二重のトラップ

ども。
腰痛が再発した担当ちゅんです。

そんな中、某学校の無線LANが不調になったとのことで、修理のため外勤となりました。アクセスポイント(AP)を確認したところ、問題なくPINGコマンドも返しますし、筐体のランプも通常通り点灯しているようですが、なぜか電波を発しません。おそらく、故障してしまったのでしょう。今夏は北海道らしからぬ猛暑で、さらに学校は夏休み中戸締りをしていましたから、熱にでもやられたのだろうと想像しています。

そこで「APを交換してみることになりました」というのが昨日のふろんと氏の記事です。事前に役場で設定を終えている新APを天井に取り付けます。腰が痛いですが、なぜか現場に行くと痛みを忘れ、脚立に登っての作業。あっという間に交換終了、無事に無線LANの電波が出始めました。

あとはパソコンで無線LANに接続できることを確認して業務終了・・・のはずだったのですが、なぜか学校のパソコンからは無線LANに接続できません。我々が外から持ち込んだ保守用PCからは無線LANの電波は見えているのに、学校のパソコンだけが不可。不穏な空気が立ち込め、背中を汗が流れ落ちます。最近、現場では不測の事態ばかりです。

ふろんと氏と2人、学校の廊下に座り込んで原因調査。ふと無線LANアダプタのプロパティを見ていると、思わず絶句。なんと「ワイヤレスモード」の設定値が「802.11a」に設定されていました。その学校では教室に設置されているAPは全て5GHzの「802.11a/n」ですが、今回取り付けたAPは2.4GHzの「802.11g/n」。なので、無線LANに接続できなかったのです。
それにしても、わざわざアダプターの設定を変える必要があったのでしょうか。というのも、通常、この項目は「802.11a/g/n」とされていて、2.4GHzでも5GHzでも両方使える設定になっているはずなのです。調達した際の仕様に「無線LANには5GHzで接続すること」としていても、まさかPCまで「5GHz専用」にしているとは普通は思いません。偶然解決できたからよかったようなもの、まさにAPの故障だけでは済まない、二重のトラップでした。

まさかの802.11a
この項目を発見したとき、まさにこの画像のように視野が狭くなりました。

(投稿者:ちゅん)

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無線LANアクセスポイントの設定を行う

本日の当町は、一日中、どんより天気。湿度も高めです。
ですが、窓を開けて外から入ってくる風は、冷たい秋風。
うっかり、窓を開けたまま就寝すると、風邪をひいてしまいそうです。
皆様の地域にも秋風は吹いていますか?
本日の担当、ふろんとです。

先週に故障が発見された学校案件の無線LANアクセスポイントについて、交換作業を行う事になりました。
新しい(どこからかの「おさがり?」)アクセスポイントの設定が必要となりました。
上司ちゅん氏より「実際にやらないと覚えないから!」と言われ、ACアダプターとアクセスポイントを渡されました。
上司92氏と上司ちゅん氏は会議へ行ってしまいました・・・。
「孤立無援」。なんとな~くの知識と過去の記憶を頼りに設定を行ってみます。
自分なりには「設定完了」しました。
実際に接続してみます・・・。接続できました!インターネットを見る事ができました。
やれやれと思っていたところに上司達が帰室。
「接続できて、インターネットが見れるようになりましたよ!」と見せたところ、開口一番、この接続で「見れるのはオカシイ!」と・・・。
上司ちゅん氏に設定を確認してもらいます。
やはり、設定の「間違いと不足」がありました。
その後、現場に向かい交換作業を行いました。無事に動作し、パソコン達がネットワークにつながりました。 良かった×2。
またひとつ勉強になりました。


無事につながった!と思ったのですが、設定誤り・・・(涙)

(投稿者:ふろんと)

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停電での教訓

久々に台風の洗礼を受けました。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。現在、町では災害復旧業務に全力であたっているところです。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。

さて残念な事に今回の台風には、にわかの業務も少なからず教訓を与えられました。予期せぬ、数時間の停電があり、主職場でバタバタと対応に追われることになりました。停電で思いつくのは、やはりUPS(無停電電源装置)でしょうか。当然ながらサーバ機器にはUPSが付けられており、設定時間を超えても電力が回復しない場合は、サーバが賢く自力でシャットダウン操作を行い、機器の故障を未然に防ぐように設定されています。勿論主職場には、業務上の必要性からUPSをも上回る発電機が完備されています。発電機に接続されているコンセントは、G電源(Gはgenerator:発電機の意)と呼ばれ、赤色のコンセントになっていて、一目で判別がつくようになっています。

今回の教訓ですが・・・。停電になりましたが、サーバや端末機器はG電源のおかげで全く問題なく運用を継続できました。あらかじめG電源に繋がれていたデスクトップ型の端末は、シャットダウンされることなく稼働を続けてくれました。今回配置された新しい発電機って、起動完了までの電圧や周波数の不安定さを感じません。最新式なのでしょうか?後で仕組みを業者さんに確認しておこうと思います。こんな完璧な環境だったのに、一部の端末が使えませんでした。それって?

