謎のエラーとの格闘録

ども。
数日ブログを書いていないと各方面から安否確認の連絡が来てしまう担当ちゅんです。すみません、元気です。

某所で稼働しているとある重要なシステムがあるのですが、先日からエラーが出るようになり対応しました。
そのシステム、何か事が起きるとパトランプが点灯してピーピーと音まで出る仕様。エラーの内容はクラウド上にあるシステム(サーバ)とPC端末の間で一瞬通信が途切れることによるネットワークエラーのようなのですが、エラーの頻度は1日に数回。原因を見つけて、とにかくピーピー鳴らないようにしないといけません。

まず疑ったのは通信。サーバと端末間でのネットワーク断を疑って機器のログをチェックしました。しかし、ルータのログを見てもセッションが切れた形跡はありませんし、端末のイベントビューアでもそれらしいものは発見できず。システムの運用元に確認しても、サーバやシステムには特に問題は起きていないとのこと。ルータと端末との間にはハブなどの機器は挟んでおらず、この状態で通信不良が起こるとすればケーブルの不良かPC端末の不調のどちらかということになってきます。ひとまず可能性は低いですがケーブルの不良もあるかもしれないので予防交換し、様子を見ることに。

しかし、予想どおり結果は変わりません。ここで、本当にネットワークが途切れているのか白黒つけるために、端末にExPingを仕込もうと準備をしていたのですが、その作業を行っているときにどうも端末の動作がおかしい。タスクマネージャーでパフォーマンスを確認してみると、ディスクの使用率が100%で張り付いていました。もしかして、通信が断しているように見えたのはシステムのリソースが不足していることで動作そのものが不安定だったからではないか、とあたりをつけて急遽ディスクをSSDに変更し・・・。もうここまで来たら完全に業者の域です。

ひとまず、やれることはすべてやって再び「様子を見てください」と言い残して職場に戻りました。それまで使用率100%になっていたディスクが正常に戻ったのでこれで直ればいいんですが。現場の方からすれば、「情シスが来て何かやって様子を見ろと言い残して帰った」というだけの話なのですが、裏側ではこんなことをやっているんですよ~というつぶやきでした。ひとまず、もう業務用端末はHDDでは無理、最低限SSDが必要な時代になっているのは事実上間違いないようです。

エラーの状況こんな頻度でエラーが出ていては業務に支障を来して当たり前です

(投稿者:ちゅん)

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恒例行事

てんちょです。ちゅん氏お休みのためブログ連投でネタ切れ気味です。

毎年恒例の作業となっている「降雪監視カメラ」の設置に行ってきました。恒例の作業ですが、私自身は春にLETモデムとルータの回収に行ったことがあるだけで、設置に行くのは今回が初めてです。昨年の話とブログを確認する限り、かなり雪の中での作業。実は結構楽しみにしてました。防寒対策もしっかり行って設置に挑んできました。

昨年はカメラの移設などもあったようで、現地でネットワーク設定を行ったりと大変だったようですが、今年は同じように設置し直すだけ。うまくいけば現地での作業もなく外した機器を同じように取り付けるだけで終われそうです。とはいえ春に取り外した際は、不安定な場所に脚立を立て手を伸ばしながらどうにか取り外した記憶があります。若干不安もありますが、ルータの設定を済ませて現地に向かいました。

現地に到着し、ちゅん氏と試行錯誤しながら脚立を設置。どうにか手の届く高さまで登ることができました。春に回収した際に写真を撮っておいたので、取り付けに関しては同じように設置を行うだけでしたが、やはり脚立に登りながらルータ上部の見えない箇所へのネジ止めは難しい作業でした…。手探りでネジの位置を確認しつつどうにか固定。昨年は悪天候の中この作業をやったようなので相当難しかったんではないかと思います…。

無事に取り付けを行いましたが、カメラの映像が確認できません。再び脚立に登ってルータにLANケーブルを接続し、ちゅん氏がPCからモデムの通信状態を確認。なんとモデムが認識されていません…。再度ボックスの中を確認してみると、モデムとUSB延長ケーブルとの接続が抜けていました。電源をいれた際はモデムの起動音が鳴っていたので、おそらくケーブルをまとめて収納した際に抜けていたようです。再度取り付けてカメラの映像を確認!無事に稼働開始です。


極寒の環境で何事もなく春を迎えることはできるのか…。

(投稿者:てんちょ)

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よく今まで動いていたな

てんちょです。今日は久しぶりにワンオペとなりましたが、細かいトラブルの連続で気づけば一日が終了していました。あまりに連続で電話を受けたため、何か対応忘れているような気分になります。

今年に入ってから、情報政策係で使用している「ケーブルテスター」の調子が悪くなっており、ボタンを押しても反応がないような症状がでるようになっていました。何度か押すと動作するので誤魔化しながら使っています。見た目からの推測ですが、おそらく軽く7、8年は使用しているのではないだろうかと思われるテスターなので、経年での故障も近いのかと思っていました。。調べてみたところかなり安価な製品ですが、LAN以外にUSBなどにも対応する結構高機能なテスターでした。

