自然災害など不測の事態に発生するのが「停電」です。現在の生活では、電気なくして何もできません。勿論、職場だって同じです。サーバなどは、UPS(無停電電源装置)を介しており、瞬間的な停電にはへこたれません。設定差もありますが、数分~数十分間の停電であればバッテリーから電気を供給します。それでも復電しない時は、サーバにシャットダウン信号を送り、大事に至る前に電源を正常切断する仕組みとなっています。
午後から職場の壁には、カラフルな電源コンセントが沢山あります。一番多いコンセントは、白色の普通?の物ですが、赤色のコンセントも多く目にします。赤色のコンセントは通称?G電源と呼ばれており、停電時には数十秒で発電機から電気が送られてきます。非常電源っていうやつですね。凄い仕組みなのですが、デスクトップPCなどは、どうしてもこのタイムラグで不正に切断されてしまいます。まあ、そのためのUPSなんですけど・・・。
今回のお題は「緑色のコンセント」です。見たことありますか?手○室など、かなり特殊なお部屋にこのコンセントが設置されています。この緑色のコンセントは、瞬時特別非常電源と言います。何とUPS付きなんです。タイムラグ0秒なんです。勿論デスクトップPCも、落ちません!?ではなくて、生命の安全に関わる重要な機器のために使うコンセントと言うことなのです。
さて、下の写真を見てお気づきでしょうか?緑色コンセントの向き!3極のアースが上になっています。日本の規格?では、アースが「下」で正しいらしいです。なので赤コンは「下」ですね。でも諸外国では「上」が当たり前?しかし、職場の緑色コンセントは、あえての「上」アース!!接続する機器は、外国製が多いからではありません。理由があるようです。それは万が一、機器接続中に壁伝いでメスなどの金物を落下させた時です。もしプラグに隙間があったら「パチッ!」とショートしブレーカーが落ち、接続された機器が止まります。命に関わる大変なことに。しか~し、逆さま設置の場合、上側のアース極が他の電極をブロックして、ショートするリスクを減らせるからだそうです。なるほどですね。(他にも諸説がありますけど・・・。)
ちなみに、他の色として「チョコ」と呼ばれる茶色もあるらしいです。気になる方は、ググって下さいね。用途は水回りらしいです。
赤と緑と言えば・・・きつねとタヌキ?みたいですね。誰が決めたの?
(投稿者:92)