2台のプロジェクタに出力

ども。
大事な書類を「消せるボールペン」で記入してしまう担当ちゅんです。

先日、とある部署から非常に興味のある相談を受けました。「講演会を開催するのだが、会場前方だけにスクリーンを置くと後方からは見えないので、会場の中ほどにもスクリーンを置きたい」という内容でした。
来場者への配慮として素晴らしい発想で、ぜひ応援してあげたいと思ったのですが、技術的にこれを実現するにはプレゼンテーションを行っているパソコンの画面を同時に2台のプロジェクタに出力しなければなりません。

どうしたものかと上司92氏にも相談したところ、「そういえば、以前どこかの学校で物品を廃棄するときに、そんな機器を拾ったな」と。ここでも我が社の必殺技「モッタイナイ」が炸裂です。その機器、何と廃棄品にも関わらずちゃんと箱に収まっていて、中には取扱説明書も入っていました。ウェブサイトで検索してみると「パソコンのRGB出力信号を2台のプロジェクターやモニタに分配するためのユニット」とされていて、まさに探し物はこれです。聞くと、その学校でも先生用のパソコン画面をプロジェクタで投影するために使っていたものとのことですが、仕様が変更となり不要になったもののようでした。捨てずに大事に取っておいてよかった。

残る問題は、果たしてこの廃棄品は正常に動くのか。外観はコンディション良好ですが、一体何年前の製品かも不明ということで、実験してみることに。早速、パソコンに分配機をつないでみると、その瞬間、モニタの解像度が4:3に変更されました。どうやら機器の故障はなさそうです。次いで、2台のプロジェクタにケーブルをつなぐと、ちゃんと映像が出力されました!
これには相談された方も大喜び。講演会では後方のお客様もちゃんと画面を見ることができそうです。
デスクトップパソコンではグラフィックボードを追加すれば複数のモニタに映像を出力することも可能ですが、ノートパソコンではそういう訳にもいきませんので、とても貴重な機器かもしれません。

実験中の風景
実際に2台のプロジェクタをつないで実験しました

(投稿者:ちゅん)

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業務用ソフトウェアが動かなくなる

本日の当町は、一日を通じて雪がちらついていました。今も雪が降っています。
しかし、地面に落ちると消えてしまう状態です。これから気温が下がり、明日の朝は、白い景色が広がっているのでしょうか。
皆様の地域はいかがですか?本日の担当、ふろんとです。

今日も、いつものように電話が鳴ります。でてみると庁舎外の部署からでした。
話を聞くと、業務用ソフトウェアにエラーメッセージが出て、起動しなくなったとのことでした。
その方は言いました。「プレゼンテーションソフトを入れてから起動しなくなった」と。
確かに先週、そのパソコンにはソフトウェアをインストールしました。しかし、プレゼンテーションソフトウェアを入れたせいで、他のソフトウェアが動かなくなったとは、今まで聞いたことがありませんでした。
原因は他にあると考え、いろいろと試しました。
「データベースにアクセスできない、または、データベースが壊れています」とのメッセージであったので、フォルダの権限を疑ってみたり、データベースのバックアップファイルを復元して戻してみたりしましたが、症状は変わりませんでした。
いろいろと確認を行ってみましたが、症状は改善せず・・・。
いろいろと調べた結果、あるPDFファイルにたどり着きました。
さっそく、内容を確認します。
そこには、自分が先ほど見たエラーメッセージについての記述がありました。
さらに読み進めてみると・・・。プレゼンテーションソフトウェアを含めた統合型ソフトウェアをインストールし、サービスパックをアップデートすると、データベースにエラーが起きると・・・。
2010型以降のバージョンでは、データベースを修復するツールがあるのですが、今回インストールした2007型にはツールがありませんでした。
仕方なく、アンインストール・・・。
パソコンの再起動を行い、再度、業務用ソフトウェアのアイコンをクリックし、起動を行います。
あっさり起動・・・。
プレゼンテーションソフトウェアは他のパソコンにインストールすることとしました。
電話をしてきた方の言うとおり、原因はインストールしたプレゼンテーションソフトウェアでした。疑って申し訳ありませんでした・・・。
自分の先入観で見てしまったために、対応に時間がかかり、相手方に迷惑をかけてしまいました。
以後は、気をつけなければならないと「反省」した出来事でした。


原因が分からず、システム管理者に連絡したくなりました・・・(笑)

(投稿者:ふろんと)

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都市伝説

ども。
眼精疲労がピークに達している担当ちゅんです。職業病ですね。

苦労した現場でのネットワーク工事も終了し、現在は来週予定している職員説明会の資料作りのためデスクワークに励んでいます。毎度のことですが、どうすれば誰もが分かりやすいと感じるような資料になるのか、試行錯誤が続きます。

そんな中、職員の間で「どうやらパソコンでインターネットが見れなくなるらしい」という噂がにわかに蔓延してしまっています。いわゆる「都市伝説」です。ただ、その理由は何となく身に覚えがあり、来週行う説明会の名前を「LGWANとインターネットの分離に伴う説明会」として出欠確認を行っていることに起因しているように思います。不安に思う気持ちは十分すぎるほど理解できますし、そう思われても仕方がないことです。

