苦労の歴史?Twitterにメール投稿(下)

ども。
夏タイヤに交換するタイミングを見計らっている担当ちゅんです。

さて、本日は前回の記事の続きです。

Twitterに電子メールで「つぶやき」を投稿しなければならないのですが、そもそもTwitterにはそういった機能がなく、さらに外部サービスも次々に終了。どうしたものかと困り果てていたところ、とある業者さんから「それなら、Twitterと電子メールを橋渡しする何かを使うしかないですね」とアドバイスを受けました。なるほど、その手がありました。

ようやく光明が見えました。「橋渡しする何か」として、今回はWordPressを使うことにしました。我が社の公開WebサーバにWordPressをインストール。単なる橋渡しなので深く考えずにパパッと10分で作業終了です。WordPressのインストールってこんなに簡単だったかな?と思うほど、あっさり構築できました。

【以下、技術的な話題になります。ご了承を。】
まず、WordPressに電子メールで記事を投稿する方法ですが、プラグイン「Jetpack by WordPress.com」を利用します。このプラグインは非常に多機能で人気のあるプラグインですが、今回はメール投稿機能のみを目的として導入。WordPress.com側から示された投稿用アドレスにメールを送信すると、自動的にブログ記事として本文が投稿されます。とても簡単で、かつ便利なプラグインです。
次に、ブログ投稿があった際、本文を自動的にTwitter投稿する仕掛けを。こちらもプラグインで「NextScripts: Social Networks Auto-Poster」というものを利用します。設定がやや複雑ですが、導入さえできれば、ブログに記事が投稿されると自動的にSNSに投稿が行われます。このプラグインの素晴らしいところは、SNSに何を投稿するかを細かく指定できる点。例えば、[タイトル][本文][URL]というスタイルでの投稿もできますし、設定しだいでは[本文]だけ投稿ということも可能です。

以上の設定により、電子メールを送信すると、その内容をTwitterに投稿するという結果を得ることができました。副産物として、その中間にWordPressができあがりましたが、URLも適当ですし、robotsもnoindexとしてしまいました。でも、よく考えればWordPressを構築したのであれば、わざわざTwitterに拘らずにWordPressを公開すればよかったのでは?と後から気がつきましたが、それは今後の課題。まずはTwitterにメール投稿できるようになって一安心しました。

消防Twitter
現在のフォロワー数は436人です。ぜひフォローください!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

復旧作業中の連絡手段

当町では、ICT-BCPを作成し、災害についての備えを進めております。

昨年度、一年間かけて見直しを行い、改善点がいろいろと判明しました。それにともない、コツコツと準備を進めてきています。
先日の投稿にもあるような「サーバー室への鍵箱の設置」や「非常用資材の庁舎外施設への配置」などです。

他に、見直しの中で復旧作業場所(サーバー室)と庁舎内に設置が想定される災害対策本部との連絡を取る手段についての項目があがっていました。現在普及中の携帯電話は災害時には、通信制限や輻輳などで通話ができなくなることが想定されます。「衛星携帯電話」なる「高級品」を用意する案もありますが、購入・維持する費用も高額となります。そこで次の候補にあがった物が「トランシーバー」でした。
トランシーバーは、通信回線も必要なく、電源についてもバッテリーを搭載していますので、ある程度の時間、通話が可能となります。

数日が過ぎたある日、元上司92氏がどこからか持ってきてくれました。特定省電力トランシーバー(通称:特小)です。古い機種であったため、新しいバッテリーも用意してくれました。これなら、免許が無くても通話が可能です。
さっそく二人で、庁舎内で災害対策本部と想定される二ヶ所とサーバー室との間で通話が可能かを確かめます。上司92氏も自分もHUM免許保持者。扱いは手慣れたものです。試したところ、二ヶ所ともノイズも無くクリアな通話を行うことができました。良かった、良かった。

以前から準備はしてあったのですが、時期を逃して現場への配置が行われていませんでしたが、先日に配置をしてきました。
これでまた一つ、災害についての備えが行えた出来事でした。

設置されたトランシーバー
サーバー室に配置されたトランシーバー

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

苦労の歴史?Twitterにメール投稿(上)

ども。
道南ではそろそろ桜の季節。ようやく暖かくなり体調もすっきりの担当ちゅんです。

八雲町消防本部では、火災・救急等で出動する際に、Twitterにて情報発信しています。このサポート業務は専ら私が担当しているのですが、とにかく一筋縄ではいかない、苦労の歴史になっています。

以下、苦労話を振り返ります。

2012-03-02 消防車の出動状況をTwitterでお知らせ
2012-04-04 消防配信サービスでTwitterを利用した理由
2012-10-23 仕様変更には困るよ
2014-08-01 つぶやきトラブル

こうして見てみると、導入はもう5年も前の話。月日が経つのは早いものです。

さて、そんなTwitterですが、消防本部で運用する際に一番難しい点が「メールによるTwitter投稿」を実現しなければならない点です。火災・救急といった一刻をあらそう状況の中で悠長にSNS投稿などできるわけがありません。なので、消防署員や消防団員を招集する際に利用している電子メールの一斉配信システムを使って、ある特定のメールアドレスにメールが送信されると、メール本文がそのままTwitterに投稿になるという仕掛けで運用しています。いわば、副産物です。

