類。これを組み合わせて使いこなすことができればかなり細かい条件設定が可能なんでしょうが、使いこなせる気がしません。

今回依頼されているアンケートは設問数が多いものの、条件設定はそこまで細かくなかったので括弧付きの条件は使わずに済みました。しかし紙媒体だと表に〇をつけるだけなのが、一行ずつ設問にする必要があったりでかなりのボリュームとなっています。おそらく回答する側は紙媒体のほうが楽だと思います。しかし集計する側はCSV出力できる分フォームのほうが手間が減るという、どちらを優先するべきなのか微妙なところ。

こういったフォームで入力してもらうことでペーパーレスに繋がっていくのはとてもいいことですが、ペーパーレスとなることでのデメリットも色々出てきそうです。一部のアンケートフォームもそうですが、マニュアルなんかもページ数が多いとPDFよりも紙のほうが見やすかったりすることもあります。表示する媒体に合わせた表示内容に作り変えることや、アンケートなんかだとフォームの様式に合わせて作ることも必要かと思いました。


括弧付きはどういう場面で使えばいいんでしょ。

(投稿者:てんちょ)

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北海道ミライづくりフォーラム

ども。
また明日から職場を不在にする担当ちゅんです。

先週、札幌市にて開催された「北海道ミライづくりフォーラム(主催:北海道、NTT東日本)」に参加してきました。普段、このようなフォーラムは首都圏で開催されることが多く、地方からはなかなか参加のハードルが高いです。今回、職場には若干無理を言って「自治体DXの推進を頑張りますので」ということで研修の機会を与えていただきました。

会場に到着するなり、まずは来場者の人数に驚き。予想していた倍以上の人数でした。セミナーの開始まで若干時間があったので、展示会場に足を運んで様々なソリューションを見て回りましたが、一つのブースでじっくりと話を聞きすぎて会場を一周はおろか半周もできずに終了。こういうところが「場慣れしてない」ってことなのでしょうか。展示物をじっくり見ていたらすぐ隣のブースが賑やかな様子で、何事かと確認してみるとそこには北海道知事が。なんだか凄いところに来ちゃったなと思いました。

お待ちかねのセミナーが開始となりましたが、会場は満員御礼。今注目の生成AIについての講演など、とても楽しみにしていた内容であっという間に時間が過ぎ去っていきます。講演を聞いての感想としては「好むも好まざるも関係なくAIは確実に日常の中に入り込んでくるだろうな」と。であるならば、どうやってAIと良好な関係を保っていくべきなのか、業務でどのような活用ができるだろうか、など深く考えるいい機会となりました。
午後からは「自治体DX会議」と銘打たれたパネルディスカッションもあり、内容もそうですが参加されている方々の熱量が感じられる素晴らしい時間を過ごしました(たくさん質問もさせてもらいました)。とにかく「こんなフォーラムが北海道で開催された」ということに感動しきりです。

具体的な話が全く書けずに、単なる感想になってしまいましたが、オンライン参加もいいですがやはり現地に足を運んで、その場所の空気を感じることって大事だなと思います。交換できた名刺も大切な成果品。フォーラムでつながった縁も大切にしながら、今後も自治体DXの推進に尽力していきたいと思います。

会場の様子「ちゅん」という名前でslidoに投稿したら、なぜかバズってしまった様子。

(投稿者:ちゅん)

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ワンオペ中の初トラブル?

てんちょです。最近ちゅん氏の出張が増えており、ワンオペとなる日が増えています。トラブルなく乗り切ることができるか毎回少しドキドキしていますが、ついにトラブル?が発生しました。

先日の勤務終了直後の17時半ごろ、突如役場の蛍光灯が一瞬消えました。その日は昼過ぎから町内で雷を伴う雨が降っており、比較的近くで雷が鳴っている時間帯もあったため少し心配していましたが、何事もなく1日が終了して安堵していたところでした。あまりにも一瞬だったため、その一瞬だけ電源が消失したであろうデスクトップPCも画面が一瞬消えただけで本体は再起動もしなかったPCも多かったほどでした。

しかし一部のネットワーク機器は影響を受けてしまったようです。庁舎内を確認してまわったところ、Wi-Fiが繋がらなくなってしまったようでした。すぐに近くにあるAPを確認したところ、LEDが全て消灯していました…。もしかしてこれはヤバいのでは?とほかのAPも確認したところ、全て消灯しています。庁舎内のAPは全てPoEのため、まさかPoEハブの故障では…と不安になりながらベンダーさんへ連絡したタイミングでLEDが点灯!

どうやらコントローラ側の起動が終わらないとAPへの給電もされないということで、コントローラの起動に5分程度かかっていたのでAPが動いていなかったということでした。たった5分程度のことでしたが、ワンオペ中の初トラブルということでかなり焦りました。自席近くのAPが動作し始めたので庁舎内の他APも全て目視で確認。全て正常動作でまずは一安心。

他施設でも同様の状況だったようなので、念のためすべてのAPの疎通確認を行いましたが、熊石側が広範囲で停電していたようで、数か所だけ確認ができませんでした。停電情報を確認したところ徐々に改善しているようだったので、復旧まで待ちながら出張中のちゅん氏へ報告。しばらくして無事に停電も復旧したようで、-tで放置したpingが応答し始めたのを確認できました。
ワンオペ中のこういうトラブルは初めての体験でしたが、すぐに復旧が見込めないような大きなトラブルでなくてよかったです。


そういえば停電中はブレーカー落としたほうがいいんですかね?

(投稿者:てんちょ)

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