大きな荷物

昼休みが終わり、コツコツと事務を行っていたところ、執務室に職員の方がやって来ました。「○○から大きくて重い荷物が来ています。」とのこと。「一階の受付に届いているであろうから、取りに行かなくては!」と思っていたところ、「間もなくあちら側(エレベーター側)からやって来ます。」とのことでした。
この時点で、○○から何が届いたのか、想像がついていませんでした。

しばらく待っていますと、あちら側から作業着を着た女性の方がこちらに向かって来ました。運送会社の方のようです。大きな段ボール箱をのせた台車を押しています。
この時点でも、箱の中身が何かがわからない状態でした。

そうこうしているうちに、荷物が目の前にやって来ました。
箱の表面には大きな赤文字で「精密機器」と「取扱注意」と記載されています。そして、アルファベットの小さな文字で記載がありました。
この時点でも、まだ「?」状態でした。
が、箱の「ロゴ」を見て思い出しました。「UPSだ!」この時点でやっと思い出せました、先日に上司ちゅん氏が発注しているのを・・・。

そこで、すかさず運送会社の方に言いました。「重かったでしょう!」。すると笑顔で「はい!スゴ~く重かったです!」と答えました。一緒に台車から箱をおろします。二人で持ってもかなり重いです。話を聞くと一人でトラックから降ろし、そして台車に積んできたそうです。小柄な女性にはさぞ大変だったと思いますが、「さすがプロ」だなと思って感心してしまいました。

重さが気になり、調べていますと梱包時の重量が33キログラムとのことでした。小学校3~4年生の男子の平均体重です。なかなかですね・・・。

重いとは聞いていましたが、UPS(無停電電源装置)の重さを実感した出来事でした。

届いた無停電電源装置
届いた無停電電源装置2台。次は、サーバー室へ運搬かな?

(投稿者:ふろんと)

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TV会議システム Ver.2

ども。
連休中は遠出せずのんびり過ごした担当ちゅんです。

先日、TV会議システムが不調になった話題をブログに書きました。

2017-04-04 情報政策室ブログ:TV会議システム不調の原因は・・・

上記記事では「原因はUSBの延長ケーブルでした」と結んでいましたが、実はその後の状況も思わしくありませんでした。加えて、現在自治体で早急に進められている情報セキュリティ対策の中でも、今後は「PlayStation Network」の利用が難しい状況となり、いよいよもってPlayStation 3から別な方式への切り替えに踏み切らざるを得ない状況となりました。
※少し技術的なことを書くと、PSNのビデオチャットで利用するポート番号は公式に公開されているものの、肝心の接続先URL(IPアドレス)は公開されておらず、FireWallでの設定が(無理ではないものの)困難な状況となりました。

とはいえ、近い将来このような時が来ることはあらかじめ想定しておりました。ついに「TV会議システム Ver.2」の構築に取り掛かります!

・・・と書きましたが、現在はビデオチャットなんて当たり前の時代になっています。無料で利用できるアプリも山ほどあり、どのアプリを利用するか選ぶことさえ可能な状況。初めてTV会議システムを構築した5年前とは時代は大きく変わりました。
さらにいえば、Windows 10はインストール直後から無料通話アプリ「Skype」が利用可能だと知っていますか?今やSkypeはMicrosoft社のサービスなのです。

ということで、初代システムはプレステを使っていて画期的なものでありましたが、2代目は普通にパソコンでSkypeです。マイクやスピーカーは初代のものをそのまま流用することで一切の経費をかけずにリプレイスとなりました。
本日、稼働テストを兼ねてTV会議が実施されましたが、極めて鮮明かつ安定した通話ができたようで、担当者としては一安心です。これまでほぼトラブルなく稼働してくれたPlayStation 3ですが、ついにお役御免の日を迎え少し寂しい気もします。

2代目
TVラックに機器を設置すると「システム」っぽくなりました

(投稿者:ちゅん)
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緑色の消火器

先日、南方のとある学校へ上司ちゅん氏と外勤をしました。パソコン教室のパソコンにプリンタードライバをインストールして、使用できるようにするためでした。
インストールは、上司ちゅん氏が管理ソフトウェアを使用して、教室全部のパソコンを一度に操作して行われました。自分は指示通りに作業が進んでいるかを教室の後方から、二十数台並んでいるパソコンの画面を見ながら確認を行いました。授業支援のソフトウェアは、このようなことも可能なのだと、勉強になりました。

インストール作業も無事に終わり帰社しようとした際、壁際の「消火器」が目にとまりました。「この学校のパソコン教室に消火器が置いてあるんだなぁー。」と思っていたところ、何かの「違和感」が生じました。あらためてよく見ると、消火器の上部が「緑色」でした。しかも、表面に表示されている丸印が二つしかなく、しかも色が黄色と青色でした。
貼られているラベルをよく見ると「二酸化炭素消火器」と記載されていました。