そのメール投稿ですが、Twitter自体にはその機能は備わっておらず、これまで、外部の無償サービスを利用しながらなんとか続けてきました。しかし、最後まで利用してきたTwitterMailというサービスも今年1月には停止、ついにほとんどのサービスが終了してしまいました。裏返せば、メール投稿に需要が無いということだと思いますが、こちらからすれば生命線を絶たれて死活問題にまで発展してしまいました。いつかこういう日が来るとは覚悟していましたが、いよいよもって決断が迫られます。

どうすれば再びメール投稿を実装することができるのか。1週間近く悩んだ結果、とある業者さんからのアドバイスもあり、ある画期的な方法にたどり着きました。それは・・・と、書きたいところですが、かなり長くなってしまったので、解決編は次回にしたいと思います。

詳細は次回、おたのしみに。
電子メールとTwitterを「あるもの」で橋渡ししました。詳細は次回!

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

ついに設置へ・・・。

何度かにわたり記事になっております「ICT-BCP」に関わる「棹の鍵」の設置に関する話題。
鍵箱を用意したものの、肝心な「鍵」が無く、設置が宙に浮いた状態となっていました。
がしかし、先日、突然に机の引き出しから「鍵」が発見され、急展開を迎えたところでした。

と言うことで、作業を開始。

鍵につけるキーホルダーを準備します。鍵箱にキーホルダーが付属していましたので、それを利用します。色のバリエーションもありましたので、鍵ごとに色分けをすることにしました。
当社はサーバーラックを番号で管理しておりますので、キーホルダーには、サーバーラックの番号を印字したシールを貼ることにしました。
そして、鍵をキーホルダーのリングに取り付けます。鍵とキーホルダーの番号を間違えないように気をつけなが作業を進めます。
そして、完成!
鍵箱の中のフックにぶら下げます。良い感じです。

次に鍵箱の「ダイヤル錠」の番号を変更します。番号は、上司ちゅん氏と話をして決定しました。

そして、取り付けを行うためにサーバー室へ向かいました。
取り付け用のネジも付属していましたが、取り付け用の「マグネット」も付属していましたので、それを使用することにしました。
サーバーラック横の鉄の部分に取り付けることにしました。「バチン!」の音とともにくっつきました。地震で落下しては困りますので、くっつき具合を確認しました。手ではがそうと試みます。なかなかはがれません。かなりの強度のようです。「これなら大丈夫!」と確信し、マグネット接着に決定しました。

諸事情があり期間はかかりましたが、ようやく設置することができました。
また一つ、災害への備えが完了した出来事でした。

サーバー室に設置された鍵箱
無事に設置された鍵箱。これを利用する事態が起きないことを祈ります。

(投稿者:ふろんと)

カテゴリー: つぶやき | コメントする

紛らわしい文字のプロダクトキー

ども。
本日は隣席ふろんと氏がお休みで、一人寡黙に業務をした担当ちゅんです。

そういう状態だったので、最近ではすっかり隣席ふろんと氏の業務になりつつある業務用PCのセットアップも、久しぶりに私が担当。これはいつも書きますが、毎日だと苦痛極まりない単純なセットアップ作業ですが、たまにやると新たな発見もあり、楽しい作業です。

順調に作業を進め、とあるソフトウェアのインストールをする工程となりました。PCに付属しているライセンス証書の番号(プロダクトキー)をソフトウェアインストール時に入力することで、該当するバージョンのソフトウェアが自動ダウンロードされるという仕組みです。数百MBもあるアプリが、当然のようにネットでのダウンロード。改めて、すごい時代になったものだと感じます。

早速、プロダクトキーを入力。・・・と思ったのですが、ここで数分間悩むことになりました。

何が起きたかというと、そのプロダクトキーの中には「3種類」に読むことができる文字が複数含まれていたのです。その文字は「丸」なのですが、普通に見れば数字のゼロ、もしかしたらアルファベットのオー、でもアルファベットのキューに見えなくもない。つまり、文字にすると「0」か「O」か「Q」。参考までに文末に写真を貼りましたが、どうですか?皆さんは何に見えますか?

とにかく、入力してみるしかありません。まずは、全ての該当文字を「ゼロ」として入力してみますがNG。次にアルファベットの「オー」として入力してもダメ。色々と組み合わせてみても、なかなかヒットしません。私は文系な人間で、数字にはめっぽう弱いのですが、それでもこの組み合わせは「3の3乗=27通り」だと知っています。いくら間違っても、27回目には当たるだろう!と根気よく作業。最終的に10数回間違ったところで無事にキーが通った瞬間は、思わずため息がでました。紛らわしい文字はお願いですから使わないでほしいです。
ちなみに、気になる答えは写真の下段コメントに書いておきます。

プロダクトキー
物が物だけに「ぼかし」が多くて申し訳ありません。答えは3文字とも「Q」でした。

(投稿者:ちゅん)

カテゴリー: つぶやき | コメントする