フロア毎に設置したHUB-BOX。この中に鎮座するちょっと高めなHUBから、そのフロアの全端末機器等にスターでケーブルをばらまいているのですが・・・。もうお分かりですね!このHUB-BOX内のコンセントが赤色では無かったのです。HUBのLEDが全て消えていたので、原因は直ぐに分かりました。ただちに長~い電源延長コードを寄せ集め、G電源から電気を供給し一件落着となりました。端末の動作確認も終わり、翌日の作戦を練っている頃に電気が点きはじめました。暫く様子を見た後、元の配線に戻し、その日は終了となりました。翌日、G電源への変更指示を出したのは言うまでもありません。早急な工事予定となりましたが、G電源の運用について見直し等が必要だと感じた「にわか」なのでした。

赤色コンセント
赤いコンセントはG電源。普段も通電されていて停電時は自動で発電機に切り替わります。

(投稿者:92)

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エアコンにもUPSが必要

一昨日の台風10号、未だ被害の全貌が明らかになっておりません。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。担当ちゅんです。

台風により八雲地域では長時間に渡り停電となりました。今現在もおよそ90戸ほどの世帯が復旧しておらず、不便な生活を強いられています。雨と風が強まるなかで、電気が停電するということが、こんなに心細いものなのかと、改めて電気の大切さに気がつきます。私は当日、職場で待機をしていましたが、一時帰宅したタイミングで停電し、すぐに職場に戻りましたが、真っ暗の中での運転には恐怖を感じました。もちろん、職場も真っ暗。災害用に設置されている自家発電設備により、防災行政無線など重要な設備にだけは電力供給されましたが、当室の執務室は真っ暗でした。

その自家発電設備ですが、当町ではサーバールームにも電力供給されるよう設計されています。災害に対応するには、いまやICTが必要不可欠な時代です。仮に商用電源が断たれた場合でも、インターネット通信をはじめ、ファイルサーバやGISシステムなどが通常通り稼働していなければ、その後の復旧対応に大きく支障を来してしまいます。今回、この自家発電設備により機器の電源は一切落とすことなく、稼働し続けることができました。

ただし、盲点もありました。サーバーが稼働し続ける中で、停止してしまったのがエアコンです。もちろん、エアコンに対しても発電機から電力は供給されますが、停電してから発電機が動作するまでの間で電源がオフになり、発電機から電気が来た後も自動的に電源がオンになりませんでした。すぐに手動でオンにしましたが、もし気がつくのが遅ければ、サーバールームの室温が上がり、最終的には機器が熱暴走を起こして停止してしまった可能性がありました。
ちなみに、サーバーはどうして稼働し続けられたかというと、瞬間的な停電に対応するために「無停電電源装置(UPS)」という機器と接続されているためで、停電になると一時的にバッテリーから給電され、発電機稼働までの間をシームレスにつないでくれるためです。

今回は職員がすぐに対応したため事なきを得ましたが、災害時に業務を確実に継続するため、これを教訓にしなければなりません。エアコンにも無停電電源装置を取り付ける、もしくは通電した時点で自動的に電源がオンになるなど、何らかの対応が必要です。しかし、サーバー機器用のUPSはエアコンと接続してはいけないという注意書きも。発電機が稼働するまでのほんの数分だけ、エアコンが稼働し続けられる程度のバッテリーで十分なのですが・・・。なるべく費用をかけず、無停電化できないものでしょうか。

エアコンは接続できません
やはりエアコンは大電流が流れるため、サーバー用のUPSではダメなようです。

(投稿者:ちゅん)

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台風10号がやって来た!

本日の当町は、日中晴天、夕方曇天。湿度が高く、少々動いただけで汗が・・・。
本日で8月も終わり、明日からは暦の上では「秋」です。
道端には「ススキ」も出ています。
皆様の地域にも秋の気配はありますか?
本日の担当、ふろんとです。

昨日、ちまたでウワサの「台風10号」がやって来ました。
20時過ぎから雨と風が強くなり、21時頃には「かなりの勢い」となりました。
本社での夕刻の「作戦会議」で方針が決定され、自主避難者の為の「避難所」の設営などが発表されました。
情報政策室的には、上司ちゅん氏が残り、自分は自宅待機となりました。
上司ちゅん氏は、町のホームページを災害モードに変更し、防災部局に入る情報を掲示する執務に当たっていました。
自宅待機していたところ、恐れていた事を予感させる出来事が起きました。部屋の明かりがチカチカ・・・。「瞬間停電」です。
度々なりましたが、なんとか耐えているよう。しかし、しばらくして、残念な事態が起きます。「停電」です。3分弱でしょうか。すぐに復帰して、一安心。これなら「無停電電源装置」で耐え得る範囲です。良かった良かった。
しばらくして、また、残念な事態が起きます。「停電」です。またすぐに復旧するのかな?と思っていましたが、今回は、長いです。暗闇の中待ちます。待ちます。待ちます・・・。
いっこうに明るくなりません。これは、マズい・・・。上司ちゅん氏に連絡します。結果、「本社へ出動」です!
家から出ると辺りは「真っ暗」。町全体が停電のようです。信号が点いていない交差点をおそるおそる通過しながら、本社へ到着。
庁舎の自家発電や発電機で一部に明かりがあります。執務室へ向かいます。「真っ暗」です。出勤の際に上司ちゅん氏に言われた事の意味がわかりました。「懐中電灯持って来て」。
そうです!なんということでしょう・・・。執務室に懐中電灯ありませんでした(汗)ノートパソコンの明かりで執務を行っていたのでした。
執務室に非常用電源コンセント(赤)が無い為、遠く離れた部屋から延長コードで、引いてきました。
そうこうしていたところの23時59分。執務室に明かりが灯りました!停電復旧しました。良かった、良かった!
サーバー室を点検し、延長コードを片付け、帰宅となりました。
色々な問題点が明るみになった今回の出来事。現在取り組んでいる「情報担当部門の災害対策」に生かして行かなくては。
あっそうだ!。まずは執務室用の「懐中電灯」を買おう!!!


町ホームページも災害モード。関係者の皆様、お疲れ様でした!

(投稿者:ふろんと)

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