ケーブルを引く際に

先日の「大掛かりになってしまった作業」の際に、既設のLANケーブルや電源コードについても整理を行うことにしました。
といいますのも、壁から机へ向かっているケーブル類が床にガムテープで固定されていたり、そのまま転がっている状態であったからです。

まずは、ガムテープで固定されているケーブル類について、整理を行うことにしました。
ガムテープをはがします。LANケーブルやテーブルタップ、床タイルが「ベタベタ」な状態になっています。LANケーブルは、イスなどに踏まれていたのか、外皮が裂けて中のカラフルな芯が露出しています。テーブルタップは無事な模様です。
LANケーブルを交換。まだ経験が少ないLANケーブルの先、コネクタの取り付け作業を行います。愛用の「虎の巻」を見ながら芯を並び替え、コネクタに挿し込みます。そして、圧着。確認のためにおそるおそるテスターをかけます。音とともに「合格ランプ」が光りました。一回で成功しました!良かった、良かった。
テーブルタップは、古くコードが細いものであったため、別の物と交換しました。

最後に、ケーブルを「美しく隠す」ためのアイテム、「モール」を設置します。
モールにもいろいろあるようです。今回は、イスにひかれても良いタイプの丈夫なモールを選択します。商品名が一般的な呼び名になっているモールのようですが、ここでは「床モール」と呼びます。
一般的な素材はプラスチック製のようですが、さらに頑丈とするために「アルミ」が中に使用されている物も販売されているようですね。

床モールを保管している部屋に行き、取り出そうとしたところ、まだ箱の封が切られていませんでした。封を切ります。すると、ビニール袋に包まれて何かが入っていました。袋の中に入っている紙には「ケーブル仮止めテープ」と記載されています。
そういえば・・・。と、過去の記憶がよみがえります。
以前に元上司92氏がモールを設置しているのを見ていた時、モールからはみ出しそうになっているケーブルを落ち着かせるために、ケーブルを「セロハンテープ」で留めていました。このテープは、モールを使用する際に必要な場合があるアイテムということで、モールに付属されていたようです。

今回は、使用せずに作業は終わりましたが、専用のテープもあるのだと知った出来事でした。

ケーブル仮止めテープ
たまたま見つけたアイテム(ケーブル仮止めテープ)

(投稿者:ふろんと)

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暖かい空気は上に

ども。
席を外した瞬間に電話がかかってくる傾向にある担当ちゅんです。

防災の担当から相談を受けました。どうやら、夜警員さんの部屋に設置しているパトランプ(回転灯)について「取り付け位置が悪いので夜警員さんから見えづらい」とのこと。そのことと我々がどう関係しているのかという話になるのですが、今時のパトランプはシステムとLANで接続される「ネットワーク機器」なのです。これの位置を変更するとなると、LANの取り回しが必要になるのでどうしても我々が絡んできます。今や、情報機器は庁内津々浦々に存在していて、一時たりとも油断なりません。

で、続きを聞きますと「場所を変えるのに電気屋さんに工事を発注しようかと思っている」とのこと。しかし、現場を見てみるとパトランプにはUPSから延ばしてきた電源ケーブルが取り付けられ、天井裏から降ってきたLANケーブルが接続されているだけ。しかも、LANケーブルを引っ張ってみると、天井裏には多めに余長が取られているようです。
・・・気がついてしまったらもう引けません。「この作業で電気屋さんは不要」と伝え、我々が直営で位置変更を行うことになりました。

朝から隣席ふろんと氏を強引に連れ出し、現場で肉体労働。まずは高い位置に取り付けられていたパトランプを取り外して、下部の見やすい位置に移設するのですが、それにしても暑い!やはり暖かい空気というのは上に溜まるのですね。比重が軽くなる?とか何とか学校で習った気がします。固定されているネジを取り外すだけの何のことはない作業なのですが、体中の毛穴から汗が吹き出します。
ようやく所定の位置に移設が完了し、次はLANケーブルの取り回し。幸い、天井裏の余長だけで目的場所までの長さは足りるようです。・・・しかし、またしても天井付近にモールを貼りながらの作業。汗が吹き出します。

