情報発信を続けるために

情報発信の必要性を、今更ながら感じる事が多々あります。その手段として、町のウェブサイト(ホームページ)も有効かも知れませんが、絶対ではありません。全て、ではありません。より多く方々に情報をお伝えするチャンネルの一つとしてウェブサイトが存在しているのに過ぎません。世の中の老若男女全員、ホームページを閲覧できる訳ではありません。何故かホームページにUPすれば事足りる「アリバイ」のような使い方には疑問を感じています。しかし手法の一つとして、間違いなく有効であることは否定しません。その受益者も確実に増えているのは事実です。なので毎年、新採用職員をターゲットに「ウェブサイト初級講座」を開催しています。今年も本日14名で開講となりました。

我社のウェブサイトは、HTMLのタグ打ちから始まり、現在ではCMSになり、勿論スマホへの対応も済ませていますが、昨今はアクセシビリティの向上が課題となっています。その基準として日本工業規格「X8341-3:2010」があります。更に自治体では、総務省が定める「みんなの公共サイト運用モデル」が気になります。「障害者差別解消法」が完全施行されると、これまで努力義務だったウェブアクセシビリティの確保は、法的な義務に・・・。さて、目まぐるしく変化する環境ですが、各自治体でこれらの対応に、かなりの温度差があります。そもそもホームページの担当課もICT部門なのか広報・広聴部門なのか?様々で、その運営コストにも驚くほどの・・・。

アクセシビリティと言う技術的な面、コストパフォーマンスと言う経済的な面、地域の情報発信と言う広報的な面・・・いったい何面体なんじゃ?!。ある関連サイトで「ウェブサイトの質は人口規模に比例しない。」との名言を目にしました。ウェブサイト管理部門の皆さん!共に頑張りましょう!!

今年度も開催、ウェブサイト講座
まずは、多くの職員が更新できるようになる事。これが大事です。

(投稿者:92)

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ひとりぼっちの配線工事

ども。
2月が28日で終わってしまうことに危機感を覚える担当ちゅんです。

少し前の話になるのですが、とある施設で配線工事をすることになりました。今日はそのことを書こうと思います(ネタに苦しんでます)。

その施設の事務室はWi-Fiによってネットワークが提供されていて、各APまでの電力供給はサーバー室に設置しているPoE HUBによって集中的に行われています。もともとはAP1つに対してPoEインジェクター(給電装置)を1つずつ接続していたので、壁にはコンセントの差込口が9つもつけられているのですが、今ではPoE HUBもかなり安価に手に入るようになり、かなり便利になりました。

さて、そのPoE HUBですが、これまではインジェクターの跡地に何気なく設置していたのですが、これでは停電時に自家発電装置が起動するまでの間、一時的に通信断が発生すると気がつきました。それだけではなく、自家発電装置から直接電力が送られることで機器が故障する可能性も。
ということで、電源をコンセントから直接取るのではなく、UPSを経由させるために配線工事を行ったのです。

その日は珍しく、ひとりぼっちでの作業。OAフロアのカーペットを剥がし、床のパネルを取り外します。そこに頭をつっこんで懐中電灯で目的の場所を確認・・・と、ここまでの手順は順調です。しかし、いざ線を通す段になって、ひとりの辛さが。穴がすぐそこに見えるのに、手を伸ばしても寸前のところで届かず。何か道具は無いかと周囲を見渡すものの適当なものは見つかりません。やはり、工事には段取りが重要です。

結局、今は使われていないLANケーブルが通っているのを見つけ、そのケーブルに電源ケーブルを括り付けてひっぱることで何とか無事に線を通すことができました。事前に想定した範囲ではひとりで十分と思っていることも、現場では何が起こるかわかりません。やはり二人で行動することは大切だな~と思った一日でした。

コンセント
この9つのコンセントもついに不要となりました

(投稿者:ちゅん)

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MOVファイル

先日、職員の方から撮影したファイルが開かない(再生できない)との電話がありました。「拡張子はなんですか?」とたずねたところ、「拡張子ってなんですか?」と逆に問われてしまいましたので、「見に行きます!」と伝え、電話を切りました。

さっそく、現場へ向かいます。
ファイルを確認したところ、拡張子が「mov」となっていました。撮影したものは「動画」ということで、なにかな?と調べたところ、「林檎社」のパソコンや携帯端末で広く使用されている動画ファイルのようです。林檎社の板で撮影したようですので、間違いはないようです。
林檎社のファイルということで、窓社のパソコンでは開かない(再生できない)ようです。
さらに調べてみますと、林檎社から再生できるソフトウェアが提供されていることがわかりました。その事を職員の方に伝え、また、我が社の「セキュリティポリシー」に沿った申請を行ってもらうように伝えました。

そして本日、手続きが終了したため、職員のパソコンへソフトウェアをインストールする事となりました。
林檎社のホームページからソフトウェアをダウンロードし、インストールを開始。少々の時間はかかりましたが、画面にインストールが無事に終了した旨の表示がされましたので、まずはO.K.。
先ほどのファイルを再生して(開いて)みます。無事に再生されました。良かった、良かった。

