禁断のBIOSアップデート(上)

ども。
年齢を重ねるうちに、大胆さが失われてきたような気がしている担当ちゅんです。

現在、数世代前の非力なPCを使って、USBメモリからLinuxをブートし、そこでゴニョゴニョする実験をしています。「オールドマシンの有効活用方法を探る」とでも言えば何となくカッコよく聞こえますが、ストレートに言えばオールドマシンの延命作戦です。

しかし、これを実現するにはいくつか乗り越えなければならない課題も。その中の一つが、そもそもの「USBメモリからのブート」です。

イマドキのPCであればUSB機器からのブートなどできて当たり前なんですが、そこはオールドマシンです。ただ普通にUSBメモリを挿した状態で起動してみると、案の定、元気にWindowsが起動してしまいました。あれこれ原因を探ったのですが、どうやらUSBメモリをBIOS上から認識していないようなので、BIOSの設定にあった「Legacy USB Support」をEnableに。すると、BIOSのブート項目にUSB HDDとして認識され、無事にUSBメモリからのブートが出来るようになりました。

おしまい。

・・・と、ハッピーエンドであればこんな記事にはなりません。問題はここからです。無事にUSBメモリからブートできるようになったのですが、今度は起動が遅すぎて使い物にならないレベルです。そもそも、「Legacy USB Support」という項目自体、例えばUSBマウスやキーボードをPS2と同様のレベル(レガシー)で認識させるためのものらしく、これでUSBメモリを認識しても、速度は期待できないという話なのでしょうか。

USBメモリからブートできないとなれば、そもそも実験の入り口段階で断念・・・となりかねません。こうなれば仕方がありません。禁断のBIOSアップデートです。これでもしかしたらUSBメモリを普通に認識するかも。起動時間がもう少し短くなるかも。淡い期待を胸に作業に取り掛かったのでした。しかし・・・。(長くなってきたので、次回に続きます)

BIOS
これで一応認識するようにはなりました

(投稿者:ちゅん)

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NASのハードディスクを交換

最近の当町の天候は、晴れたり曇ったりが頻繁です。時には雷雨・・・
本日は、朝から山を越え日本海側へ行ってきましたが、そちらは晴天。
二つの海を持つ町は、二つの天候も持つ町。
皆様の地域の天候には、特徴がありますか?
本日の担当、ふろんとです。

以前、「突然壊れる」で故障していたNASのハードディスクが、紆余曲折色々ありましたが、手元に届いた為、上司ちゅん氏と某小学校へ行ってきました。
4月の出来事で今ですか?の話ですが、そこは、穏便に・・・・・・・・・・。
サーバー室の前に来ると、相変わらず「ピーピー」と警告音が鳴っています。2ヶ月以上鳴っていたので、音も疲れた感じです。
入室し、ちゅん氏が作業を始めます。コンソール画面で何かを確認し、操作した後、ハードディスクを取り外しました。そして、届いたものと交換しました。また、画面で何かを確認しています。
そして、NASのスイッチを押します。警告音が止まりシグナルがオールグリーンに!!!NASが正常な動作を始めます。画面を見ると「再構築」の表示が。3台のハードディスクからデータを集めて、元の通りに4台で記録を開始しました。
ちゅん氏の説明では、NASのハードディスク交換手順は、製造会社や機種によって「流儀」があるそうです。今回は「I社」の流儀を学びました。今度は他社の流儀を学べるのか?学べるおいう事は「また壊れる」という事に・・・。
壊れずに無事に動いて欲しいですが、流儀を学ぶ事もしたいなと思った一日でした!


再構築開始のグリーンシグナルが灯る!!!

(投稿者:ふろんと)

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「無効にする」を有効にする

ども。
朝、もう1時間寝ていたい担当ちゅんです。

Windows 10 化作業は順調に進んでいます。かなりコツを掴んできて、スピーディに作業できるようになりました。以下、同業者向け及び自分用のメモを含みます。

Windows 10 のキッティングには、お馴染みのSysprep を利用しています。マスターとなるPCに各種業務用アプリケーションやプリンタドライバなどをインストールした後に、Sysprep で一般化したものを複製して展開します。こうすることで、ライセンス認証前の状態のOS として起動できるので、一からOS をインストールするよりも数段早くシステムの展開が可能です。

そのSysprep ですが、Windows 10 をキッティングするときは注意しなければならないポイントがあります。実は、Windows 10 のバージョン1511から「Microsoft コンシューマーエクスペリエンス」なる機能が追加されていて、PCがインターネットに接続されていると「勝手に」おすすめアプリがインストールされてしまうようになりました。このおすすめアプリは、管理者にとってはほぼ「おすすめしたくない」ものですが、そういうもののようなので仕方ありません。
ただ、これが動作してしまうせいで、Sysprep が失敗してしまう仕様には悲しくなります。

