ノートパソコンを分解する

本日の当町は、晴れ。少々霞のかかった青空が遠くまで広がっています。「天高く~の秋」です。
夕焼け空の夕方に聞くカラスの鳴き声が、なんとなく「さみしさ」を感じさせます。
皆様の地域はいかがですか?
本日の担当、ふろんとです。

始業時刻が過ぎ、しばらくした頃、電話がなりました。出てみると、「カップを倒してしまい、コーヒーがノートパソコンにかかってしまった」とのこと。
自分は、すかさず聞きます。「コーヒーに砂糖は入っていましたか?」
返事は、「入っていません!」
少し、安心しました。自分は過去に「砂糖&ミルク入りのコーヒー」が、購入して間もない私物ノートパソコンにかかってしまい、一瞬にして電源が切れ、二度と起動しなくなってしまった「苦い経験」があったからです。
電話をしてきた方も以前に経験があったようで、「電源をすぐに切って、バッテリーは外しました!」とのことで、初期対応は良かったです。
すぐに持ってきてもらうように指示をして、待つことにしました。
ノートパソコンを持って、職員の方がやって来ました。肩を落とし落胆した雰囲気でした。
ノートパソコンを振ってみます。コーヒーのしずくが床に落ちました・・・。「分解」を決意し、職員の方にはノートパソコンを預かる旨を伝えました。
コーヒーが、内部のどの部分まで達しているのか・・・。不安を抱えながら分解を開始しました。
コツコツとネジを外し分解していきます。分解途中でも想定したような水分は出てきません。
全体の分解が終わり、部品などを確認しましたが、水分は見当たりませんでした。とりあえず安心!
ほこりなどの清掃を行い、組み立てを行います。元通りに組み立てを完了しました。ネジなどの部品も残っていません。
ドキドキしながら、電源スイッチを押します。ランプが点灯し起動を開始。いつもの画面があらわれました。良かった良かった。
動作を確認し、問題が現れなかった為、職員へ連絡をしました。
最悪の事態も想定しましたが、故障しておらず、無事に現場への復帰ができた出来事でした。


今回は、このくらい分解しました。

(投稿者:ふろんと)

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いまどきのWebカメラに苦戦

ども。
新しい技術に着いていくのに必死な担当ちゅんです。

9月20日に「故障の確定診断」というタイトルで記事を投稿しました。とある部署に取り付けていた防犯目的のWebカメラが故障したという内容でしたが、本日はその続編です。
担当者から「新しいカメラを調達したので設定をお願いしたい」と連絡がありました。「前のカメラよりも画角が広角で、少しの明かりで撮影が可能」とのことで、楽しみに出かけました。

さっそく現場でカメラを受け取りました。パッケージには「スマートフォン対応」と大きく書かれていて、さすが最近のカメラです。いざ設定を開始しましたが、いきなり問題が発生。
今回のカメラは、工場出荷時にIPアドレスの取得が自動(DHCP)に設定されていて、一度でも自動でIPアドレスを取得しないと設定画面に入ることができないものでした。しかも、自動でIPアドレスが振られても何番を取得したのかすぐに確認できず、現場での作業なので「勘」で探りました。
おまけに、そのIPアドレスにブラウザからアクセスしてみると、IDとパスワードの入力が求められましたが、説明書を何度読み返してもその記述はなく・・・。これも結局「勘」で探りました(よくあるパターンのIDとパスワードで救われました)。
これはカメラに限った話でもないのですが、いまどきのネットワーク機器はとにかく「簡単設定」を売りにしています。しかし、我々からすればその「簡単設定」で逆に設定が難しくなってしまうという。これ、たぶん同業者の方ですとあるあるネタとして共有できるものと思います。

それでもなんとかIPアドレスを手動設定に変更できました。ようやくカメラの映像が見られると思ったのですが、今度はどうやって映像を見るのかわかりません。再び説明書を見てみると、スマートフォンであれば専用アプリをここからダウンロードして・・・と詳しく記載があるのですが、パソコンから見る方法はどこにも書かれていません。
ここで「まさか!?」と思いました。このWebカメラ、スマートフォン対応「も」できるタイプと思ったら、ひょっとしてスマートフォンから「のみ」映像が見られるものなのでは・・・。少なからず、機種の選定に携わってOKを出していた立場もあり、ひょっとしたら「やらかしてしまったのでは?」と、額を汗が流れ落ちます。
仕方がありません。一か八か、メーカーのサポートに電話をかけ、事情を説明。すると「メーカーのサイトから申請してもらえれば、無償のソフトウェアをダウンロードいただけるURLをお教えします」と、説明書のどこにも書いていない有力情報をゲット!なんでしょうか、結局肝心な情報は一切説明書に書かれていませんでした!