当町では、実際にLGWANとインターネットは分離するものの、LGWAN側のPCからはRemoteAppで仮想のブラウザを利用することで、ウェブサイトの閲覧は可能となるように整備を行ったところです。ですので、若干の制限はあるのですが「インターネットが見れなくなる」ということはなく、職員から尋ねられる都度「大丈夫ですよ」と。ただ、その際に「要するにどういう風になるの?」と追加で聞かれると困ってしまいます。「仮想」とか「RemoteApp」とか、そもそもの概念を掴むのが難しく、これを「要するに」で説明することが非常に難しいのです。おそらく、世の自治体情報担当者は同じような苦労に直面されているのではないでしょうか。

今回のセキュリティ強靭化事業は、その名のとおり情報セキュリティを強靭にすることで外部の脅威から身を守るという趣旨になりますが、職員の側からすればこれまでの利便性が大きく損なわれるという一面もあります。ここのバランス調整こそが、これから我々に課せられた最大のミッションです。まずはスムーズに新ネットワークに移管できるよう、努力していきます。

出番を待つPC
出番を待つPCたち。準備は整いました。

(投稿者:ちゅん)

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セキュリティ対策

本日の当町は、晴れ。日中の執務室内はポカポカ。暖房を止めても良い位でした。
今晩は「スーパームーン」ですね。
68年ぶりの「特大」なそうです。外で見た月は、確かに大きかったです。
皆様の地域でも見ることができているでしょうか?
本日の担当、ふろんとです。

「情報セキュリティ対策」が全国の国や地方公共団体などで急務とされています。
只今、当社でも絶賛実施中の「セキュリティ強靭化」事業もその一つです。ブログにも度々掲載されていますが、上司92氏と上司ちゅん氏は現場で大忙しです。
自分は、知識も経験も無い為「お留守番」。申し訳ありません。しかし、細かい事や段取りなど、できる範囲で取り組んでおります。

セキュリティ対策と言えば「技術的対策、物理的対策、人的対策」の3つに分けられるのが教科書的ですね。
技術的対策と言えば、ファイヤーウォールやウイルスソフト、指や顔などの認証システムなどがありますね。
人的対策と言えば、規程やルールを作成したり、機器の利用者の教育などがありますね。
そして、物理的対策。入退室管理などもそうですが、やはり、防犯対策といえば「セキュリティーワイヤー」による「盗難防止」ですね。
中身の情報を持ち出されないようにするには、その入れ物(パソコン本体)を持ち出されないようにすることも大切ですね。
ワイヤーが付いていることで、見た目の「抑止力」もあります。
情報に関わらず「大切な物」を守るため、皆様はどのような対策を行っていますか?


大切な物を守る為、物理的対策も必要です!

(投稿者:ふろんと)

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192.168の話

セキュリティ強化の旅は、本日でほぼ終了しました。出先での作業は、ルータの交換から始まり、直下にIEEE802.1Qが使える箱を付けます。そこから延ばした先に次の箱を付け、ここから2つのネットワークが使える環境にします。その後、新しく配備予定のノートPCで実際に動作を確認をします。IPアドレスやWebがちゃんと見えるか、プリンタドライバを入れてテストプリントなど一通りルーチンをこなして終了となります。ルータや箱のconfigは同行する業者さんの担当ですが、ルータや箱の交換・取付作業が、色々あって?我々の担当となっていました。出先の利用環境によってNW機器の構成が色々あって試行錯誤しましたが、これが又嫌いじゃないのでにわか的には楽しい仕事だったりします。

さて、そんな作業中にH社のM氏とこんな会話で盛り上がりました。それは、プライベートアドレスの数字の話です。良く使うクラスCの192.168.X.Xって、何故192.168なのかって?早速ググってみました。代表的な回答例は「RFC1918で規定されており・・・」ですかね。更に調べると、RFCとは、インターネット関連技術の標準化団体であるIETF(Internet Engineering Task Force)によって発行される提案書のシリーズのことらしいです。そんでもって、RFCにはインターネットにおける主要な技術仕様が書かれていて、1918にプライベートアドレスについて192.168.X.Xと例示されているのが根拠らしいです。ここまで調べて、M氏と私の意見が一致しました。

そうじゃなくて!!知りたいのは、何故100.200.X.Xとかの様に区切りの良い数字じゃなく、192.168と半端な数字なのかと言う事!!!例えば、RFC1918を書いた人の住所番地が192-168だったとか、2人子供がいて誕生日が2月19日と8月16日生まれだったとか・・・このようなトリビアを期待していたのですが。

さも当然に「クラスCは192.168って決まっている。」ではなくて、ここに疑問を持つ我々って?どうなんでしょう??しつこいだけ???

取付例
LANケーブルの本数が多いとデザイン(取り回し)に悩みます

(投稿者:92)

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