先日、そんなテスターを自席でケーブルを作成した後に使用したところ、ついにまったく反応がなくなりました。一応バッテリーの残量を通知するランプもついていましたが、そんな残量ランプも光りません。なんの前兆もなく無反応となったため、ついに故障でしょうか。

念のため電池交換をしてみようと開けてみたところ、9ボルト角形電池が入っています。手元になかなか9ボルト電池なんてないので周辺を探してみたところ、9ボルト電池で動いていそうなデジタルテスターがありました。開けてみたところ無事に電池を入手。早速交換してみたところ、バッテリー残量の表示がオレンジで光りました。残念ながらデジタルテスターから取り外した9ボルト電池は残量がなかったようですが、残量でエラーが出たのでどうやらテスター本体は故障ではないようです。

本体が故障していないとなると、単純に電池が急に切れたんでしょうか…?なんとなく違和感がありもともと入っていた電池をよくみると、某コンビニのシールが貼られたフィルムに覆われているではありませんか…。当然端子側もシュリンクに覆われており、本体側の端子が一部フィルムを突き破り辛うじて接続しているような状態。シュリンクを全て剥がして再度取り付けたところ、テスターが復活しました。故障かと思われたテスターはまだまだ現役で活躍してくれそうです。逆によく今まで動いていたな…。


シュリンク電池には今年一番笑わせてもらいました。

(投稿者:てんちょ)

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微妙な断線?

てんちょです。気温差が大きく、冬道の運転が怖い時期ですね。日中でも部分的に凍っていたりするので油断しないように気を付けます。

先日、ある施設のアクセスポイントの更新が行われました。9月に現地調査を行った庁内LAN再構築業務の続きですね。予め現調を行っていたことで機器の設置場所もすでに決まっていましたが、場所によっては取り付け場所の変更などもあり、業者さんに任せての作業になりました。

数日にわたっての作業となった初日。盗難防止カバーのカギを渡していなかったため、カギを外しに行くことに。車で数分でいける近隣の施設だったので、すぐにカギを持って向かいました。カギを外して戻ってきましたが、渡すべきでしたね。これから他の施設でも使うであろうことを忘れてました。業者さんへ連絡したところ、夕方にまた近隣の施設で作業をするということで、再度現場へ行ってきました。

到着して作業状況見てみると、その施設で交換したAPの電源は入らないトラブルが発生していたようです。壁から天井へ取り付け場所が変更になるため、LANケーブルを引き直していました。業者さんが使用していたLANテスターでは問題なく導通していたようですが、PoEでの給電がされず電源が入らない…。

初期不良かもしれないのでとりあえず古いAPを取り付けておこうか、ということでLANケーブルを挿したままAPを取り外したところ、APのランプが点灯!しかしまた天井に取り付けると電源が切れます…。ケーブルをよく見ると天井から出たケーブルがAPの裏で折れており、テスターでは導通していましたが微妙に断線して給電できなかったようです。PoE対応のテスターではなかったのが敗因ですね。折れているところから作り直して無事に動作するようになりました。


遅い時間までお疲れさまでした。

(投稿者:てんちょ)

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DXは小さいことの積み重ね

ども。
この前の勤労感謝の日が今年最後の祝日と知り驚愕している担当ちゅんです。

先日、とある部署からの照会事項で「Excelにデータを入力のうえでメールに添付して回答してください」という案件がありました。当町では結構前から紙での照会はほぼゼロになっていて、ほとんどがグループウェアの掲示板で周知されて、データの形でやりとりされます。

ただ、今までだとそれでよかったのですが、個人的には「惜しいなあ」と思ってしまいました。Excelにデータを入力して送信という部分はそれでもいいのですが、これだと回答を受け取る側の手間が大きいのです。メールを受信したら添付ファイルを個々に保存して、Excelを開いてデータをコピーして別なシートにペーストして・・・ということを延々と繰り返さなければなりません。さらにいえば、元はたった1つのExcelファイルだったものが「〇〇課_報告データ」など複製・リネームされて最終的に何倍ものデータ量となってファイルサーバに保存されることにもなります。

そこで、今回は勇気を出して「申し訳ないけど、今度からExcelじゃなくてフォームでやってみないかい?」と声をかけてみることに。すると「実は前から自分もそう思っていたんです」というまさかの回答。詳しく聞いてみると、もっと効率よくやれそうだとは思ってはいたものの、以前からやってきた仕事の仕方を変えることになるのにためらいがあったと。なるほど、その気持ちはわかります。特に人事異動で部署が変わった直後などは、おかしいと感じていながらも「仕事の内容を覚えるまでは前例踏襲で」となりがちかと思います。

ですが、数日後。同じ部署が別な照会を発出されていて、報告の方法を見たところ「フォームでお願いします」となっていて「よっしゃ!」と声が出ました。結局のところ、DXってこういうほんの小さなことの積み重ねなんだと思います。他の部署の仕事の仕方について意見を言うのは結構しんどい(気分を害されるリスクもある)のですが、それでもこういう人間が職場に1人くらいいてもいいよね?と自問自答。フォームを利用するきっかけが「情シスから言われたから」でも全然いいですよね。頑張りましょう!

照会証拠のスクリーンショット。これは嬉しすぎました!

(投稿者:ちゅん)

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