若干の憤りを覚えながらもようやく設定が終了し、現場の担当者に引き渡し。以前よりも画面が明るく、画質も良く、広角でたいへん気に入った様子でした。最終的に目的は達成できたものの、薄氷を踏む思いをしました。

カメラの設置
「簡単設定」でうまくいった試しがありません

(投稿者:ちゅん)

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ソフトのインストール準備を行う

本日の当町は、夕方から雨。朝から空はクレー色。なんとなく気持ちもどんよりな感じに。
雪虫が飛ぶ前の小さな羽根を持った虫が、少々飛び始めました。間もなく雪が降るのでしょうね。
皆様の地域も飛び始めていますか?
本日の担当、ふろんとです。

現在進行中の事業で、ノートパソコンを50台購入しました。
これを使用できるようにする準備を前からコツコツと行っていましたが、この度、その準備がパソコン本体を手掛ける段階に突入しました。
50台のパソコンを同じ状態で使用を開始するため、Windows10のライセンス認証やソフトウエアのインストールを行うことになりました。
当社では、某M社のソフトウェアを標準ソフトウェアとしてインストールしています。自分的には、インストールする際には、フロッピーディスク、CDやDVDなどのソフトウエア媒体を用意(購入)して行うのが一般的と思っておりました。
しかし、今は違うのですね・・・。
今回購入したパソコンの添付物にCD等は無く、ソフトウェアの名前が書かれた「小さな紙」が入っているだけでした。
中を確認してみると、若干の説明とシリアルキーが記載されているだけでした。
今は、某M社のホームページにインターネットでアクセスし、シリアルキーを入力するとソフトウエアのダウンロードが始まり、ダウンロードが終わるとインストールが始まり、終わると使用できるようになるそうです。
そんな時代になっていたのですね!
今やインターネット環境が必須の時代ですが、ブロードバンドが無い地域もたくさんあると思います。これも時代の流れなのかな?と思います。
なんとなく「さみしい」気持ちになった出来事でした。


ソフトウェアをインストールする際には「媒体」が・・・。

(投稿者:ふろんと)

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スマホも使いよう?

最近メガネが合いません。視力の低下でしょう?「離せば良く見える」が進行しています。元来、ド近眼のにわかですが、更にシルバー世代に特有な症状も強めになってきました。現場での細かい作業が少し?大変になっています。困ったものです。

さて、職場の改築工事も順調で順次、部屋の引き渡しがされています。我々は引き渡し後に、部屋の情報コンセントから延びたLANケーブルを、EPS内の基幹HUBに挿しこむ作業を行っています。基幹HUBは、使用する用途毎にVLANが設定されていますので、挿し込むポート番号も仕様書で指定されています。挿し込む前に、一応コネクタに誤配線が無いか、テスターを当てて必ず確認しています。当然ですよね。

今日はわずか3本の作業でしたが・・・??一つだけ変です?!8本全部のLEDが点灯します。ストレートなのでCONNECTEDも点灯します。あれっ!更にNON-PARALLELも点いています。あれれれ!?ですね。

次の問題は、施工不良個所が何処?どちらか?という判断です。RJ-45のコネクタ側?情コン側どちらでしょうか?まず、コネクタのケーブル色を肉眼で確認します。でも「離せば良く見える」のはずが、離せば小さくて見えません!う~ん、ダメです!!ここで登場するのが「スマホ」です。スマホでコネクタを出来る限り接写します。そうして「ピンチイン」で拡大して確認です。どうでしょう?タイプBでの配列ですが、左から4番目の「青」の次に「白青」ではなく「緑」が来ちゃってますね。これじゃダメじゃん。CAT6コネクタを付け直し、事なきを得ました。

御同輩の皆さま、小さいものの確認に「スマホ」。結構、使えます!

スマホで拡大の図
青の隣に緑は拙いですよね。拡大すると、よ~く見えますね。

(投稿者:92)

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リモートネットワークでモデム通信

ども。
最近デスクワークが続いている担当ちゅんです。

複数の部署でモデムを使ったインターネット伝送を行うことになりました。昨今、インターネットにはLANケーブルを利用して常時接続するのが当たり前になっていますが、一昔前はモデムを介して電話回線で接続するスタイルが主流でした。今でも、システムでデータをやり取りするときなどにモデムによる伝送という方法が若干残っていて、今回の案件もそれに当たります。

さて、ここで問題になるのが電話回線です。LANケーブルとは違い、物理的にアナログ回線が無ければモデムを接続することができません。だからといって、ISDNを新規契約して各部署まで回線を引くというのはかなり不経済な話です。
それであれば、アナログ回線がある場所に共用の端末を設置して、必要な都度その場所でシステムを利用してもらう方法はどうかと思ったのですが、庁舎外の部署はわざわざ役場まで来てシステムを利用しなければならず、これはこれで不便です。

それであれば、いっそシステム端末をサーバー室に設置して、利用する時にはリモートデスクトップ接続してもらってはどうかと考えました。これなら、回線を新たに引く必要はないし、わざわざ役場に来る必要もありません。設置する端末がサーバーOSではないので、一度にリモートできるユーザー数には制限はありますが、そもそもシステムの利用頻度はそんなに高くないということで、システム利用順番の整理さえちゃんとできれば、この方法が一番適していると判断しました。

さっそくサーバーラックの棚板の上に端末を設置しました。いまどきのPCにはアナログモデムは搭載されておらず、別途USB接続のアナログモデムを調達しなければなりませんでしたが、設定自体は順調です。
構築が完了し、いざ庁舎外の部署から接続してみたのですが、ここで問題発生。モデムでダイヤルアップが確立されたタイミングでリモート画面がフリーズしてしまうようです。でも、伝送データ自体は相手にきちんと届いているようで、一度リモートデスクトップを終了して再度接続してみると、伝送は正常終了となっています。
この動き、実はモデムの設定の中に「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使う」という設定項目があって、これが有効になっているとダイヤルアップが確立された時点でデフォルトゲートウェイがモデム側を向いてしまい、リモート接続が不可能になってしまうことに起因していました。この設定をオフにして、今では順調に稼働しています。

スクリーンショット
これにチェックが入っていると、フリーズしてしまうということがわかりました。

(投稿者:ちゅん)

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