結果的に、思ったとおり電気屋さんのお世話になることなく作業を終えました。しかし、多量に汗をかいたせいか、体力の消耗が著しい事態に。何となく、体が重たく感じられる一日になってしまいました。最近はなぜか配線作業にご縁があるようで、毎日のように高いところに登っているような気がします。ケガをしないように気をつけなければ。

移設工事
作業中に偶然通りがかった職員からは「何でもするんだね」と。お褒めの言葉と受け止めました。

(投稿者:ちゅん)

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まさか、こんな大掛かりになるとは・・・。

以前より、職員の方から依頼を受けていた案件があったのですが、いろいろありまして、着手出来ずにいました。
その案件は、プリンターの接続方法の変更でした。
そのプリンターは、ある時期になると忙しくなるプリンターで、普段は本社の執務室に置かれており、出番が来ると別庁舎の「本部」に置かれるものでした。

別庁舎での業務の際には、別庁舎で臨時に構築されるネットワークに接続され、ネットワーク経由で印刷をおこないます。本庁舎で使用の際には、ネットワークが別になるため、ネットワーク接続ではなく、USB接続で使用していました。このUSBケーブルが事務の支障となっていました。(ケーブルの長さの限界)
執務室には無線アクセスポイントはありませんが、本庁舎ネットワークには接続出来ている環境であっため、USB接続のプリンターを無線LAN接続できるアイテムで接続し「USBケーブルからの解放」を行うこととしていました。その接続変更作業を本日、おこないました。

まずは、執務室でアイテムの設定をおこないます。
付属の説明書では事が足りず(今回の業務使用においては。)、「しっかりとした」説明書をダウンロードしましたが、上手くいかず・・・。「ギブアップです!」と上司ちゅん氏に泣きつきます。適切な指示により設定作業が進行。無事に設定が完了しました。確認のためpingをとりますと、しっかり返ってきました。

次に、設置場所の執務室に移動し、プリンターに取り付けをおこないます。
使用するパソコンのプリンター設定もおこない、テストプリントを実行します。・・・。しかし、プリントされませんでした。pingも通りません。「なぜだろう?」と考えます。アイテムに注目してみますと、無線通信をしている際に点滅するはずのランプが消灯しています。どうやら通信していない様子。再び設定を行った執務室に戻り、確認します。正常にランプが点灯します。pingも通りました。どうやら、無線の電波が弱い模様。パソコンで確認しますと十分な強度がとれていませんでした。

困りました。また、上司ちゅん氏に泣きつきます。経緯を説明。上司ちゅん氏は「有線接続」をすると言いました。今回のアイテムは、有線LAN接続も可能なものでありました。脚立の準備を指示されましたので、取りに行きます。上司ちゅん氏は脚立に登り、天井の点検口の蓋を開けて天井裏を見ています。
以前に使用していたLANケーブル?を数本発見した模様。そして、上司ちゅん氏の「匠の技」で「まあ、なんということでしょう!」目的の執務室まで本庁舎ネットワークがやってきました。
LANケーブルをアイテムに接続し、テストプリントを行います。無事にテストページの印刷が行われました!良かった。良かった。

簡単に終わる予定だったのですが、上司ちゅん氏を巻き込んで大掛かりな作業となってしまった出来事でした。

天井裏を見る上司ちゅん氏
天井裏の中を見る上司ちゅん氏

(投稿者:ふろんと)

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HARP協議会KU部会

ども。
出張明けでふらふらの担当ちゅんです。

何の出張かといえば、用務は北海道電子自治体運営協議会(HARP協議会)の企画運営部会です。2014年にバックオフィス部会の委員になって以来、3年ぶりの参加。にも関わらず、参加されている方々の顔ぶれがほとんど変わっていない(私も含め・・・)ところは、この業界特有のアレだと思います。

企画運営部会の委員として参加しようと思ったきっかけは、この間行われてきた自治体の情報セキュリティ対策が「構築」フェーズから「運用」フェーズへと移行するにあたって、その段階では当町としても意見反映していきたいと思ったことが一番大きな理由です。あとは言わずもがな、情報収集です。全道各地から集まってきた情報担当者間で情報交換できることは、何にも代えがたいメリットと思います。