Microsoft Technet : Windows 10 (バージョン 1511) における Sysprep 実行時の注意点
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2015/12/20/windows-10-1511-sysprep/

上記リンク先にもあるとおり、この仕様を回避するには、インターネット接続前にローカルグループポリシーを編集して「Microsoftコンシューマーエクスペリエンスを無効にする」という項目を有効にしなければなりません。全てのセットアップが終了したら、この項目を「未構成」に直したうえでSysprep を流してくれ、ということのようです。

と、ここまでであれば「儀式」がひとつ増えた程度の話なのですが、本日、マスターPCのセットアップをしておりましたら、なぜかSysprep が失敗して、数時間分の仕事が無に帰り、目の前が真っ暗になりました。

間違いなくローカルグループポリシーは編集したはずです。確認してみると、確かに編集した痕跡は残っておりましたが、なんと、その設定は「無効」になっておりました・・・。
何が言いたいかといえば、この項目、「無効にする」を「有効」にしなければならないのです。つまり「無効にする」を「無効」としたことで、同機能が「有効」になってしまっていたという悲しい出来事でした。なにこれ。

「Windows を終了するのに、なぜスタートを押さなきゃいけないの?」と一緒です。「終了する機能をスタートする」という概念。今回のケースも、「無効にする機能を有効にする」という概念です。ふーっ、疲れますね。

スクリーンショット
これではまるで「敵の敵は味方」です

(投稿者:ちゅん)

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揺れに備える

本日の当町は、通称「やませ」が強く吹いています。
これから天気も崩れる見込み。皆様の地域も強い風が吹いていますか?
本日の担当、ふろんとです。

大切なデータを格納していて、現在の生活に必要不可欠となったPC。そのPCもいろいろな危険にさらされています。
物理的な危険の中の代表格と言えば、自然災害が一番と言って良いのではないでしょうか?中でも突然やってくる「地震」は、日頃の備えが重要ですね。
地震と言えば「揺れ」。机の上にあるPCやモニターは、揺れによって「落下」という危険にさらされます。物理的に故障します。壊れます。
当社のほとんどはノート型のPCでありますが、「基幹系」と呼ばれる側のPCは、デスクトップ型のPCが多々配置されています。
デスクトップ型PCとモニターを「揺れ」から守る一つの手段として、「固定具」がありますね。皆様も使用していますか?
固定具にもいろいろあるとは思いますが、PCを揺れから守るという目標に向かって「地味に」頑張っている器具ですね。
今後も、陰ながらPCの安全を守ってください。よろしくお願いします!


「がっちり固定」という文句に安心感が・・・

(投稿者:ふろんと)

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セキュリティ研修の準備

毎年この時期に、新採用職員を対象に初任者研修が行われます。今年は、来週の月曜から始まります。町が開催する研修なので、講師は担当の管理職となっています。各々の分野を1~2時間程度で説明します。数年前から「情報セキュリティ研修」もカリキュラムに組まれています。まあ、今時当然の流れですよね。

さて、初任者向け情報セキュリティ研修で使用するテキストですが、実は例年ほぼ同じだったりします。当然研修内容は「セキュリティポリシー」が中心となるため、変わり映えがしない?致し方ありません。それでも、事例的な資料は、直近のニュースと差し替えてはいますが・・・。と言う事で、にわかも来週の準備を始めました。今年の反面教師的な事例は、日本年○機構で決まりですね。「安易にメールの添付ファイルは開いちゃダメですよ!」って。

順調に資料準備は完了と思った矢先「あれっ!何か変?」です。基本テキストは、セキュリティ対策基準から、新採用の皆さんに最低限覚えていてほしい部分を抜粋しているのですが・・・気が付きました。何と!マイ○ンバーの関係で、昨年10月にセキュリティ対策基準を改正してました。それも全部改正!!条文の番号も内容も一新されていたのです。自分らでやっておきながら忘れてました。困ったもんです。何とかテキストを修正し、研修担当係へ提出しました。これで月曜日出来ます。気が付いてよかった。

実は、まだ悩みもあったりします。庁内ネットワークですが、例の強靭化を何処まで説明したらいいかです。今年度中には「LG○AN」と「イン○ーネット」が完全分離されます。説明は、現状?それとも完成形?まあこの話は、新採用職員に限った事ではなく、ガリっと全職員を対象に説明会をやる予定なので、今回はサラッとでしょうか?

出来あがった研修テキスト
テキストは、6枚両面印刷12ページ。これは、暫く使えそうです?

(投稿者:92)

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