「二酸化炭素消火器」。調べてみますと、二酸化炭素を使用して「窒息消火」を行う消火器とのことでした。
一般の消火器は、「粉末消火器」と呼ばれ、普通火災(白色の丸印)油火災(黄色の丸印)電気火災(青色の丸印)に適用できる消火器なそうです。ほとんどの火災に対して使用が可能です。今回の消火器は「黄色と青色の丸印」、つまり、油火災と電気火災に特化した消火器でした。
粉末消火器は、化学薬品の粉末を噴射して消火するため、後に粉末だらけになってしまいます。しかし、二酸化炭素消火器は二酸化炭素が噴射されるため、電気設備やパソコンが粉末だらけになることはありません。

発生が予想される火災の種類によって、配置する消火器を選定する必要があることを学んだ出来事でした。

二酸化炭素消火器の写真
ノズルが太くなっているのは、二酸化炭素の気化熱による凍傷を防ぐためなそうです。

(投稿者:ふろんと)

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システムダウンの原因は

ども。
まだ花見の計画は立てていない担当ちゅんです。

先日、業務で外勤していると「システムがダウンしている」という電話連絡が入りました。「どのシステムですか?」と聞くと「よくわからないけど全部です!」とのことで、真っ青になりながら急ぎ職場に戻りました。

状況を確認するため、職場に到着するなりすぐにサーバ室に向かいます。すると、いつもは爆音のサーバ室が若干静かです。おかしい。ラックの扉を開けて中を見て、思わず「えーっ!」と声が出ました。なんと、ほぼ半数のサーバがシャットダウンしており、無停電電源装置(UPS)がバッテリー駆動していたのです。

一瞬頭の中が真っ白になりましたが、とにかくすぐにサーバを復旧させなければなりません。UPSの電気を別なコンセントから取るために延長ケーブルを床に這わせ、一つずつ復帰させます。どうやらサーバ室の壁コンセントのうち1系統がダメになっているようで、他のコンセントは大丈夫でした。

ひとまず、サーバは全て正常に再稼働させられたので一安心。いよいよ、原因の調査にあたります。実は、サーバ室には変電設備から直接電気を引き込んでいて、ブレーカーも単独で設置しています。なので、すぐにブレーカーは確認できるのですが、今回、これは全て正常な状態でした。
では、問題の壁コンセントはいったい何者なのか?という話になるのですが、どうやらサーバ室にある一部の壁コンセントはもともと庁舎についていたものだということが判明。急ぎ庁舎設備の担当者とブレーカーを確認してみると、やはり落ちていました。そのブレーカー、許容電流は20A。ご家庭用です。おそらく、サーバの負荷が高まったことで消費電力量も大きくなり、ついに限界を迎えたということなんでしょう。

原因が分かったところで、さっそく対策を。これまで、あまり電気のことは気にしていませんでしたが、今回のことを教訓に全てのコンセントから満遍なく電気をとるように変更しました。これからはどのコンセントから電気をとるかにも気をつけながら運用しなければいけませんね。それにしても心臓に悪い出来事でした・・・。

問題のブレーカー
情報担当者としてブレーカーの場所を把握しておくことは大切だと学びました

(投稿者:ちゅん)

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サポート終了

先月の半ば、パソコンのOSである「WindowsVista」のサポートが終了しました。が、3年前にサポートが終了した「WindowsXP」の時のような「騒ぎ」は、ほとんどと言って良いほどありませんでしたね。

正直にいいます。自分はWindowsVistaのOSがインストールされているパソコンを所有した経験はありません。それは、WindowsXPからWindows7に乗り換えたからです。当時の気持ち的には、許されるならWindowsXPをまだまだ使いたかったです。そう思われた方も多かったのではないかと思います。と言うのも、当時の書店のパソコン書コーナーには「まだまだWindowsXPを使い続ける方法」のようなタイトルの書籍が多々ならんでいたからです。また、新しいOSに乗り換える際には、色々と「手間」が発生しますので、それが「おっくう」ということもありました・・・。

WindowsXPは、ServicePackなるサポートを三回も受け、約13年間もサポート期間が続きました。WindowsVistaについては、ServicePackを二回受け、約10年間のサポート期間が続きました。Windows7についても同じく約10年間のサポート期間の予定となっています。

当社では「レジェンドPC」に代表されるように、導入当時の「事情」から、Windows7ダウングレードXPモデルを大量に導入したこともあり、WindowsVistaモデルのパソコンは「無い」と言っても過言ではありません。レジェンドPCは、XP~7~10と三つのOSを渡り、今も現役で使用されています。

皆様のパソコンのOSは、WindowsVistaではありませんか?もしかしたらWindowsXP?
セキュリティ上、使用は危険ですので、OSの確認をして対策を行いましょう!

WindowsVistaのライセンスシール
当社では希少なWindowsVistaモデル 

(投稿者:ふろんと)

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