ども。
最近、天気予報の的中率の低さにやきもきする担当ちゅんです。
業務用パソコンを調達する際などには仕様書を作成することになるのですが、毎年作成していて「CPUって難しいな」と感じています。
インテル社のCPUは「Core i」から始まる型番を使い始めて、今年でおそらく10年目くらいになると思います。世代で言うと現在最も新しいものは「第7世代」と呼ばれるもので、最上位の「i7」は最新だけあって素晴らしい処理能力を誇ります(今後Core i9が出るというニュースもありますが)。
しかし、一方で呼び名は第1世代でも第7世代でも同じ「Core i7」ですから、一見しただけではそれがどの程度の処理能力なのか判別が難しいですよね。
このような話を、先日隣席ふろんと氏と職場で話しておりました。私は「いくら旧世代でもi7は別格」という思いもあって、自分で所有しているPCは特別な理由が無ければ精神衛生上、i7を選ぶようにしているのですが、「旧世代のi7は今の世代のCPUと比べたらスペック的にどうなんだろうね」という話になりました。
※ちなみに、職場のPCにはi7など不要ですので、我が社では標準的なi3を導入しています。
恐る恐る、調べてみました。私が現在所有しているノートPCには「第2世代」のCore i7である「Core i7 2640M」が搭載されています。一方、最新のビジネス用エントリークラスには「第6世代」のCore i3である「Core i3 6100U」が多く搭載されているようです。この情報をもとに、以下のサイトで比較を行ってみます。
BTOパソコンミニ館:ノートパソコンのCPU性能比較
http://btopc-minikan.com/note-cpu-hikaku.html [外部リンク]
薄々気がついてはいたものの、正直がっかりな結果でした。上記サイトでi7 2640Mはスコアが「3858」、i3 6100Uは「3576」となり、かろうじて上回ってはいるものの、性能的にはi3とほとんど変わらないという結果。もちろん、CPUのどの能力に着目するかによっては多少差は出るのでしょうけど、ここで言いたいことは「第6世代すごい!」ということです。名前だけで判断してしまうと「i3よりもi7の方が速いでしょ」と思われがちですが、CPUに関しては世代に注意をしないと、うっかり「i3よりもスペックが低いi7」という話になりかねません。これからは世代にも注目してCPUを選定したいと思います。
以下、同業者向けに余談。
ちなみに、Core iシリーズCPUの世代の簡単な見分け方は、型番の数字の頭文字です。これが2から始まれば第2世代、6から始まれば第6世代。第1世代のみ例外で数字が3桁となります。これを知っていれば、どこかで役に立つかもしれませんね。
なお、第7世代との比較では恐れていたことが起きてしまいました。
(投稿者:ちゅん)