何もしてないけど解決

てんちょです。日中も涼しくなってきてようやく夏が終わった気配がしてきました。このくらいの気温がちょうどいいですね。

先日ある部署で使用しているシステムが突然起動しなくなりました。通常はスプラッシュ画面が表示された後にソフトが起動してきますが、スプラッシュ画面から先に進まず、マウスでクリックすると画面が消えてそのままソフトが立ち上がらないような状況です。

動きを確認するためタスクマネージャーでプロセス見ていると、どうやらwindowsのプロセス上は実行されているようでした。また元々の仕様なのかは不明ですが起動を試みるたびにプロセスが増えて多重起動しているような動きをしています。とりあえず再起動も効果なし、セキュリティソフト側での誤検知を疑いログ確認をおこないましたが、こちらも特に異常はなし。

メーカーさんに連絡してもらい状況を説明したところ、動いているプロセスはそのソフトのもので間違いないということでした。対策聞いてみましたが互換モードで動かしてみることやセキュリティソフトの設定の確認をしてみるなど、すでに試している内容で具体的な改善方法は得られず、個別の状況下でしか発生しないような不具合で原因の特定に時間がかかりそうな案件になってしまいました。とりあえず当日は使用できなくても問題ないとのことだったので、別件もあり「翌日対応します」ということでいったん撤収。

しかし翌朝。いろいろ対処方法を考えながら再度確認しに行くと「昨日の夕方から起動するようになりました」と報告が…。どういう経緯で動くようになったのかを確認してみると、昼頃に停電が発生してPCの電源が落ち(その部署の端末はデスクトップだったため、停電の影響で電源が落ちてしまいました)、再度起動した際に試しにソフトを起動させてみたところ、普通に立ち上がったとのこと。原因の特定もできないまま停電で直ってしまったので、次に同じことが起きた場合の対応が…。直ってよかったんですが、何もしてないまま解決されるのも困ります。


「こんなことで解決するのか…」

(投稿者:てんちょ)

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何でもないようなことが

ども。
このところ不調になるPCが多くて保守に時間をとられている担当ちゅんです。やはり暑さでしょうね。

先日、以前から利用している某システムのメーカーさんから「事例紹介のため取材させてほしい」と連絡がありました。我々のようなものを取材されたところで、果たして事例になるのだろうかという不安はありましたが、日ごろから便利に使っているシステムですし、少しでもお役に立てるのであれば・・・ということでお受けすることになりました。

今回はインタビュー形式の取材ではありましたが、なんとその様子をムービーでも撮影したいとのことで大掛かりです。カメラで撮影されると聞いたとたんに急に緊張。ただ、話はほぼ雑談のような形で進み、途中で「そういえばこれは取材なのだから、もう少し気の利いたことを話した方がいいのかな」などと思いつつ、しかしそんな器用なことはできないので、終始笑いの絶えない、そんな楽しい時間となりました。

そんな中で印象深かったこととしては、情報システム部門の仕事そのものの話になったとき。職員にPCを配備して、電子メールやファイルサーバなど様々なシステムがすべて正常に動いているという状況は、我々のような裏方の立場では苦労の一つや二つあるものですが、ユーザーの立場からすれば「普通のこと」なのだと。一方で、そんな動いていて当たり前のものが、例えば災害などである日突然使えなくなったりすると、改めて「普通って実はすごいことだった」と。

このことをとっさに「有名な歌で【何でもないようなことが幸せだったと思う】という歌詞がありますが、まさにそれです!」「ついでに言えば【ザ・トラブル】です」とインタビュアーに伝えたところ、これがツボだったようで「どうすれば事例紹介の中でそのフレーズが使えるか、真剣に考えます!」とのこと。冗談みたいな話ですが、実際、我々の仕事ってそんな一面があると思っています。普通に動いているということが大切で、そのことを誇りに思いながら、今日も端末の保守で一日が過ぎ去っていきました。

てんとう虫某社広報部の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

(投稿者:ちゅん)

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現調Day

ども。
最近、枝豆を頂くことが多くて、毎日のように茹でている担当ちゅんです。

昨日・本日と今年度実施している庁内LAN再構築のため、町内の様々な施設を業者さんとともに訪問して、機器の設置場所などを打合せしておりました。いわゆる「現調」というもので、ここで的確な指示が出せるかどうかが、その後の業務を順調に進められるかどうかに大きく関わってきます。

普段は何か起きない限りなかなか足を運ぶことのないような部署にもお邪魔して、既存の機器の状況や新しく設置する機器の場所や配線ルートなどを説明していきます。機器の状況は頭の中にほぼ入っているとはいえ、しばらくぶりに訪問してみて「あれ??」と思うことが結構ありました。

今回、交換する対象の機器にはルータやスイッチが含まれるのですが、今どきの機器は性能の向上と比例するように筐体のサイズが一回り以上大きくなってしまいました。そんなわけで、いざ設置予定場所を見てみると「これ、収まりませんね」となるケースの多いこと。最近の建物だとあらかじめ情報通信機器用のBOXなどが用意されていることもありますが、役場の建物にはそんなものはほとんど用意されていません。多くはテレビや電話といった弱電用の分電盤の中に無理やり詰め込まれていて、新しい機器など入るスペースはほとんどないのです。