いま、自治体のインターネット回線は都道府県単位で設置されている「自治体情報セキュリティクラウド」に接続したうえで、集中的かつ高度なセキュリティ対策が行われるようになっています。北海道でいえば180団体以上が同じネットワーク、同じスイッチを通ってインターネット接続されているわけで、そこの設定を変更するにも大変な苦労があります。どうチューニングしていくか、セキュリティと利便性のバランスをどうするか、不具合が起きたときはどう対処するかなど、全団体に関わる内容を簡単に「えい」という訳にもいきません。なので、この部会でしっかりと議論したうえで、一定の方向性を見出していくということになります。私からも少し(かなり?)発言もさせていただき、かなりパワーを使って疲れましたが、とても有意義な時間となりました。

そして、会議の後は恒例の意見交換会。表の会議では言えなかったあんなこと、こんなこと、もちろんここにも書けないことばかりですが、あっという間に時間が過ぎ去りました。色々な方とお話をさせてもらい、仕事に対するモチベーションがグッと上がったように思います。

HARP協議会
机に置かれたICレコーダーが気になってしまいます。しかも2つも!

(投稿者:ちゅん)

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日本語が入力できる状態にならない

先日、職員の採用の連絡があり、準備を行っていたノート型パソコン。準備が終了したため、試運転ならぬ「動作確認」を行うことにしました。

まずは、業務システムが動作するかを確認します。グループウェアや財務会計システムなどを起動させ、正常に動作するかを確認します。無事に起動と動作を確認できました。
次に、メールの確認。これも正常の動作が確認できました。
セキュリティ強靭化後は、インターネット閲覧はリモート環境で行っていますので、その動作も確認します。これも正常の動作を確認。我が社のホームページも無事に閲覧できました。
当町の業務用パソコンには、追加で数種類のソフトウェアをインストールしていますので、その起動と動作を確認します。こちらも無事に使用ができました。

そして、最後に「有名統合型オフィスソフトウェア」の起動と動作を確認します。
まずは、「有名文章作成ソフトウェア」の確認から。ソフトウェアを起動。無事に起動しました。文字を入力してみます。ひらがなが表示され、漢字変換操作を行うとひらがなが漢字へ変わりました。動作の確認ができました。良かった、良かった。
続いて、「有名表計算ソフトウェア」についても確認を試みます。ソフトウェアを起動。こちらも無事に起動しました。文字を入力してみます。アルファベットや数字が表示されました。良かった、良かった。
さらに、日本語の入力を試そうと「半角/全角」キーを押します。続いて、文字を入力を試みます。しかし、枠の中にはアルファベットが表示されています。ひらがなが表示されませんでした。頭の中に「?マーク」が浮かびます。「キーを押し間違えたかな?」と思い、もう一度「半角/全角キー」を押し、文字を入力してみます。やはり、アルファベットが表示されます。タスクバーの「言語」のところを見ますと、「あ」ではなく「A」が表示されています。この状態ではアルファベットが表示されて当然ですね。「設定が悪いのかな?」と思い、設定画面を開き「キーの設定」を確認します。見ますとキーの割り当ては間違ってはいませんでした。

「?」が頭の中に再びあらわれます。そして、「もしかして!」が頭の中に浮かびます。ソフトウェアが正常であれば、次に疑うは「ハードウェア」。キーボードの故障を疑います。
デスクトップ型パソコンからUSBキーボードを外し、対象のノート型パソコンへ接続します。そして、「半角/全角キー」を押します。すると、「A」の表示が「あ」の表示に変わりました!犯人はキーボードのようです。
ということで、キーボードの交換を実施。いつもの「宝箱」から同型のキーボードを探し、交換。動作を確認すると、「A」の表示が「あ」の表示に変わりました!良かった、良かった。

いろいろありましたが、新たな使用者のもとへパソコンが旅立って行った出来事でした。

キーの設定画面の写真
キーの割り当ては正常。今回はハードウェア障害でした。

(投稿者:ふろんと)

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