教育分野では、林檎社の板が多数配置されていますが、我が社にも特殊な用途で配備されたようです。
また一つ、勉強になった出来事でした。

タブレット端末
タブレット端末で動画を撮影して保存

(投稿者:ふろんと)

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OTGケーブル

ども。
最近豆腐の美味しさに気がついた担当ちゅんです。

先日、ふとしたことからWindowsタブレットを入手しました。最近ではめっきり下火になってしまった8インチタブレット。一時期はブラウザでFLASHを使う「船」のゲームをプレイできると評判になり、盛り上がりを見せたと記憶しています。結局、発熱や電力消費の問題からCPUのスペックを上げられず、メモリ搭載量などを考えると8インチというサイズには無理があるのか、今ではすっかり「2in1」と呼ばれる10インチクラスのノートPC兼タブレットが主流となっていますよね。

さて、そんな8タブですが、結局のところ動作しているのはWindowsですので普通のPCです。なので、まずはOSを再インストールしてみることに。この辺は普段の業務で何度もやっているのでお手の物・・・と思ったのですが、ここで重大なことに気がつきました。なにせ相手がタブレットですから、光学ドライブなど搭載している訳がありませんし、USBもMicroの充電用ポートが1ヶ所あるのみ。どうにかして普通のUSBポートを用意しなければ、ストレージに手を付ける手段がないのです。

調べてみると、どうやらMicroサイズのUSBポートを普通のUSBポートに変換する「OTGケーブル」というものが売られているようです。
仕様上、USBというのはPC(親)と周辺機器(子)を繋ぐというルールがあるのですが、タブレットは周辺機器扱いとなるため普通のUSBケーブルでは接続できません。今回の場合で言えばタブレット(子)とUSB機器(子)を繋がなければならないのですが、このようなときに利用するのがOTGケーブル(USBホストケーブル)という訳です。

せっかくなのでケーブルの構造についても調べてみました。普通のMicroUSBの端子は5本のピンのうち4本にケーブルが繋がれていて、4番ピンはどこにも繋がれていない状態になっています。一方、OTGケーブルはこの4番ピンが5番のGNDに繋がれてショート(短絡)している状態なのだそうです。こうしてあれば、接続された機器側が「ホストケーブル」として認識してくれるという仕組みとのこと。勉強になりました。

さっそくケーブルを調達し、USB機器を接続してみると、ようやくOS側で認識されました。ここまで来てしまえば、後は普通のPCと同じ、一安心です。
それにしても、小さい筐体でWindowsが動いている姿には感動します。大きな画面のタブレットもいいですが、個人的には8インチのサイズでバリバリ動くスペックのタブレットが発売されないかな~と感じています。

OTGケーブル
外観だけでは普通の変換ケーブルと見分けがつきません

(投稿者:ちゅん)

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テレビ会議システムが不調になる

先日、テレビ会議システムを利用中に不具合が発生したと連絡がありました。
八雲側の拠点と熊石側の拠点でテレビ会議を行っていたところ、画面が突然「砂嵐」状態となり、画像が乱れるとのことでした。突然乱れるので、会議全体を通じては無事?に終了できたのは幸いでしたが、テレビ会議システムが「本調子」ではないことは、間違いないようです。
自分的には経験が無かったため、上司92氏に相談。不調の原因を分析するため、後日に模擬会議を開催することとしました。各施設でテレビ会議システムを利用できる会議室は多用途であり、内部や外部の会議にも使用されているため、会議室が開いている日で調整を計り、開催する予定を立てていました。そして本日、予定通り模擬会議を開催することができました。
普段は二拠点ですが今回は原因分析のため、八雲側二つと熊石側一つの三拠点で行いました。

事前に打合せをしていた定刻となり、会議が開始されました。テレビ画面に自分を含めて三人の顔が映ります。ここまでは予定通りです。手を振ってみたり「聞こえますか~!」と声をかけてみたり。異常は見られません。「訴えのあった症状が出ないなー」と思っていたところ、突然の「砂嵐」登場。「あっ、これだ!」と思っていたところ、数秒で元の画面に戻ります。それから度々「砂嵐」が登場。八雲側二拠点には変化はありませんが、熊石側には度々「砂嵐」が登場したため、原因は熊石側にあると判断しました。

画面は「砂嵐」となっても「音声」は聞こえているということ、カメラとマイクは別に接続していることから、まずは「カメラ」の不調を疑うこととしました。代替品を熊石側に送り、届き次第、また模擬会議を開催して様子をみることとしました。
来月早々に本番の会議が予定されているため、それまでには不調の改善を計るべく、引き続き対応をおこなっていきます。

テレビ会議システムのカメラ
テレビ会議システムのカメラ。原因はこれかな?

(投稿者:ふろんと)

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