ではどうするか。機器の取り付けに必要な金具を自作したり、別な機械にインシュロックタイで固定したり、本来はマグネットなどついていない機器の足にマグネットを取り付け強引に収納したり・・・。
最近は新しい建物の設計にも関わることが多いのですが、なぜか「情報通信」って工事ではほとんど考慮されず、機器の取り付けなんかは「工事が完了したら別途やってください」になることが多いですよね。そういう弊害がここに表れているなあと改めて感じますし、これから作る建物には必ず情報通信機器の収納スペースを確保しなければならないと思いました。

RANとある現場の収納BOX。スペルミスはありますが、BOXがあるだけありがたい。

(投稿者:ちゅん)

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消えたexplorer.exe

てんちょです。早朝からの激しい雷で寝不足気味です。徐々に夏が終わるのを感じますね。

先日、昼休みに入る直前のことでした。「Windowsが起動しない」という問い合わせが。電源が入らない症状は稀に発生しており、ACアダプタとバッテリー外して放電後にアダプタをつなぐと大体起動してくるので、今回もこのパターンかなと思いながら本体を確認。すると黒背景にマウスカーソルのみ表示されている状態でした。この場合だと起動時のドライバやアプリケーションの読み込みに失敗していることがあるため再起動しようと思いましたが、すでに再起動は試しているとのこと。この状態から再起動できているということは…と「Ctrl+Alt+Del」を押してみると画面が切り替わりました。ここからタスクマネージャーの起動ができたので、新しいタスクから「explorer.exe」を実行したところ”見つかりません”とエラーが。

…え?見つかりません?どういうことでしょう…まさか存在していないことはないだろうとメモ帳を起動。メモ帳の「開く」からC:¥Windowsを見てみると、explorerがありません。あれ…本当に無いぞ…。

それなりにPCの不具合対応をやってきましたがexplorerが存在しない症状は初です。まずは管理者アカウントでログイン。別なアカウントでも同じ症状です。SFCなどのコマンドで修復を試みましたが、すべて途中でエラーとなり改善されず。しかしタスクマネージャでプロセスを確認すると、資産管理ソフトなんかも動作していてリモートでのアクセスも可能です。とりあえずexplorerが消えているだけで他は問題ないのではないかと判断し、別なPCからexplorerをコピーして持ってくるという強引な方法をとることにしました。

早速、正常動作しているPCからファイルをコピーしてC:¥Windowsに貼り付け。新しいタスクからexplorerを実行してみたところ、とりあえずデスクトップが起動しました。これで起動したことにも驚きましたが、explorerが消えた原因は不明…。怖いのでバックアップを取って本体交換にすることになりました。こんなこともあるんですね。


無いはずのないファイルが無いのは混乱します

(投稿者:てんちょ)

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機械にとっても過酷な夏

ども。
気温29度。この時期の道内としては十分暑いのに、いくぶん涼しいと感じるようになった担当ちゅんです。

6月に私が投稿した「不要なテレビ引取り事業」という記事。ペーパーレス化推進のために大型モニタを用意するのに、なるべく予算をかけずに実現する方法として「職員から不要なテレビを譲ってもらえないか」と画策したもの。当初は「そんなに集まらないだろう」と思ったのですが、いざやってみると想像していた以上に集まりました。

中には若干液晶パネルの具合が若干悪くて、横一直線に1PXくらいの黒い線が出るものなどもあったのですが、会議の画面投影用としては問題なく使えそうです。タダで頂いたものなので、何の文句もありません。
オークションなどでよく使われる「ノークレーム・ノーリターン」という言葉のとおりです。もしかしたらどこかの時点で使えなくなるかもしれませんが、それは仕方のないこととあきらめることにして、使えるうちは使おうという考え方。

・・・なのですが。我々が頂いたテレビの中でも一番の上物と思っていた55インチテレビが「急にバチンと音がしてうんともすんとも言わなくなった」とのことで職場に戻ってきてしまいました。がっかり。いくら中古品とはいえ、もう少し現役で頑張ってほしかったのに。実際に職場で電源を入れようとしても、電源ランプが赤点滅するばかり。筐体の内部からは「カチッ」と音がして一応通電はしているので「もしかしたら時間を置いたら立ち上がるかもね」と、そのまましばらく放置してみることに。

そして今日。「そういえばテレビ、どうだろう」と電源を入れてみると、見事に起動しました!この機種、説明書などは見ていませんが電源ランプの点滅はもしかしたらオーバーヒートかもしれません。30度を超える気温の中、クーラーのない部屋の中で使っていたら、テレビも暑くて参ったのでしょう。人間だけじゃなくて機械にとっても過酷な夏です。

テレビもう少しの間、頑張ってほしいと思っている「上物」

(投稿者:ちゅん)

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